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7826東証プライムその他製品

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市場

貴金属価格変動リスク

イリジウム・ルテニウム等のPGMおよびプラチナ・パラジウムは、需給動向・投機的要因・産出国の政治経済動向・為替相場等により価格が変動し、売上高および利益に直接影響を与える。当社グループは海外鉱山会社との関係維持、調達ルートの複線化、リサイクル原料使用比率の向上に取り組んでいるが、全量に対する価格変動リスクの回避は困難としている。製造・在庫期間中の価格変動が業績および財務状態に影響を及ぼす可能性がある。

市場

稀少金属の調達リスク

イリジウム・ルテニウム等は産出地・生産量が限定される稀少金属であり、産出国の政治・経済情勢の変化、法律改正、世界的な需給逼迫等により産出量・流通量が減少するリスクがある。当社グループは一定の原材料在庫を保有することで調達リスクに備えているが、供給途絶が生じた場合には業績および財務状態に影響を与える可能性がある。

財務

借入金依存と財務制限条項

当連結会計年度末の借入金残高は28,600百万円(借入金依存度23.1%)に達しており、売上高に対する支払利息比率は2.2%となっている。貴金属仕入増加による借入金増加や市場金利上昇が生じた場合、支払利息負担が増大し業績に影響を及ぼす可能性がある。また、財務制限条項付き借入が存在するため、業績悪化等により条項に抵触した場合、新たな資金調達に障害が生じ事業展開に影響を及ぼす可能性がある。

財務

為替変動リスク

原材料・製品の一部を外貨建で輸出入しており、海外連結子会社の財務諸表も外貨建で作成されているため、為替相場の変動が収益費用・外貨建債権債務の円換算額および連結業績に影響を与える。為替予約および債権流動化によりリスク軽減を図っているが、為替変動の状況によっては軽減効果が十分に得られない可能性がある。

テクノロジー

生産拠点集中リスク

主力生産拠点は茨城県筑西市のつくば工場に集約されており、土浦工場・千歳工場への分散化は一部にとどまっている。自然災害等の外的要因により生産活動の停止が余儀なくされた場合、当社グループの業績および財務状態に影響を及ぼす可能性がある。生産拠点の集中は効率化に寄与する一方、事業継続リスクを内包している。

財務

主要株主との関係変化リスク

田中貴金属工業株式会社は総議決権の17.32%を保有する主要株主であり、資本業務提携契約に基づきイリジウム等の仕入取引(2025年6月期仕入高166百万円、総仕入高比率0.4%)および製品販売(同売上高139百万円、総売上高比率0.2%)を行っている。同社または株式会社田中貴金属グループ・株式会社フィールドインアンドカンパニーが経営方針や株式継続保有方針を変更した場合、原材料調達・製品販売量の変化を通じて業績・財務状態・株価・キャッシュ・フローに影響を及ぼす可能性がある。

市場

業績変動(需要業界動向)

当社グループの業績は、携帯電話・液晶ディスプレイ・電子部品・半導体・光学ガラス・触媒関連業界の設備投資動向および生産活動の影響を受ける傾向がある。これらの業界動向が悪化した場合、業績および財務状態に悪影響を及ぼす可能性がある。なお、米国の関税問題については当社への大きな影響はないとしている。

テクノロジー

製品品質クレームリスク

顧客から個別製品ごとに厳しい品質仕様が要求されており、要求規格・仕様を充足しない場合や不適合が生じた場合、代替品納入にとどまらず代金弁済・損害賠償・取引停止に発展する可能性がある。特に大口納入先での品質問題は業績および財務状態に重大な影響を及ぼす可能性があり、ISO9001に基づく製造プロセス管理・品質管理システムを導入して対応している。

財務

繰延税金資産の回収可能性

原材料の精製回収費用に関連する繰延税金資産は、将来の精製回収実行計画に基づきスケジューリングされているが、当該計画は製品受注や貴金属の国際商品市場価格の影響を受ける。業績・経営環境の著しい変化や税制改正・会計基準改正等により繰延税金資産の全部または一部が減額された場合、業績および財務状態に影響を与える可能性がある。

テクノロジー

専門人材の確保・育成リスク

貴金属加工に精通した専門人材の確保・育成は重要な経営課題と位置付けられており、事業拡大に対応した人材育成・確保が進まない場合や大量の人材流出が生じた場合、事業展開および業績に影響を及ぼす可能性がある。中途・新規採用の強化および教育・研修制度の充実により対応しているが、専門性の高さから即戦力確保には時間を要する。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月29日