松田産業株式会社 logo

松田産業株式会社

7456・東証プライム・卸売業

松田産業株式会社 logo
松田産業株式会社7456

貴金属関連事業

貴金属リサイクル・電子材料・産廃処理を担う中核セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期第1四半期)177,718百万円115,526百万円↑
営業利益(2027年3月期第1四半期)9,274百万円2,782百万円↑
売上高前年同四半期比+53.8%—↑
営業利益前年同四半期比+233.3%—↑

事業詳細

貴金属の回収製錬、貴金属地金・化成品・電子材料等の販売、産業廃棄物の収集・運搬・処理を行う。主力顧客はエレクトロニクス業界(電子デバイス分野)。国内外の生産拠点を整備・拡充し、資源リサイクルの総合力と高機能電子材料の開発による差別化を推進。2027年3月期第1四半期は電子デバイス分野の取扱量増加と貴金属相場上昇を背景に大幅増収増益となった。

直近の概況

電子デバイス分野の取扱増と貴金属相場上昇で大幅増収増益

2027年3月期第1四半期は、宝飾分野の貴金属リサイクル取扱量が減少した一方、電子デバイス分野では取扱量が増加した。AIデータセンター向け需要が引き続き牽引し、車載・産業機器・民生機器向け需要も緩やかな回復基調で推移。貴金属相場が前年同四半期を上回る水準で推移したことも加わり、売上高177,718百万円(前年同四半期比53.8%増)、営業利益9,274百万円(同233.3%増)と大幅な増収増益となった。

主要プロダクト

service
貴金属リサイクル・回収製錬

宝飾分野・電子デバイス分野双方から貴金属含有廃材を回収し、製錬・精製を行う。当四半期は宝飾分野のリサイクル取扱量は減少したが、電子デバイス分野で増加した。

product
貴金属地金・化成品販売

回収・精製した貴金属を地金や化成品として販売。貴金属相場が前年同四半期を上回る水準で推移したことが売上・利益の押し上げに寄与した。

product
高機能電子材料

AIデータセンター向け需要が牽引する電子デバイス分野を中心に、車載・産業機器・民生機器向けにも緩やかな回復基調のもと販売を継続。差別化戦略の柱として開発を推進。

service
産業廃棄物収集・運搬・処理

国内外の生産拠点整備・活用を通じ、貴金属原料の安定確保と併せて産業廃棄物処理受託の拡大に取り組んでいる。

成長ドライバー

  • 貴金属相場(特に金・銀)の上昇による売上高・利益の押し上げ効果
  • AIデータセンター向け旺盛な需要を背景とした電子デバイス分野の取扱量増加
  • 車載・産業機器・民生機器向け需要の緩やかな回復基調
  • 国内外生産拠点の整備・拡充による原料確保力と処理能力の向上
  • 高機能電子材料の開発・販売促進による差別化と付加価値向上
  • 循環型社会ニーズへの対応による産業廃棄物処理受託の確保・拡大

リスク

  • 貴金属相場の急落による売上高・利益の大幅変動リスク(売上高の相場依存度が高い)
  • 宝飾分野の貴金属リサイクル取扱量減少傾向の継続
  • 米国通商政策・地政学リスクの長期化によるサプライチェーン混乱
  • 貴金属仕入コストの変動に伴う運転資金需要の変化
  • 自動車向け電子デバイス分野の回復ペースの不確実性
  • 白金族製品等の価格下落による収益圧迫

食品関連事業

水産・畜産・農産品の食品加工原材料をグローバル調達・販売するセグメント

期間今期前期増減率
売上高(第1四半期累計・2027年3月期)30,941百万円31,101百万円(前年同四半期・外部顧客への売上高)↓
営業利益(第1四半期累計・2027年3月期)1,041百万円961百万円↑
売上高前年同四半期比増減率△0.5%-↓
営業利益前年同四半期比増減率+8.3%-↑

事業詳細

水産品、農産品、畜産品等の食品加工原材料の販売及び物流サービスを行うセグメント。主力顧客は食品製造業界。グローバルな調達網を最大限に活用し、多様化する顧客ニーズに応えた商品開拓と安全・安心な商品の安定供給を提供価値とする。物価上昇を背景に個人消費の節約志向が強まる厳しい市場環境が続く中、価格転嫁及び付加価値向上による利益率改善を推進している。

直近の概況

水産品・畜産品販売量減少で減収も、価格転嫁進み増益

2027年3月期第1四半期は、食品製造業界の需要面で物価上昇を背景とした個人消費の節約志向強化により厳しい市場環境が続いた。水産品及び畜産品の販売量が減少し、売上高は30,941百万円(前年同四半期比0.5%減)となったが、価格転嫁及び付加価値向上などによる利益率改善が寄与し、営業利益は1,041百万円(前年同四半期比8.3%増)と増益を確保した。

主要プロダクト

product
水産品

当第1四半期は販売量が減少し売上高の減少要因となったが、価格転嫁及び付加価値向上により利益率は改善。

product
畜産品

当第1四半期は水産品同様に販売量が減少したが、価格転嫁等による利益率改善が寄与。

product
農産品

多様化する顧客ニーズに応えた商品開拓を推進。

service
物流サービス

安全安心な商品の安定提供を支える機能として位置づけ。

成長ドライバー

  • グローバル調達網の活用による多様な顧客ニーズへの対応と商品ラインナップ拡充
  • 価格転嫁及び付加価値向上による利益率改善の推進
  • 海外拠点の活用を含めたグローバルな調達力の一層の強化
  • アジア・インド・インドネシア等の海外子会社を通じたグローバル展開の加速
  • 食料安定供給への社会的ニーズの高まりを背景とした食品加工原材料の安定調達需要

リスク

  • 物価上昇に伴う個人消費の節約志向強化による食品製造業界の購買抑制
  • 水産品・畜産品など特定品目の販売量減少リスク(市場環境・消費動向の変化)
  • 原材料価格の高騰・物流コスト高止まりによる仕入コスト上昇リスク
  • 為替変動リスク(グローバル調達に伴う外貨建て仕入コストへの影響)
  • 地政学リスクの長期化及び買い負けによるサプライチェーン不安定化

最終更新: 2026年8月7日