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株式会社ムサシ

7521東証スタンダード卸売業

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株式会社ムサシ7521

情報・印刷・産業システム機材

電子化・印刷・産業検査機材を扱う連結最大の売上セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(通期・2026年3月期)17,807百万円18,802百万円
セグメント営業利益(通期・2026年3月期)12百万円830百万円
セグメント資産(通期・2026年3月期)25,770百万円26,442百万円
減価償却費(通期・2026年3月期)175百万円209百万円
有形・無形固定資産増加額(通期・2026年3月期)146百万円103百万円
減損損失(通期・2026年3月期)204百万円0百万円

事業詳細

電子メディア・マイクロフィルム総合システム、文書デジタル化サービス、印刷システム(IPS含む)、業務用ろ過フィルター、工業用検査機材の機器・材料・保守を提供する。官公庁・自治体・民間企業・航空宇宙・半導体関連企業を主要顧客とし、システム構築から保守まで一貫サービスを提供する。2026年3月期は連結売上高の約44%を占めるが、文書デジタル化事業の受注減少と印刷システム機材の利益率低下により営業利益が大幅に落ち込んだ。

直近の概況

文書デジタル化受注減と印刷機材低迷で営業利益が前期比98.5%減に急落

2026年3月期のセグメント売上高は17,807百万円(前期比5.3%減)、営業利益は12百万円(前期比98.5%減)と大幅に悪化した。官公庁・自治体向け大型デジタル化案件の予算縮小による文書デジタル化事業の受注減少と、印刷システム機材の利益率低下が主因。一方、スキャナー等電子化機器・業務用ろ過フィルター・工業用検査機材は堅調に推移した。また、情報・印刷・産業システム機材セグメントで減損損失204百万円を計上した。

主要プロダクト

service
文書デジタル化サービス

スキャナー等の電子化機器を活用し、紙文書のデジタル化を支援するサービス。AI-OCR活用による付加価値向上も推進。2026年3月期は官公庁・自治体の大型案件予算縮小により受注が伸び悩み、セグメント利益の大幅減少の主因となった。

product
業務用ろ過フィルター

半導体や精密電子機器向けを中心に販売が増加。飲料向けも堅調に推移しており、2026年3月期は増収に貢献した。次期においても半導体・電子部材需要の取り込みと飲料向け販売の伸長が見込まれる。

product
工業用検査機材

航空・宇宙関連を中心に点検業務需要を取り込み、2026年3月期も堅調に推移した。今後はデジタル非破壊検査機器の販売強化を推進する方針。

product
印刷システム機材

印刷材料の販売が若干低調に推移したほか、機器の販売も需要低迷の影響で落ち込んだ。多目的インクジェットプリンターやデジタルダイカッターなど特徴ある機器による印刷業界以外への販路拡大を推進している。

product
電子化機器(スキャナー等)

2026年3月期はスキャナーなどの電子化機器の販売が増加した。LTOテープも堅調に推移しており、情報・産業システム機材分野の売上を下支えした。

成長ドライバー

  • 官公庁・自治体および民間企業向けの文書電子化・業務効率化提案営業の強化による受注拡大
  • 半導体・電子部材需要の増加を背景とした業務用ろ過フィルターの販売拡大および飲料向けシェア拡大
  • 航空・宇宙関連を中心とした工業用検査機材の点検業務需要取り込みとデジタル非破壊検査機器の販売強化
  • 多目的インクジェットプリンター・デジタルダイカッター等特徴ある印刷機器による印刷業界以外への販路拡大
  • 自社開発ソフトウェアのソリューション提案による新規事業創出と収益性改善

リスク

  • 官公庁・自治体向け大型デジタル化案件の予算縮小による受注伸び悩みリスク(2026年3月期に顕在化)
  • 紙メディア需要の構造的減少による印刷システム機材・材料販売の長期低迷
  • 減損損失計上(2026年3月期204百万円)に示される資産価値毀損リスク
  • 印刷材料市場における競合激化と価格競争圧力による利益率低下
  • 円安・物価上昇による仕入コスト増加リスク

最終更新: 2026年6月24日