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7951東証プライムその他製品

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楽器

ヤマハの主力セグメント。ピアノから管弦打楽器まで幅広い楽器を製造・販売。

期間今期前期増減率
売上収益304,924百万円296,100百万円
事業利益21,218百万円22,068百万円
事業利益率6.96%7.45%
売上収益増減額(前期比)+8,824百万円(+3.0%)
事業利益増減額(前期比)△850百万円(△3.9%)

事業詳細

ピアノ(アコースティック・電子・ハイブリッド)、管楽器、弦楽器、打楽器、ギター等の製造・販売に加え、YAMAHA MUSIC SCHOOLの運営やミュージックコネクト事業を展開。初心者からプロフェッショナルまで幅広いユーザーを対象にグローバルに事業を展開する。売上収益304,924百万円は全社売上収益465,330百万円の約65.5%を占める中核セグメント。

直近の概況

ギター・電子楽器・管弦打楽器が増収をけん引するも、ピアノ減収と米国追加関税・コスト上昇で事業利益は減益。

2026年3月期の楽器セグメントは、売上収益が前期比8,824百万円(3.0%)増の304,924百万円となった。北米でのアコースティックギター・Line 6販売増、全地域での電子楽器販売増、国内・欧州での管楽器好調が増収に寄与。一方、アコースティックピアノは欧州・中国での需要回復遅れにより通期では減収。事業利益は米国追加関税の影響や調達コスト上昇、モデルミックスの変動等により850百万円(3.9%)減の21,218百万円となった。ギター事業は固定費削減・製造効率化・高付加価値商品拡充が計画を前倒しで進捗し収益性を改善した。

主要プロダクト

product
鍵盤楽器(ピアノ)

アコースティックピアノは欧州・中国での需要回復遅れにより通期では減収となったが、第4四半期は前年比で販売増に転じた。電子楽器はデジタルピアノの需要増に加え、ポータブルキーボードがその他の地域で販売を伸ばし増収となった。

product
管弦打楽器

国内と欧州の管楽器販売が好調で増収となった。教育用途から演奏家向けまで幅広いラインアップを持つ。

product
ギター(Line 6含む)

北米でアコースティックギターとLine 6の販売が増加し増収となった。固定費削減・製造工程効率化・高付加価値商品拡充が順調に進捗し、計画を前倒しして収益性を改善した。

service
YAMAHA MUSIC SCHOOL / ミュージックコネクト事業

Yamaha Music School Onlineや楽器演奏をより楽しむためのスマートフォン用アプリなどのコンテンツを拡充。Yamaha Music IDを活用したメンバーシッププログラムの運用を欧州より開始。国内楽器事業では価格の適正化・商品ラインアップ見直し・店舗教室の統廃合を進めているが、市場の冷え込みにより目標進捗に遅れが生じている。

成長ドライバー

  • 北米を中心としたギター(アコースティックギター・Line 6)の販売増と収益性改善(計画前倒し達成)
  • 全地域でのデジタルピアノ需要増およびポータブルキーボードのその他地域での販売拡大
  • 国内・欧州での管楽器販売好調による管弦打楽器セグメントの増収
  • ピアノ生産拠点再編による収益性改善の計画通り進捗
  • Yamaha Music IDを活用したメンバーシッププログラム(欧州展開開始)やYamaha Creator Passなどデジタルサービスによる顧客接点拡大
  • 新興国(インド・中南米・アセアン・中近東)での販売伸長ポテンシャル

リスク

  • 欧州・中国を中心としたアコースティックピアノの需要回復遅れ(市場在庫コントロールが継続課題)
  • 米国追加関税および部品・原材料費・人件費・物流費等のコスト上昇による事業利益圧迫
  • 国内楽器事業の市場冷え込みによる価格適正化・店舗統廃合施策の目標進捗遅れ
  • 中国市場の長期低迷継続(不動産市場悪化・教育需要の縮退)
  • 欧州市場でのEC中心の価格競争激化(普及価格帯製品の苦戦)
  • Yamaha Music Europe GmbHに対する英国での集団訴訟(再販売価格維持行為に関する競争法違反)の偶発負債リスク(現時点で手続き進捗なし・引当金未計上)
  • 地政学リスクの高まりや世界的な物価上昇による消費者心理悪化と教育需要低迷

最終更新: 2026年6月25日