株式会社ニッピ7932
コラーゲン・ケーシング事業
国内唯一・世界四大メーカーの一角を担うソーセージ用可食性コラーゲン・ケーシング製造販売事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,236百万円 | 9,328百万円 | ↓ |
| セグメント利益(営業利益) | 812百万円 | 1,165百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 548百万円 | 691百万円 | ↓ |
| 有形及び無形固定資産の増加額 | 169百万円 | 174百万円 | ↓ |
| 減損損失 | 438百万円 | 0百万円 | ↓ |
事業詳細
提出会社が在外連結子会社より加工済原材料を調達し、ソーセージ用可食性コラーゲン・ケーシングを製造。国内ハム・ソーセージメーカーへの直販に加え、北米向けはNIPPI COLLAGEN NA INC.経由で輸出販売を行う。国内では着色ケーシング・ウィンナーサイズが主力。2026年3月期は多品種少量化の進展に伴う生産効率低下や人件費・原料費上昇が響き、不採算製造設備の減損損失438百万円を計上した。
直近の概況
多品種少量化・生産効率低下と不採算設備減損で大幅減益
2026年3月期のコラーゲン・ケーシング事業は、売上高9,236百万円(前期比1.0%減)、セグメント利益812百万円(同30.3%減)と大幅減益。原料費・人件費の上昇に加え、販売品目の多品種少量化や夏期高温多湿による生産効率低下が利益を圧迫した。さらに、将来にわたり採算改善が見込めない海外向け特別仕様製品の生産から撤退し、関連設備・改造費用等の減損損失438百万円を特別損失として計上した。北米向け輸出は好調だったが、アジア向けは価格競争激化で減収となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 北米向け輸出の安定需要と好調な販売継続による収益貢献
- 不採算製造設備の整理・撤退による固定費構造の改善と収益性回復
- 着色ケーシング・ウィンナーサイズなど堅調品種による国内売上下支え
- 歩留まり向上・製造工程見直しによる生産性改善とコスト低減
- 多品種少量化対応体制の構築による顧客ニーズへの対応強化
リスク
- 原料費(コラーゲン原料)・燃料費・人件費の上昇による製造コスト増
- 多品種少量化による生産効率低下の継続リスク
- アジア向け輸出における価格競争激化
- 国内フランクサイズの季節需要変動リスク(天候・イベント依存)
- 米国通商政策(関税)の動向による北米輸出への影響
- ハム・ソーセージメーカーの価格改定に伴う小売販売量縮小の波及
最終更新: 2026年6月25日

