IPビジネスの競争激化と特定IP依存
IPビジネスにおける競争激化や市場・顧客の急速な変化により、特定IPへの依存が収益の不安定化を招くリスクがある。また、IP創出・取得・保護に関する投資増加が財務負担となる可能性もある。対応として、新規IP創出・育成の強化、多彩なIPポートフォリオの確立、外部パートナーとの協業推進を実施している。
知的財産侵害によるIP価値毀損
模倣品の流通や知的財産の侵害により、グループが保有するIPの価値が毀損されるリスクがある。IPを活用した商品・サービスの品質不具合も顧客信頼やブランド価値に悪影響を与えうる。模倣品排除を含む知的財産の適切な活用と保護、社内外向け啓発活動を実施することで対応している。
サイバー攻撃・情報セキュリティ
サイバー攻撃等による情報流出や事業システムへの影響が重大なリスクとして認識されており、技術の進化や法令変化への対応遅れ、社内の情報リテラシー低下も懸念される。グループ情報セキュリティ管理規程に基づき、監視・脆弱性対策の強化、情報セキュリティ部門の拡充、従業員教育の強化を推進している。
デジタルゲーム開発費高騰
デジタルユニットにおいて、ゲーム開発期間の長期化と投資額の上昇が収益性を圧迫するリスクがある。プラットフォームの多様化や技術の急速な進化への対応も追加的なコスト要因となる。クオリティ重視の開発体制強化・効率化、外部スタジオとの協業、最適なタイトルポートフォリオの構築により対応している。
グローバル展開に伴う規制・法令リスク
各地域における政策・法令・制度・業界ルールの変化への対応が求められ、対応の遅れや違反が事業継続に影響を与えるリスクがある。各地域の文化・顧客志向・流通慣習への不適応も競争力低下につながりうる。各地域の最新情報の収集・共有体制強化、海外ガバナンス体制の強化、ワンオフィス化の推進で対応している。
IP戦略人材の確保・育成困難
IP軸戦略を推進する専門人材の確保競争が激化しており、事業基盤を支えるコーポレート人材の不足も課題となっている。外部クリエイター人材や外部パートナー企業との関係構築においても競争が激化している。多彩な人材が活躍できる制度の導入、グローバル人材・コーポレート人材の確保・育成、エンゲージメントサーベイの実施で対応している。
為替変動・株価変動リスク
グローバルに事業を展開するバンダイナムコグループは、為替変動により売上高・利益が影響を受けるリスクを抱えている。株価の変動も保有有価証券の評価や資本政策に影響を与えうる。リスクマネジメント体制の強化と適時適切な情報開示等により対応している。
トイホビーの原材料価格上昇
トイホビーユニットにおいて、原材料・燃料の価格上昇や原材料の調達困難が製造コストを押し上げ、収益性を悪化させるリスクがある。プラスチック利用規制の強化も中長期的なコスト増加要因となる。生産体制の拡充・効率化、生産拠点の分散、新素材の研究開発等による石油由来プラスチック使用量削減で対応している。
天災・感染症等の事業中断リスク
地震等の天災、感染症の拡大、政情変化等により、グループの生産・販売・サービス提供が中断されるリスクがある。特に生産拠点の地域集中は被害の拡大につながりうる。BCP・BCMに基づく訓練の推進と継続的な見直し、生産拠点の分散、各国・地域の政府要請に基づく対応を実施している。
コンプライアンス違反・訴訟リスク
国内外のグループ各社において法令違反やコンプライアンス違反が発生した場合、企業の信頼性低下や訴訟・制裁金等の財務的損失につながるリスクがある。グループコンプライアンス委員会を中心に、コンプライアンス教育・啓発活動の継続、コンプライアンス意識調査、内部通報制度の整備により対応している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

