顧客企業の業績への依存
主力事業である電気機器業界向けラベル・パネル類の受注は、顧客企業の業績や製造ラインの海外シフトといった当社グループが管理できない外部要因に大きく左右される。また、顧客からの値下げ要求に応じた場合、利益率の低下を招く可能性がある。対応策として、パネル部材業界でのシェア拡大と特定顧客への受注依存体質の回避を重点施策として推進している。
材料費・外注費の高騰
原材料価格や外注費単価が著しく上昇した場合、その上昇分を製品価格に転嫁できなければ当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性がある。電気機器業界向け製品の製造コスト構造上、材料費・外注費は収益性に直結する重要な変動要因である。リスク低減策として、購買先・委託先の複数確保および需要動向に応じた調達時期の見直しを実施している。
為替レート変動リスク
海外子会社は原材料の一部を日本から調達しているため、円高または外国通貨安局面では仕入コストが増加し、利益率および商品競争力の低下をもたらす可能性がある。また、海外子会社の売上・費用・資産等の現地通貨建て項目は連結財務諸表作成時に円換算されるため、換算レートの変動が財務状況全体に影響を及ぼす。対応策として、為替動向の継続的なモニタリングと為替予約取引等によるヘッジを実施している。
海外事業リスク(マレーシア)
マレーシアにおいてサンコウサンギョウ(マレーシア)SDN.BHD.が操業しており、現地の政治・法規制の変化や労働環境の悪化など予期せぬ事象が発生した場合、原材料・部品調達や生産の遅延といった問題が生じ、業績および財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある。リスク低減策として、現地法人を通じた社会経済・政治・法規制動向の情報収集を行い、対応が必要な事象には現地法人や専門家と連携して対処する体制を整えている。
新規事業の縮小・撤退リスク
当社グループは新規事業の育成・拡大を方針として掲げているが、価格競争の激化・急速な技術革新・市場ニーズの急激な変化等により、新規事業の縮小や撤退を余儀なくされた場合には業績に大きな影響を及ぼす可能性がある。対応策として、開発・営業開拓における選択と集中による優先度付けと、定期的なモニタリングによる状況共有・議論を通じてリスク低減を図っている。
パンデミックによる事業影響
人材を最重要経営資源と位置づける当社グループにおいて、感染症の世界的大流行(パンデミック)が発生した場合、社員やビジネスパートナー企業の生産活動に大きな支障が生じ、事業および経営活動全般に影響が及ぶ可能性がある。対応策として、WHO・日本政府の指針の適切な把握、各事業所・工場での衛生対策強化、感染症発生地域への業務渡航自粛、および在宅勤務環境の整備を発生レベルに応じて実施している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月29日

