事業内容
株式会社セルムは1995年創業、2021年東証上場のHRソリューショングループ。「ヒューマネスの力で、ビジネスをより
ビジネスモデル
売上原価の大部分は外部プロフェッショナルタレント(元CXO・戦略コンサル出身者等約1,700名)への業務委託費であり、稼働時のみコストが発生する変動費構造を採用。フロント人員が顧客課題を特定し、最適な外部タレントを組み合わせてプロジェクトを組成することで、固定費を抑制しながら幅広いソリューションを提供する。
2026年3月期の売上総利益率は約49.9%。
企業の強み
元CXO・大手戦略コンサルパートナー・起業家等約1,700名(年間稼働約650名)の外部タレントネットワークを業務委託で活用。稼働時のみコストが発生する変動費構造により、固定費を抑制しつつ多様な経営課題に対応可能なテーラーメード型ソリューションを実現している。
㈱セルム単体で年間売上高1億円超の重点顧客グループとの取引基盤を保有。取引ボリュームが高い顧客との取引は翌年以降も継続することが多く、長期的な信頼関係が知見・ノウハウの蓄積と顧客満足の好循環を生んでいる。2026年3月期の組織・人材開発事業売上高は7,851百万円。
2024年1月にヒューマンストラテジーズジャパン㈱(適性予測)、2024年12月に㈱KYT(多言語対応)を完全子会社化。適性予測×経営幹部育成の融合シナジーが着実に顕在化し、2026年3月期EBITDAは1,664百万円(前期比16.7%増)と予想値を上回った。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2022年3月期6,472百万円から2026年3月期10,308百万円へ4期で約59%拡大。ただし2026年3月期の急拡大(前期比25.9%増)はKYT通年連結が主因であり、有機成長は緩やか。
営業利益は729百万円→1,162百万円と増加基調だが、のれん償却費増加により利益率の大幅改善には至っていない。当期純利益は2025年3月期に一時減少(553百万円)した後、2026年3月期は581百万円に回復。
EBITDAは1,664百万円(前期比16.7%増)と実態収益力の改善を示している。
成長戦略
顧客基盤の深耕・拡充とM&Aによるグループシナジー最大化で持続成長を追求
日本を代表する大手企業における更なるシェア拡大を目指すとともに、組織・人材開発投資に積極的な企業への新規取引開拓・深耕を積極化する方針を掲げている。
顧客企業の事業部・HRBP配置部門・海外子会社を含む関連会社への取引窓口拡大を推進。グループ一体での人事連携強化の動きを取り込み、取引深耕の余地が大きいと認識している。
長期取引から生まれる信頼関係→知見蓄積→顧客満足向上の好循環を維持するため、経営人材育成等の重要案件の継続受注と顧客人脈の拡大を継続する。
社会課題・企業課題の変化を先取りしたプロフェッショナルタレントの継続的な開拓を実施。2026年3月時点で約1,700名(年間稼働約650名)のネットワークを構築済み。
大企業向け組織・人材開発支援を主力領域としつつ、M&Aによる事業領域拡大を積極推進。KYT完全子会社化後は組織・人材開発事業顧客との相互送客を本格化し、グループ横断での需要取り込みを図る。
最終更新: 2026年7月19日

