国内営業本部
国内自動車アフターマーケット補修部品の卸売を担う中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・当期実績) | 32,076百万円 | 30,668百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期・当期実績) | 1,520百万円 | 1,482百万円 | ↑ |
| 対前期増収率 | 4.6% | — | ↑ |
| 減価償却費(通期・当期実績) | 178百万円 | 178百万円 | — |
| のれん償却額(通期・当期実績) | 35百万円 | 35百万円 | — |
| のれん未償却残高(期末) | 80百万円 | 116百万円 | ↓ |
事業詳細
国内において自動車保有台数の維持と車齢長期化による安定した補修部品需要を背景に、地域部品卸商・カー用品ショップ等へ自動車補修部品・用品を販売。PB商品・バッテリー・足回り商品・ワイパー・エアコンフィルター等の主力商品を展開。なお、当連結会計年度より「㈱デルオート」の管掌部門が工機営業本部へ移管されたため、前期比較は組み替え後の数値による。セグメント利益は経常利益ベースで算定。
直近の概況
主力商品の堅調販売により前期比4.6%増収を達成
2026年3月期通期売上高は32,076百万円(前期比4.6%増)、セグメント利益は1,520百万円(前期比2.6%増)。PB商品・バッテリー・足回り商品・ワイパー・エアコンフィルター等の主力商品が好調に推移し主要顧客への販売が堅調。一方、国内連結グループ会社では国内外の一部顧客で苦戦があり減少。人的資本への投資拡充や物流費等のコスト高止まりにより販管費は前期比13.5%増加。物流改革・システム改修による業務効率化とバリューチェーン最適化に継続取り組み中。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 自動車保有台数の維持と車齢長期化による安定した補修部品需要
- PB商品・バッテリー・足回り商品・ワイパー・エアコンフィルター等の主力商品の堅調な販売
- 物流改革・システム改修による業務効率化の推進
- 取引先・他本部・グループ会社との連携強化によるバリューチェーン最適化
- 幅広い品揃えと即時対応体制による顧客基盤の維持・拡大
リスク
- 電動化(EV/HV化)・CASE進展による補修部品需要の長期的変化
- 人手不足・物流費・各種コストの高止まりによる収益圧迫
- 国内連結グループ会社における一部顧客での販売苦戦
- 自動車のIT化・自動運転化に伴う整備環境の変化への対応コスト
- 地政学的リスクの高まりによる業績への影響(原材料・仕入コスト上昇等)
海外営業本部
世界各国に自動車補修部品を輸出するグローバル販売セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期累計・外部顧客) | 7,216百万円 | 6,515百万円 | ↑ |
| 売上高前年同期比 | 10.8%増 | - | ↑ |
| セグメント利益(第1四半期累計) | 288百万円 | 253百万円 | ↑ |
| 中東・アフリカ向け売上高 | 560百万円 | 1,148百万円 | ↓ |
| アジア・オセアニア向け売上高 | 3,527百万円 | 2,729百万円 | ↑ |
事業詳細
国内自動車部品メーカーが生産する補修部品を、現地輸入商を通じて世界各国の顧客へ販売する。シンガポール・マレーシア・タイ・中国・オランダ・米国に現地法人を構え、三国間貿易も拡大中。保有車両台数の増加を背景に海外補修部品需要は拡大傾向にあり、SPKグループの主要成長ドライバーとして機能している。セグメント利益は経常利益ベースで算定。
直近の概況
中東向け輸出急減もアジア・中南米が補い増収達成
当第1四半期は中東地域での軍事的緊張の高まりにより中東・アフリカ向け売上高が1,148百万円から560百万円へ大幅減少した。しかし円安継続による価格競争力向上や新規商材投入により、アジア・オセアニア(2,729→3,527百万円)、中南米(1,333→1,477百万円)、北米(878→1,093百万円)、欧州(395→529百万円)が伸長し、全体売上高は7,216百万円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益は288百万円(前年同期253百万円)となった。海外連結グループ会社(タイ・北米・シンガポール)はいずれも堅調に推移し連結業績に大きく貢献した。中東情勢は依然として流動的であり、今後も不安定な状況が続くことが予想される。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 世界的な保有車両台数の増加と車齢長期化による補修部品需要の継続的拡大
- アジア・中南米地域での新規商材取引拡大による売上寄与
- 北米・中南米地域における既存仕入先との関係強化と各種施策展開
- 海外現地法人(特にタイ・北米・シンガポール)の堅調な業績による連結収益貢献
- 三国間貿易の拡大とグローバルネットワークの深化
- 円安環境を追い風とした輸出競争力の維持・新規商材投入
リスク
- 中東地域における軍事的緊張・地政学的リスクによる輸出機会の大幅な喪失
- 中東情勢の流動性・不透明感の継続による事業影響の見通し困難
- 米国関税政策の不確定さによる顧客の景気不安・整備需要低迷(特に米国子会社への影響)
- 急激な為替変動(円安・円高双方)による仕入コストおよび売上への影響
- 中南米地域における地政学的リスク・急激な情勢変化
- 主要国の金融政策・通商政策の動向による世界経済の先行き不透明感
- サプライチェーンへの影響・サプライヤーからの納期長期化リスク
工機営業本部
建機・農機・産業車両メーカー向け組付部品を供給する産業用車両部品事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・2026年3月期) | 7,988百万円 | 8,046百万円 | ↓ |
| セグメント利益(通期・2026年3月期) | 570百万円 | 586百万円 | ↓ |
| 減価償却費(通期・2026年3月期) | 74百万円 | 52百万円 | ↑ |
| のれん償却額(通期・2026年3月期) | 12百万円 | 12百万円 | — |
| のれん未償却残高(2026年3月期末) | 9百万円 | 21百万円 | ↓ |
事業詳細
工機営業本部は、建設機械・農業機械・フォークリフト等の産業車両を生産する大手メーカー向けに、電装部品・機構部品・各種ランプ・フィルターなど幅広い商品群を組付部品として供給する。当連結会計年度より㈱デルオートが国内営業本部から移管されセグメント構成が変更された。北米・欧州市場でのフォークリフト部品需要が低迷する一方、建設機械・農業機械向けは順調に推移した。
直近の概況
北米・欧州フォークリフト部品が回復せず通期売上は前期比0.7%減収
2026年3月期通期売上高は7,988百万円(前期比0.7%減)、セグメント利益は570百万円(前期586百万円)。第4四半期は建設機械・農業機械向けが順調に推移したものの、北米・欧州・国内向けフォークリフト部品販売が回復せず通期で前年を下回った。業界によって明暗が分かれる状況となった。今後は北米・欧州市場の需要が緩やかに回復傾向に向かうと見込み、新たな事業領域の開拓と提案型営業を強化する方針。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 北米・欧州市場の需要が緩やかな回復傾向に向かうとの見通し
- 新市場・新商材・新規顧客の開拓継続による既存事業補完
- 電動化・コネクト・自動省人化商品の提案・開発強化
- グローバル調達比率の向上によるコスト競争力強化
- ㈱デルオートのセグメント移管による事業基盤拡充
- 組織力・業務プロセスの高度化を通じた効率性と競争力の向上
リスク
- 北米市場における関税政策の影響と景気先行き不透明感による主要顧客の減産傾向継続
- 欧州市場での景気低迷による需要回復の遅れリスク
- フォークリフト部品需要の低迷が長期化するリスク
- 主要顧客への依存度が高く、顧客の生産計画変動が業績に直結するリスク
- グローバル調達拡大に伴う為替変動リスク
- 建機・農機・産業車両業界のEV化・自動化進展に伴う商品構成変化リスク
- イラン情勢等の地政学的リスクによるサプライチェーンへの影響
CUSPA営業本部
カスタマイズドパーツ・モータースポーツ関連商品の企画販売セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期累計) | 1,953百万円 | 1,799百万円 | ↑ |
| 売上高前年同期比 | +8.6% | — | ↑ |
| セグメント利益(第1四半期累計) | 169百万円 | 127百万円 | ↑ |
事業詳細
カスタマイズドパーツをメインに、カーメーカータイアップ事業、オリジナルブランド事業、二輪事業、e-Sports事業等を展開。自動車メーカー、カスタマイズブランドメーカー、自動車用品卸商、自動車用品量販店、カーディーラー、専門店等へPB品・NB品・OEM品を供給する。総輸入権や独占代理権の獲得、新規事業立ち上げ、株式会社ブリッツのグループ化を通じて商品・販路の拡大を推進している。完成車両販売の展開など新領域への挑戦も継続している。
直近の概況
第1四半期は増収増益、新商品投入や協業強化が寄与
2027年3月期第1四半期は売上高1,953百万円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益169百万円(前年同期127百万円から増加)となった。原材料費の高騰や円安による輸入品価格上昇の影響を引き続き受けているが、新商品の投入、完成車両販売、販路拡大及び自社ブランド商材の価格改定に取り組んだ。加えて開発費・広告宣伝費等の投資について選択と集中を図るとともに、カーメーカーとの協業やシミュレーター関連ビジネスを強化した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 株式会社ブリッツのグループ化による売上規模拡大と連結収益への本格寄与
- 自社ブランド商材の価格改定による収益性改善
- 新たなカーメーカーとの協業拡大およびシミュレーター関連ビジネスの強化
- 完成車両販売など新規事業領域への積極的な展開
- 総輸入権・独占代理権の獲得による商品ラインアップ拡充
- 開発費・広告宣伝費の選択と集中による投資効率向上
リスク
- 円安進行による輸入仕入コストの上昇(原材料価格・物流費の高止まり)
- 地政学リスク継続による原材料価格・為替変動リスク(輸入仕入比率が高く、円安局面でコスト増圧力が大きい)
- 自動車メーカーの新車受注動向等が新車向けカスタマイズ商品販売に与える影響
- 買収したブリッツとの統合・連携に係るのれん償却負担
- カスタマイズ市場の需要変動リスク(景気動向・消費者嗜好の変化)
- 完成車両販売等の新規事業領域における事業化リスク
最終更新: 2026年8月7日

