経済状況・市況変化リスク
自動車関連卸売事業の需要は国内経済状況および新車販売の長期的動向に左右され、軽自動車へのシフトや車の平均使用年数の延長が自動車関連用品の需要を縮小させる。米国の保護主義的通商政策やウクライナ・中東情勢等の地政学的リスクが経済・消費動向に与える影響も不透明であり、販売価格・数量に悪影響を及ぼす可能性がある。対応策として魅力的な商品投入、得意先別施策、連結子会社㈱ロジックスとの協力によるコスト低減を推進している。
販売の季節的変動リスク
廉価アルミホイール及びスチールホイールはスタッドレスタイヤとのセット販売により降雪時期に需要が集中し、商品安定供給には大幅なリードタイムが必要となる。冬用商品の販売動向は降雪状況に大きく左右され、地球温暖化の進行により需要が減少するリスクがある。早期商談体制の整備、メーカーからの効率的・安定的な商品調達体制、一括保管・ロット出荷の物流体制により対応している。
原材料価格変動リスク
アルミホイール等自動車関連用品は資材価格の高騰により仕入価格や製造コストがさらに上昇する可能性があり、大幅な値上げを受け入れなければ商品調達が困難となる場合もある。販売価格改定の交渉が市場環境に左右されるため、コスト上昇分を販売価格に転嫁できない場合には連結業績・財務状況に悪影響を及ぼす。仕入先メーカーとの相互信頼関係のもとコスト低減余地を検証しつつ粘り強い価格交渉を行い、仕入原価の圧縮に努めている。
為替レート変動リスク
アルミホイール仕入額の約8割を東アジアからの輸入が占め、輸入仕入代金は主に米ドル及び中国元建てで決済しているため、両通貨の為替レート変動や通貨切り上げが連結業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある。毎期輸入見込み額に基づく限度枠を設定し、為替予約等によるヘッジを実施することでリスク軽減を図っている。
新商品企画・開発リスク
プレミアム・アドバンスドアルミホイールはデザイン性等において流行に左右されやすい嗜好性の強い商品であり、市場・業界の変化を十分予測できず魅力ある商品を開発できない場合には期待販売数量を確保できない。将来の成長と収益性の低下につながり、連結業績・財務状況に悪影響を及ぼす可能性がある。国内外の市場動向を注視しつつ、営業所員からの販売最前線情報とブランドマネージャーの感性を活かした商品開発に取り組んでいる。
商品品質・リコールリスク
販売するアルミホイールはJWL技術基準適合・VIAマーク登録品であるが、全商品の欠陥排除やリコール不発生の保証はなく、大規模なリコールや製造物賠償責任問題が発生した場合には多額のコストと評価への重大な影響が生じ売上低下につながる。製造委託先が製造物賠償責任保険に加入しているが、最終的な賠償額を十分カバーできる保証もない。当社作成の品質保証マニュアルに沿った製造を委託先に要求し、定期実地監査の再開によるチェック&フォローで品質維持・向上に努めている。
人材確保・育成リスク
少数精鋭体制を採る当社グループにとって有能な人材の継続的確保・育成は必須であり、特に次世代を担う若い世代の確保が重要課題となっている。少子高齢化による労働力人口の減少や働き方の多様化により労働市場環境が激変しており、将来を担う人材不足が各社の事業計画達成に大きな影響を及ぼすリスクが確実視されている。時代に沿った働き方改革を推進し、ワークライフバランスを重視した魅力ある職場環境の整備により人材確保・定着を図っている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

