株式会社ブイ・テクノロジー7717
FPD装置事業
FPD製造装置・検査装置・OLED用部材を提供する中核事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客) | 31,964百万円(2026年3月期) | 29,809百万円(2025年3月期) | ↑ |
| セグメント営業利益 | 3,220百万円(2026年3月期) | 912百万円(2025年3月期) | ↑ |
| 減価償却費 | 413百万円(2026年3月期) | 473百万円(2025年3月期) | ↓ |
| セグメント営業利益率 | 約10.1%(2026年3月期) | 約3.1%(2025年3月期) | ↑ |
事業詳細
LCD・OLEDに代表されるフラットパネルディスプレイの製造工程向けに、製造装置・検査装置等の開発・設計・製造・販売・関連サービスを提供する。OLED用蒸着マスクをはじめとする部材等の提供も行う。主要顧客は中国パネルメーカーであり、Xiamen Tianma Optoelectronics(売上高8,143百万円、構成比17.63%)およびGuangzhou China Star Optoelectronics(同6,466百万円、14.00%)が上位顧客として開示されている。売上高の地域別では中国向けが連結売上高の約70%を占める構造となっている。
直近の概況
大型パネル向け市況堅調で営業利益が前期比3.5倍超に急拡大
2026年3月期のFPD装置事業は、大型パネル向けを中心に市況が堅調に推移し、売上高は31,964百万円(前期比7.2%増)となった。一部装置において納入時期の延伸が発生したものの、営業利益は3,220百万円と前期912百万円から約3.5倍に急拡大し、営業利益率も約3.1%から約10.1%へと大幅に改善した。連結全体の収益回復を牽引するセグメントとなっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国における大型パネル向け設備投資の回復・拡大
- パネル市況の改善に伴う顧客の設備投資意欲の向上
- 前期末に積み上がった受注残高による将来売上の可視性向上
- 中国現地生産体制の構築による対中輸出規制リスクへの対応強化
- OLED用蒸着マスク等の部材事業による装置事業との相乗効果
リスク
- 米国による対中輸出規制の強化・拡大による中国向け装置販売への影響
- 米中間の地政学的緊張の高まりによる顧客の設備投資計画の変更リスク
- 中国パネルメーカー上位2社への売上集中(Tianma 17.63%、China Star 14.00%)による顧客集中リスク
- 一部装置の納入時期延伸に見られる売上計上タイミングのずれリスク
- パネル市況の悪化による顧客の設備投資抑制リスク
- FPD装置市場の長期的な成長鈍化リスク
最終更新: 2026年6月24日

