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7995・東証プライム・化学

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株式会社バルカー7995

シール製品事業

バルカーの主力セグメント。先端産業向け高機能シール製品が収益の柱を担う。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2027年3月期第1四半期)12,424百万円10,319百万円(2026年3月期第1四半期)↑
セグメント利益(2027年3月期第1四半期)2,532百万円1,677百万円(2026年3月期第1四半期)↑
受注高(2027年3月期第1四半期)13,956百万円10,038百万円(2026年3月期第1四半期)↑
受注残高(2027年3月期第1四半期末)8,894百万円6,571百万円(2026年3月期第1四半期末)↑

事業詳細

プラント・機器関連製品、エラストマー製品、自動車部品、その他シール製品を製造・販売する当社グループの中核事業。国内外の製造・販売子会社(VALQUA AMERICA INC.、台湾バルカー国際股份有限公司、VALQUA VIETNAM CO.,LTD.等)を通じてグローバルに展開。先端産業市場(半導体関連)向け高機能シール製品の販売が高水準に推移し、業績を牽引する最重要セグメント。

直近の概況

先端産業向け高機能シール製品の販売好調で増収増益、受注も大幅増加。

2027年3月期第1四半期は、先端産業市場向け高機能シール製品の販売が高水準に推移したことにより、売上高12,424百万円(前年同期比20.4%増)、セグメント利益2,532百万円(同51.0%増)となった。受注高は13,956百万円(同39.0%増)、受注残高は8,894百万円(同35.4%増)と大幅に拡大し、需要の強さが続いている。会社全体でも通期業績予想を上方修正しており、半導体周辺市場の成長を背景に製品力強化・生産拠点増強を推進中。

主要プロダクト

product
プラント・機器関連製品

国内外のプラント市場向けに供給されるシール関連製品。

product
高機能シール製品(先端産業向け)

先端産業市場向け高機能シール製品の販売が高水準に推移し、当四半期の増収増益を牽引した主力製品群。

product
エラストマー製品

各種産業機器向けに供給されるエラストマー系製品。

product
自動車部品

自動車メーカー・部品メーカー向けに供給されるシール関連部品。

service
AIソリューション・デジタルサービス(プラント向け)

デジタルソリューションなどの研究開発体制の整備を推進中の新規サービス領域。

成長ドライバー

  • 先端産業市場(半導体製造装置等)向け高機能シール製品の需要拡大が加速
  • 生産拠点の増強(生産能力増強への投資継続)
  • デジタルソリューションなど研究開発体制の整備進展
  • グローバル販売ネットワーク(米国・台湾・ベトナム・タイ・シンガポール等)の活用
  • 受注残高の積み上がりによる先行受注確保

リスク

  • プラント市場向け設備メンテナンス件数の減少による売上下押し圧力
  • 半導体関連需要の変動リスク(想定以上の水準となったが、先行きの需要動向は不透明)
  • ホルムズ海峡周辺の地政学的問題など、業績予想に織り込まれていないリスク要因
  • エネルギー・原材料価格及び物流費用の上昇によるコスト増加圧力
  • 世界的なサプライチェーンの寸断や急激な外国為替水準の変動リスク

機能樹脂製品事業

フッ素樹脂製品を中心に先端産業・プラント市場向けに展開する事業セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期第1四半期)4,766百万円3,630百万円(2026年3月期第1四半期)↑
セグメント利益(2027年3月期第1四半期)370百万円124百万円(2026年3月期第1四半期)↑

事業詳細

フッ素樹脂製品(加工品・特殊タンク・バルブ等)を中心とする機能樹脂製品の製造・販売を行うセグメント。主要製造会社は国内の㈱バルカーミカワフロンテック、海外は台湾バルカー国際股份有限公司。先端産業市場(半導体関連)およびプラント市場向けのライニングタンク・フッ素樹脂加工品が主力であり、半導体製造装置・工場向けの高機能フッ素樹脂製品の供給を担う。2027年3月期第1四半期は先端産業市場・プラント市場向け需要の回復により大幅増収増益となった。

直近の概況

先端産業・プラント両市場向け需要回復で大幅増収増益

当第1四半期連結累計期間の売上高は4,766百万円(前年同期比31.3%増)、セグメント利益は370百万円(同196.1%増)となった。先端産業市場・プラント市場向けのライニングタンクや先端産業市場向けフッ素樹脂加工品など幅広い製品の需要が回復したことが増収増益の主因。

主要プロダクト

product
ライニングタンク

半導体製造プロセス向けおよびプラント向けに供給されるフッ素樹脂ライニングタンク。当第1四半期は先端産業・プラント両市場での需要回復が売上拡大に寄与した。

product
フッ素樹脂加工品

半導体関連の先端産業市場向けに展開するフッ素樹脂加工品。市場の設備投資回復を背景に需要が拡大している。

product
フッ素樹脂バルブ

既存の主要プロダクトラインとして継続展開。

成長ドライバー

  • 半導体関連市場の回復に伴うライニングタンク・フッ素樹脂加工品の需要拡大
  • プラント市場向け製品需要の回復
  • 中期経営計画NF2026に基づく半導体関連市場への資源配分強化とサプライチェーン整備
  • デジタルソリューションを活用した研究開発体制の整備・高付加価値化推進

リスク

  • 先端産業市場・プラント市場向け需要の変動リスク
  • 地政学リスク(ホルムズ海峡周辺情勢等)の高まりによるグローバルサプライチェーンへの影響
  • エネルギー・原材料価格及び物流費用上昇による収益圧迫
  • 半導体関連市況の変動による業績のボラティリティ

シリコンウエハーリサイクル事業他

シリコンウエハーリサイクル・発電事業を担う小規模セグメント。2025年3月期に主力子会社を売却し事業終息。

期間今期前期増減率
売上高3,161百万円3,002百万円↑
セグメント損失△172百万円△34百万円↓
セグメント資産314百万円2,590百万円↓
減価償却費216百万円206百万円↑
有形固定資産及び無形固定資産の増加額108百万円111百万円↓

事業詳細

シリコンウエハーリサイクル及び太陽光発電等を中心とするその他製品の製造・販売を行うセグメント。主要構成会社は九州バルカー㈱(国内)および㈱バルカー・エフエフティ(2025年3月21日に全株式譲渡済)。デジタルソリューション事業の顧客獲得も推進していたが、開発費用が先行し収益化に至らなかった。2025年3月期をもって事業ポートフォリオの最適化方針に基づき主力事業を売却し、当連結会計年度(2025年3月期)の実績を最後に報告セグメントから除外された。

直近の概況

主力子会社の全株式譲渡により事業終息。セグメントは2026年3月期より廃止。

2025年2月26日開催の取締役会において㈱バルカー・エフエフティの全株式譲渡を決議し、同年3月21日付で実行。これによりシリコンウエハーリサイクル事業他セグメントは2026年3月期第1四半期より廃止され、報告セグメントは「シール製品事業」と「機能樹脂製品事業」の2区分に集約された。2025年3月期(最終年度)の売上高は3,161百万円(前期比5.3%増)となったが、デジタルソリューション開発費用の先行計上によりセグメント損失172百万円(前期損失34百万円から拡大)を計上した。

主要プロダクト

service
シリコンウエハーリサイクル

半導体製造工程で使用されたシリコンウエハーを再生・リサイクルする事業。主要事業会社である㈱バルカー・エフエフティが担っていたが、2025年3月21日に全株式を譲渡し事業から撤退した。

service
太陽光発電等

九州バルカー㈱が中心となり太陽光発電等の発電事業を展開。シリコンウエハーリサイクル事業と並ぶセグメントの構成事業であったが、規模は小さく、セグメント廃止後は他セグメントに吸収または整理された。

platform
デジタルソリューション

デジタルソリューション顧客獲得は堅調に推移したものの、開発費用が先行し収益化に至らなかった。プラント向けシステムが採用されるなど収益化フェーズへの移行を開始していたが、セグメント廃止に伴い他事業に統合された。

成長ドライバー

  • シリコンウエハーリサイクル主力事業の需要が堅調に推移(2025年3月期売上高前期比5.3%増)
  • デジタルソリューション事業における顧客獲得の進展(プラント向けシステムの採用)

リスク

  • デジタルソリューション開発費用の先行計上によるセグメント損失の拡大(△172百万円)
  • 主力子会社㈱バルカー・エフエフティの全株式譲渡によるセグメント消滅リスク(2026年3月期より廃止済)
  • セグメント資産が前期2,590百万円から314百万円へ急減(主力子会社売却の影響)
  • 事業ポートフォリオ最適化の方針に基づく選択と集中により、当セグメントは事業継続性なし

その他(全社資産)

報告セグメントに帰属しない本社の全社資産を管理する区分

期間今期前期増減率
全社資産(その他)10,644百万円11,619百万円↓

事業詳細

「その他」は事業セグメントではなく、報告セグメント合計と連結財務諸表計上額との差額調整のために設定された全社資産区分である。主な内容は、報告セグメントに帰属しない本社の現金及び預金、投資有価証券等であり、売上高・セグメント利益は計上されない。2025年3月期末の全社資産は10,644百万円(前期11,619百万円)であり、975百万円減少した。

直近の概況

全社資産は前期比975百万円減少し10,644百万円に縮小

2025年3月期末の全社資産は10,644百万円となり、前期(2024年3月期末)の11,619百万円から975百万円減少した。主な要因として、投資その他の資産に含まれる投資有価証券の減少(前期比△19,556百万円規模の連結全体での減少)が挙げられる。なお、当該区分には売上高・利益は配分されず、減損損失の計上実績もない。2026年3月期第3四半期時点では、本社資産の動向は連結貸借対照表上の現金及び預金7,370百万円・投資有価証券4,319百万円等に反映されている。

主要プロダクト

主要プロダクトは現在準備中です

成長ドライバー

成長ドライバーは現在準備中です

リスク

  • 全社資産の主要構成である投資有価証券は市場価格変動リスクを有し、株式市場の下落局面では資産価値が毀損する可能性がある
  • 本社の現金及び預金はグループファイナンスを通じた一元管理下にあるが、グループ全体の資金需要増加時には流動性が低下するリスクがある

最終更新: 2026年7月30日