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メディキット株式会社

7749東証スタンダード精密機器

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メディキット株式会社7749

メディキット株式会社(単一セグメント:医療機器製造・販売事業)

血管・血液分野の医療機器を製造・販売する単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高23,781百万円22,553百万円
営業利益4,272百万円4,487百万円
経常利益4,484百万円4,658百万円
親会社株主に帰属する当期純利益3,006百万円3,014百万円
売上高営業利益率18.0%19.9%
自己資本比率87.8%86.1%
1株当たり当期純利益206.37円204.55円
1株当たり純資産3,231.16円3,089.58円
営業キャッシュ・フロー4,734百万円3,562百万円
現金及び現金同等物期末残高18,652百万円17,059百万円
年間配当金(1株当たり)100.00円90.00円
海外売上高4,246百万円3,522百万円

事業詳細

当社グループは人工透析類・静脈留置針類・インターベンション類の3品目を中心に医療機器の開発・製造・販売を行う。製造は連結子会社の東郷メディキット㈱およびMedikit Vietnam Co.,Ltd.が担い、当社が国内外ユーザーへ販売する体制。2026年3月期の売上高は23,781百万円(前期比5.4%増)。国内売上19,535百万円、海外売上4,246百万円で構成され、売上高の90%超が単一製品区分から成る。自己資本比率87.8%と財務健全性は高い。

直近の概況

売上高5.4%増の一方、設備投資に伴う減価償却費増加で営業利益は4.8%減

2026年3月期は売上高23,781百万円(前期比5.4%増)を達成。品目別では静脈留置針類が13.9%増と牽引し、インターベンション類も4.9%増。一方、設備投資に伴う減価償却費の増加(前期1,472百万円→当期1,822百万円)等の影響により、営業利益は4,272百万円(同4.8%減)、営業利益率は18.0%(前期19.9%)に低下。Medilizer AGDシステムは2025年3月保険収載後、医療現場への浸透活動を推進中。2027年3月期は売上高25,800百万円(8.5%増)、営業利益4,300百万円(0.6%増)を計画。配当は1株当たり100円(前期90円)に増配。

主要プロダクト

product
人工透析類(ハッピーキャスProFlexシリーズ)

2026年3月期売上高7,815百万円(前期比2.1%減)。針刺し防止機構付き止血弁内蔵透析用留置針「ハッピーキャスProFlex」が主力。安全機能を備えた製品の普及に注力しているが、当期は前期比でわずかに減収となった。

product
静脈留置針類(スーパーキャスシリーズ)

2026年3月期売上高8,441百万円(前期比13.9%増)と最も高い成長率を示した主力品目。「スーパーキャス5」「スーパーキャス7」等の安全機構付き製品が国内外で拡販。北米を中心とした海外需要の高まりを捉え、グループ全体の売上成長を牽引した。

product
インターベンション類(AbRoadシリーズ等)

2026年3月期売上高7,495百万円(前期比4.9%増)。不整脈治療用ブレイデッドシース「AbRoad STOUT」およびスティーラブルシース「AbRoad FLEX」等の高付加価値製品の販売拡大に注力。既存製品の拡販に加え、高付加価値製品の更なる普及を図っている。

product
Medilizer AGDシステム

2022年12月に買収した㈱Bolt Medicalが開発した脳血管用誘導補助器具。2025年3月に保険収載・販売開始後、医療現場への早期浸透を目指し、座学やハンズオントレーニング等を通じて医療従事者への製品理解促進に取り組んでいる。

成長ドライバー

  • 静脈留置針類の安全機構付き製品(スーパーキャス5・7)の国内外拡販(2026年3月期13.9%増、2027年3月期計画12.4%増)
  • 北米を中心とした海外需要の高まりを捉えた静脈留置針類の海外販売拡大(海外売上4,246百万円、前期比20.6%増)
  • Medilizer AGDシステムの2025年3月保険収載後の医療現場浸透による新規売上貢献
  • インターベンション類の高付加価値製品(AbRoad STOUT・FLEX等)の販売拡大(2027年3月期計画11.0%増)
  • 人工透析類の針刺し防止機構付き製品(ハッピーキャスProFlex)の普及と安定供給
  • 中期経営計画「NEXT 300 Neo」の推進によるグループ一体での成長戦略実行

リスク

  • 設備投資に伴う減価償却費の増加による営業利益率の低下(2026年3月期営業利益率18.0%、前期19.9%から低下)
  • 人工透析類の売上減少(2026年3月期2.1%減)と回復の不確実性
  • 診療報酬改定等の医療政策変更による需要への影響
  • 原材料・エネルギー価格の高騰および物流コスト上昇による製造コスト増加
  • 中東情勢の緊迫化に伴う地政学リスクおよび米国通商政策の不確実性
  • 医療従事者の慢性的な人手不足による医療機関の経営環境悪化・設備投資抑制リスク
  • 為替変動リスク(海外売上比率:4,246百万円/23,781百万円=約17.9%)
  • Medilizer AGDシステムの医療現場浸透が計画通りに進まないリスク

最終更新: 2026年6月24日