株式会社トランザクション(単一セグメント:雑貨事業)
エコ・ライフスタイル・エンタメ雑貨のファブレスメーカー兼ECプラットフォーム運営
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年8月期第3四半期累計) | 23,144百万円 | 20,773百万円(前年同期) | ↑ |
| 営業利益(2026年8月期第3四半期累計) | 4,901百万円 | 4,281百万円(前年同期) | ↑ |
| 経常利益(2026年8月期第3四半期累計) | 5,035百万円 | 4,540百万円(前年同期) | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年8月期第3四半期累計) | 3,377百万円 | 3,041百万円(前年同期) | ↑ |
| eコマース売上高(2026年8月期第3四半期累計) | 6,752百万円 | 5,675百万円(前年同期) | ↑ |
| eコマース売上構成比(2026年8月期第3四半期累計) | 29.2% | 27.3%(前年同期) | ↑ |
| 売上高(通期予想・2026年8月期) | 30,000百万円 | 27,453百万円(2025年8月期実績) | ↑ |
| 営業利益(通期予想・2026年8月期) | 6,300百万円 | 5,706百万円(2025年8月期実績) | ↑ |
| 自己資本比率(2026年8月期第3四半期末) | 82.7% | 82.6%(2025年8月期末) | — |
| 総資産(2026年8月期第3四半期末) | 26,505百万円 | 23,798百万円(2025年8月期末) | ↑ |
| 純資産(2026年8月期第3四半期末) | 21,915百万円 | 19,663百万円(2025年8月期末) | ↑ |
| 1株当たり四半期純利益(2026年8月期第3四半期累計) | 59.74円 | 52.73円(前年同期、株式分割調整後) | ↑ |
事業詳細
エコプロダクツ・ライフスタイルプロダクツ・ウェルネスプロダクツの企画・デザインから生産委託・品質管理・販売まで一貫展開するファブレスメーカー。エンドユーザー企業向けオーダーメイド、卸売事業者向けイージーオーダー、自社ECサイト群(MARKLESS STYLE、販促STYLE、オリジナルグッズプレス等)の3経路で販売。純粋持株会社傘下に機能別事業会社を擁し、企画・設計・印刷加工・販売・海外品質管理を分担する。2026年3月に高品質フィギュアOEMメーカーの株式会社サウザンド(子会社アリスグリント含む)を連結子会社化し、IP製品カテゴリーを拡充。
直近の概況
3Q累計売上11.4%増・営業利益14.5%増と好調推移、サウザンド子会社化でIP事業拡充
2026年8月期第3四半期累計(2025年9月~2026年5月)は売上高23,144百万円(前年同期比11.4%増)、営業利益4,901百万円(同14.5%増)と順調に拡大。製品分類別ではライフスタイルプロダクツが16.2%増(12,233百万円)、エコプロダクツが7.9%増(9,434百万円)と牽引。販売経路別ではエンドユーザー企業向けが16.4%増、eコマースが19.0%増と伸長した一方、卸売事業者向けは5.1%減。第3四半期単体では大型案件の一部が低粗利率であったことで売上総利益率が第1・第2四半期比で低下し、M&A関連一過性費用計上により営業利益率も前年同期比0.5ポイント低下。中東情勢緊迫化への対応として為替予約・原材料確保・在庫積み増しを実施。2026年3月にフィギュアOEMメーカーの株式会社サウザンドを920百万円で完全子会社化(のれん暫定723百万円)。通期業績予想(売上高30,000百万円、営業利益6,300百万円)は据え置き。
主要プロダクト
成長ドライバー
- eコマース事業の拡大:MARKLESS STYLEのオープン化(2026年3月開始)および新規専門ECサイト5サイト当期末までの立ち上げにより、eコマース売上構成比を拡大(第3四半期累計29.2%、前年同期比1.9ポイント拡大)
- エンタメ(IP)事業の進化:推し活・ゲーム・アニメ・2.5次元・スポーツ向け物販品需要の継続拡大、株式会社サウザンド(フィギュアOEM)の子会社化によるIP製品カテゴリー拡充、K2Picturesとの資本・業務提携による映画関連物販への参画
- エコプロダクツ需要の拡大:サステナブル素材製品・気候変動対策製品(晴雨兼用傘・ハンディファン・ネックリング等)の開発強化、グッドデザイン賞・フェアトレードアワード受賞によるブランド認知向上
- 販売経路のeコマースシフト:卸売事業者向けからeコマース経由への売上移行が継続し、高利益率チャネルの構成比が上昇
- M&A戦略:第5次中期経営計画(2026年8月期~2030年8月期)でM&A資金を設定し、新規カテゴリー拡充・既存事業基盤充実・バリューチェーン深化の3軸でエコシステム強化を推進
- インバウンド需要の取り込み:キャラクターコラボトラベル関連製品の好調継続、訪日外国人向け販売拡大
リスク
- 地政学リスク:米国によるイラン攻撃を契機とするホルムズ海峡封鎖等、中東情勢の緊迫化による円安進行・原油価格高騰・燃料輸送コスト上昇・ナフサ供給停滞による石油化学製品価格高騰が現実化しており、第4四半期以降の業績への波及リスクが継続
- 為替リスク:円安進行による原材料・生産コスト上昇。為替予約で一定程度ヘッジするも、急激な変動時は販売価格転嫁が必要となる可能性
- 粗利率低下リスク:ライフスタイルプロダクツにおける低粗利率の大型案件獲得が第3四半期の売上総利益率を押し下げた実績があり、案件ミックスの変化が利益率に影響するリスク
- M&Aに伴うのれん・統合リスク:株式会社サウザンド取得(920百万円)に伴うのれん(暫定723百万円)の償却期間が未確定であり、確定後の償却費計上が通期業績に影響する可能性。アーン・アウト対価の追加支払い義務、統合コスト・M&A関連費用の一過性費用計上リスク
- eコマース集客リスク:Googleコアアルゴリズムアップデート等の外部要因によりDtoCサイトの検索順位が大きく変動し、売上伸長が鈍化するリスク
- 原材料・物流コスト上昇リスク:継続的な物価上昇と複数生産拠点の確保コスト増加。ファブレス体制によるカントリーリスクヘッジで対応するも、コスト競争力維持が課題
- 製品開発・在庫リスク:夏季シーズン需要拡大に備えた製品在庫・原材料の積み増しを実施しており、需要が想定を下回った場合の在庫リスクが存在
最終更新: 2025年11月26日

