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株式会社TWOSTONE&Sons

7352東証グロースサービス業

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事業内容

株式会社TWOSTONE&Sonsは、2013年設立のITエンジニア特化型HRテクノロジー企業を母体に、2023年6月に持株会社体制へ移行した東証グロース上場企業。「BREAK THE RULES」を経営ビジョンに掲げ、「テクノロジー×HR」をテーマとして、①フリーランス・正社員エンジニアのマッチング・教育・転職支援を一気通貫で提供する「エンジニアプラットフォームサービス」(売上高の約87%)、②デジタルマーケティング支援の「マーケティングプラットフォームサービス」、③M&Aアドバイザリーと戦略コンサルの「コンサル・アドバイザリーサービス」の3セグメントで構成。

連結子会社13社(2025年11月27日時点)を擁し、M&Aを活用した積極的な事業拡大を継続している。

ビジネスモデル

主力のMidworks事業ではフリーランスエンジニアと企業を準委任契約でマッチングし、稼働エンジニア数に連動した継続収益を得る。School事業・Stars Agent事業がエンジニア供給パイプラインを担い、FCS事業・受託開発事業が受託収益を補完する。

コンサル・アドバイザリーセグメントはM&Aアドバイザリー成功報酬と戦略コンサルのプロジェクトフィーで高利益率を実現。グループ間のデータベース・ノウハウ共有によりクロスセルを図る構造。

企業の強み

売上高は2021年8月期4,283百万円から2025年8月期18,077百万円へ4.2倍に拡大。営業利益は同期間128百万円から820百万円へ約6.4倍に成長。

2025年8月期は売上高前年比26.5%増、営業利益前年比72.7%増と増収増益が加速しており、売上総利益率も28.8%から30.5%へ改善した。

「学習(tech boost)→転職支援(Stars Agent)→フリーランス独立(Midworks)→受託開発(FCS/Growth One)」という一連のエンジニアキャリアパスを自社グループ内で完結させる構造を持つ。各事業が独自のエンジニアデータベースを蓄積・共有することで、競合他社が模倣しにくい供給パイプラインを形成している。

2021年以降、TSR株式会社・ジンアース・MapleSystems・Carecon・enableX・ストラテジーキャンパス・FAMなど複数社を順次子会社化。2025年8月期は戦略コンサル領域だけで4件のM&Aを実施し、コンサル・アドバイザリーセグメントの売上高を前年比80.3%増の1,865百万円に拡大した。

エンヴァリスの着眼点

2026年8月期第3四半期累計の営業利益は602百万円(前年同期比32.3%減)、親会社株主帰属純利益は328百万円(同42.7%減)と大幅な利益減少。販管費が前年同期3,217百万円から4,992百万円へ55%増加しており、エンジニア獲得・顧客獲得広告費および採用費の先行投資が主因。

通期営業利益予想1,324百万円に対し第3四半期累計進捗率は45.5%にとどまり、4Q(2026年6月〜8月)に722百万円の利益計上が必要な構造となっている。

のれん残高は前期末1,873百万円から当第3四半期末1,940百万円へ増加。有利子負債(短期借入金267百万円+1年内返済予定長期借入金1,187百万円+長期借入金2,414百万円)の合計は3,868百万円に達しており、自己資本3,726百万円に対するネットD/Eレシオは高水準。

子会社株式取得関連費用も当第3四半期累計で21,584千円計上されており、M&A積極化に伴う財務負担の拡大は継続的な注視が必要。

市場環境として、生成AI・DX投資拡大によるIT人材需要の高止まりはエンジニアプラットフォームサービスの追い風として継続。一方、マーケティングプラットフォームサービスは第3四半期累計でセグメント損失11,840千円(前年同期はセグメント利益49,217千円)と赤字転落しており、売上高も前年同期比10.7%減の308百万円と縮小。

グループ全体の利益貢献度が低い同セグメントの収益改善が中期的な課題として浮上している。

成長戦略

Midworks中心のエンジニア事業拡大とM&A・コンサル強化による複合成長

エンジニア獲得・顧客獲得向け広告投資および正社員エンジニア・内勤営業人材の採用投資を継続実施。第3四半期累計でエンジニアプラットフォームサービス売上高は13,083百万円(前年同期比12.9%増)と着実に拡大しており、DX・生成AI需要を背景とした稼働エンジニア数の増加が収益ドライバーとなっている。

業界経験豊富な専門人材の積極採用によりM&Aアドバイザリー・戦略コンサルの提案力を強化。第3四半期累計売上高は2,488百万円(前年同期比68.7%増)と高成長を維持。ただし採用投資先行によりセグメント利益は396百万円(同20.8%減)と利益面では先行投資フェーズが継続している。

当第3四半期連結累計期間においてストラテジーキャンパス・FAM・TWOSTONE Financial Technologiesの3社を新規連結。のれん残高は1,940百万円(前期末比67百万円増)。機動的なM&Aによる事業規模の積み上げを継続しており、グループ全体の収益基盤の多様化を推進している。

企業のマーケティング全般を担えるようサービス拡充を図っているが、第3四半期累計でセグメント損失11,840千円(前年同期はセグメント利益49,217千円)と赤字転落。売上高も前年同期比10.7%減の308百万円と縮小しており、収益改善に向けた施策の効果発現が課題となっている。

最終更新: 2026年7月17日