プリントネット株式会社7805
ネット印刷通信販売事業
インターネット受注を軸とした印刷通販事業で、全社売上の約99%を占める中核セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(第3四半期累計) | 6,832百万円 | 6,844百万円(前年同期) | ↓ |
| セグメント利益(第3四半期累計) | 627百万円 | 589百万円(前年同期) | ↑ |
| セグメント利益率(第3四半期累計) | 9.2% | 8.6%(前年同期) | ↑ |
| 印刷売上高合計(第3四半期累計) | 6,803百万円 | 6,800百万円(前年同期) | — |
| 大口得意先印刷売上高(第3四半期累計) | 1,880百万円 | 2,026百万円(前年同期) | ↓ |
| 大口以外の得意先印刷売上高(第3四半期累計) | 4,923百万円 | 4,773百万円(前年同期) | ↑ |
| 新規顧客獲得数(第3四半期累計) | 9,428件 | 10,449件(前年同期) | ↓ |
| 新規獲得1件当たり広告費 | 7,574円 | 6,504円(前年同期) | ↑ |
| 稼働中大型オフセット印刷機 | 9台 | 9台(前事業年度末) | — |
事業詳細
「プリントネット」「プリントプロ」「プリントネットウェア」の3サイトを運営し、パンフレット・チラシ・封筒・Tシャツ等の幅広い印刷物をWebで受注・工場生産・直送する。顧客はBtoB(印刷業者・デザイン業者)が中心で、発送代行サービスの比率が高い。独自の「ギャンギング」処理により版数を削減しコスト競争力を確保。Japan Color標準印刷認証(2012年取得)により品質の安定化を図っている。
直近の概況
大口得意先売上減少も大口以外が増加し、利益率重視方針でセグメント利益は前年同期比増益。
2026年8月期第3四半期累計(2025年9月~2026年5月)において、ネット印刷通信販売事業の売上高は6,832百万円(前年同期比11百万円減収)となった。大口得意先の印刷売上高が前年同期比146百万円減少した一方、大口以外の得意先が同149百万円増加し、印刷売上高合計は微増。利益率を重視する方針継続により、セグメント利益は627百万円(前年同期比38百万円増益)と改善。新規顧客獲得数は9,428件と前年同期比1,021件減少し、1件当たり広告費も7,574円に上昇した。建設仮勘定が1,026百万円に急増しており、九州第二工場(仮称)増設に向けた投資が進行中とみられる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 大口以外の得意先(一般BtoB・BtoC)の印刷売上高増加(前年同期比+149百万円)による利益率改善
- 中期経営計画(2030年8月期まで)に基づく九州第二工場(仮称)増設による生産キャパシティ拡大
- 外注の内製化・原材料削減効果による利益率向上
- DXPO等展示会への積極出展による同業者への認知度向上とBtoB・BtoC双方向けプラットフォーム化推進
- 全国中小印刷業者の受託印刷業者としての地位確立(Win-Win関係構築)
- 印刷通販市場の継続的拡大と上位数社による寡占化進展による競合環境の安定化
リスク
- 大口得意先(ラクスル株式会社等)向け売上の減少継続リスク(当第3四半期累計で前年同期比146百万円減)
- 新規顧客獲得数の減少(前年同期比1,021件減)および1件当たり広告費上昇による顧客獲得効率の悪化
- 用紙・インキ等の原材料価格高騰および光熱費・物流コスト上昇による原価率悪化リスク
- 印刷通販業界における価格競争の激化および同業他社との競合
- 円安進行による輸入原材料コストの上昇
- 紙媒体需要の長期的な縮小傾向(デジタル化の進展)
- 九州第二工場増設に伴う設備投資負担増および短期借入金急増(前事業年度末比973百万円増)による財務負担
最終更新: 2025年11月26日

