野崎印刷紙業株式会社7919
印刷事業(野崎印刷紙業株式会社・単一セグメント)
包装資材・情報機器が主力の総合印刷企業(単一セグメント)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 14,016百万円 | 14,570百万円 | ↓ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 516百万円 | 690百万円 | ↓ |
| 経常利益(2026年3月期通期) | 570百万円 | 751百万円 | ↓ |
| 親会社株主帰属当期純利益(2026年3月期通期) | 359百万円 | 522百万円 | ↓ |
| 売上高営業利益率 | 3.6% | 4.7% | ↓ |
| 自己資本比率 | 43.5% | 41.3% | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 286.22円 | 267.33円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 22.17円 | 31.45円 | ↓ |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 462百万円 | 653百万円 | ↓ |
| 年間配当金 | 7.50円 | 7.50円 | — |
事業詳細
当社グループは印刷事業の単一セグメントで構成され、①商業印刷(カタログ・パンフレット等)、②包装資材及び紙器・紙工品(包装紙・紙袋・紙器・ビジネスフォーム等)、③情報機器及びサプライ品(バーコードプリンター・タグ・ラベル等)、④その他(化成品・チケットパック等)の4部門で事業を展開する。国内市場に特化し、子会社を含むグループで製造・販売を行う。中期経営計画「nozaki2024/2026 SHINKA」に基づき企業価値向上を推進している。
直近の概況
特需剥落・コスト増が重なり全利益項目が前期比2割超の減少
2026年3月期は売上高14,016百万円(前期比3.8%減)、営業利益516百万円(同25.2%減)、親会社株主帰属当期純利益359百万円(同31.2%減)と全項目で前期を下回った。前年の物流業界向け特需の反動・価格競争による販売価格低下に加え、原材料高止まり・賃上げによる人件費増加・工場設備修繕工事増加・ITセキュリティ機器全面更新に伴う製造原価上昇が重なった。2027年3月期業績予想は中東情勢によるホルムズ海峡封鎖の影響でナフサ調達が不安定となり、原材料・副資材の供給遅延・価格高騰が見込まれるとして現時点で未定とされている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 情報機器及びサプライ品部門における小型・中型プリンターおよびカスタマイズ機の受注増加(同部門は前年同期比0.3%増と唯一プラス維持)
- 「印刷×DX」の取り組みによる既存製品の高付加価値化
- 中期経営計画「nozaki2024/2026 SHINKA」に基づく積極的な設備投資(2026年3月期:有形固定資産取得1,013百万円)による生産体制強化
- 食品業界向けタグ・ラベルおよびECサイト向けデータプリント事業の堅調な推移
- 各種設備活用による代替印刷方法の提案およびローコストオペレーションの追求による企業価値向上
リスク
- 中東情勢によるホルムズ海峡封鎖でナフサ調達が不安定化し、紙・フィルム等原材料およびグラビア印刷用希釈溶剤・タック紙用粘着剤等副資材の供給遅延・価格高騰リスク(2027年3月期業績予想を未定とする主因)
- 前年計上の物流業界向け特需剥落および同業他社との価格競争激化による売上高の構造的減少
- 賃上げ・物価上昇による人件費増加および工場設備修繕・ITセキュリティ投資増加による製造原価上昇
- 原材料・エネルギー価格の高止まりおよび地政学リスク(ロシア・ウクライナ問題長期化・円安基調)によるコスト圧迫
- 紙媒体からデジタルへの移行加速(ペーパーレス化)による印刷需要の構造的縮小
- キャッシュ・フロー対有利子負債比率の悪化(2025年3月期3.6年→2026年3月期6.7年)およびインタレスト・カバレッジ・レシオの低下(同56.7倍→16.8倍)
最終更新: 2026年6月19日

