外注先調達リスク
当社グループは内製化が不要な部品・工程を外注委託先に依存しており、原則として複数の外注先を確保することで調達リスクの軽減を図っている。しかし、外注先からの調達に支障が生じた場合、納期管理や品質管理等に影響を及ぼす可能性がある。振動シミュレーションシステムは連結子会社を含むグループ工場、メジャリングシステムは自社工場で心臓部を内製化しているものの、外部依存部分のリスクは残存する。
売上の季節変動リスク
振動シミュレーションシステムの売上高は、販売先の予算執行事情により3月度および9月度に集中する傾向があり、官公庁向け販売比率の増加によってはこの傾向がさらに強まる可能性がある。また、据付・動作確認を伴う製品は顧客検収時点で売上計上されるため、検収遅延が生じた場合には期ずれによる経営成績の変動要因となり得る。大型案件の計上タイミングも月次変動の要因となる可能性がある。
国内需要減少リスク
当社グループは国内売上比率が高く、当連結会計年度において全体の約55%を国内売上が占めている。海外売上拡大や次世代エネルギー等の新たな試験需要への対応を進めているものの、既存の自動車産業等における内需の回復が想定よりも遅れた場合には、経営成績の変動要因となる可能性がある。国内依存度の高さが業績の下振れリスクを構造的に内包している。
為替変動リスク
海外売上比率の増加に伴い外貨建て取引が増加しており、当初想定した為替レートと実勢レートに著しい乖離が生じた場合、業績および財務状況に影響を及ぼす可能性がある。また、海外子会社の財務諸表は現地通貨で作成されるため、連結財務諸表作成時の円換算において為替相場の変動が財政状態および経営成績に影響を与える。トランスレーションリスクとトランザクションリスクの双方が存在する。
気候変動・環境規制リスク
近年の気候変動の影響を受け、環境関連法規制の強化により脱炭素社会に向けた地球環境保全関連費用が増加した場合、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性がある。また、脱炭素社会移行への要求の高まりに対して当社グループの対応が遅れた場合には、販売機会の損失等による企業価値低下が発生し、業績に影響を及ぼす可能性がある。規制強化への対応コストと事業機会損失の両面でリスクが存在する。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月29日

