株式会社フルヤ金属7826
電子
電子部品製造用の貴金属ルツボ・工業用製品を製造販売するセグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年6月期第3四半期累計) | 7,407百万円 | 4,799百万円(2025年6月期第3四半期累計) | ↑ |
| 売上総利益(2026年6月期第3四半期累計) | 1,844百万円 | 1,620百万円(2025年6月期第3四半期累計) | ↑ |
| 売上総利益率(2026年6月期第3四半期累計) | 24.9% | 33.8%(2025年6月期第3四半期累計) | ↓ |
| 売上高(2025年6月期通期) | 5,904百万円 | — | — |
| 売上総利益(2025年6月期通期) | 1,729百万円 | — | — |
| 売上高(2026年6月期中間期) | 5,408百万円 | — | — |
| 売上総利益(2026年6月期中間期) | 1,076百万円 | — | — |
事業詳細
携帯電話のSAWフィルター、光アイソレーター、LEDや医療用シンチレーター等の酸化物単結晶育成に使用されるイリジウム・プラチナ製ルツボ、および光学ガラス溶解・成形用の工業用貴金属製品を製造販売する。主要顧客は半導体・電子部品・医療機器メーカー。2026年6月期第3四半期累計では北米向け売上高が4,126百万円と最大地域となり、グローバルな販売構造を持つ。セグメント利益は売上総利益ベースで算定される。
直近の概況
光通信・医療向け好調でQ3累計売上高は前年同期比54.3%増の7,407百万円
2026年6月期第3四半期連結累計期間(2025年7月〜2026年3月)において、電子セグメントの売上高は7,407百万円(前年同四半期比54.3%増)、売上総利益は1,844百万円(同13.9%増)となった。データセンター間光通信用アイソレーター向けイリジウム・プラチナ製ルツボの受注が好調に推移し、医療用シンチレーター向けイリジウムルツボも底堅く推移。スマートフォン用SAWフィルター向けルツボは素材転換が進み復調傾向にある。一方、売上高の大幅増に対し売上総利益の伸びは限定的で、売上総利益率は前年同期の33.8%から24.9%へ低下した。地域別では北米向けが4,126百万円と最大となり、アジア向け189百万円、欧州向け232百万円と続く。
主要プロダクト
成長ドライバー
- データセンター投資拡大を背景とした光通信用アイソレーター向けイリジウム・プラチナ製ルツボの受注好調
- 医療用シンチレーター(PET装置等)向けイリジウムルツボの堅調な受注推移
- スマートフォン用SAWフィルター向けルツボの素材転換進展による復調傾向
- デジタル関連市場の中長期的成長(情報通信・半導体・エレクトロニクス分野)
- 円安進行による輸出採算の改善(海外売上比率が高い構造)
リスク
- 売上総利益率の低下傾向(2023年6月期36.5%→2025年6月期29.3%→2026年6月期Q3累計24.9%)
- 貴金属(イリジウム・プラチナ)価格の高騰・変動による原価上昇リスク
- スマートフォン用SAWデバイス向けイリジウムルツボの需要回復の持続性に関する不確実性
- 米国関税政策(相互関税)による国際サプライチェーンへの影響
- 地政学リスクおよび為替変動による輸出採算の悪化リスク
最終更新: 2025年10月9日

