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株式会社マーキュリアホールディングス

7347東証プライム証券・商品先物取引業

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株式会社マーキュリアホールディングス(単一セグメント)

クロスボーダーをコンセプトとするマルチストラテジーのオルタナティブファンド運用会社

期間今期前期増減率
営業収益(2026年12月期第1四半期累計)963百万円852百万円(2025年12月期第1四半期)
営業総利益(2026年12月期第1四半期累計)742百万円712百万円(2025年12月期第1四半期)
営業損失(2026年12月期第1四半期累計)△140百万円△111百万円(2025年12月期第1四半期)
経常損失(2026年12月期第1四半期累計)△102百万円△169百万円(2025年12月期第1四半期)
親会社株主に帰属する四半期純損失(2026年12月期第1四半期累計)△104百万円△119百万円(2025年12月期第1四半期)
管理報酬(2026年12月期第1四半期累計)683百万円641百万円(2025年12月期第1四半期)
成功報酬(2026年12月期第1四半期累計)55百万円25百万円(2025年12月期第1四半期)
総資産(2026年12月期第1四半期末)21,490百万円23,469百万円(2025年12月期末)
純資産(2026年12月期第1四半期末)18,536百万円19,205百万円(2025年12月期末)
自己資本比率(2026年12月期第1四半期末)80.5%76.6%(2025年12月期末)
1株当たり四半期純損失(2026年12月期第1四半期)△5.39円△6.17円(2025年12月期第1四半期)
通期業績予想:営業収益(2026年12月期)5,000百万円(前期比△30.7%)7,216百万円(2025年12月期実績)
通期業績予想:営業利益(2026年12月期)1,500百万円(前期比△40.4%)2,515百万円(2025年12月期実績)
通期業績予想:親会社株主に帰属する当期純利益(2026年12月期)1,000百万円(前期比△40.6%)1,685百万円(2025年12月期実績)

事業詳細

ファンド運用事業(管理報酬・成功報酬)と自己投資事業(セイムボート投資等)を主軸とする。バイアウト・成長・不動産・CF・バリューの5投資戦略を展開。2026年12月期第1四半期の収益内訳は、管理報酬683百万円、成功報酬55百万円、コンサルティング等その他180百万円、自己投資事業45百万円。単一セグメントのため、セグメント別開示は省略されている。

直近の概況

営業収益は前年同期比13.0%増も、販管費増加により営業損失は拡大

2026年12月期第1四半期(2026年1月〜3月)の営業収益は963百万円(前年同期比+13.0%)。バイアウト1号ファンドからの成功報酬(55百万円、前年同期比+123%)およびセイムボート投資を通じたファンド投資持分利益の計上が増収に寄与。一方、Spring REITのユニット単価下落により営業原価が221百万円(前年同期140百万円)に増加し、販管費も882百万円(前年同期823百万円)に拡大したため、営業損失は△140百万円(前年同期△111百万円)と悪化。経常損失は△102百万円(前年同期△169百万円)と改善しており、これは円安進行による為替差益29百万円の計上(前年同期は為替差損66百万円)が寄与。通期業績予想(営業収益5,000百万円、営業利益1,500百万円)に変更なし。航空機ファンドの新設およびベトナム不動産開発への合弁参画など新規戦略の具体化が進んでいる。

主要プロダクト

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バイアウト投資戦略(ファンド運用)

バイアウト1号ファンド(マーキュリア日本産業成長支援投資事業有限責任組合)が投資回収フェーズにあり、2026年第1四半期に成功報酬およびセイムボート投資を通じたファンド投資持分利益を計上。バイアウト2号・3号ファンド等の後継ファンド組成も計画。

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成長投資戦略(ファンド運用)

2026年第1四半期においても同組合を通じて事業会社への新規投資を実施。中小企業の経営支援プロジェクトとして高島屋と共同で「百年のれんプロジェクト」を発足し、国内中小企業の伝統・技術継承を支援する企画事業分野にも展開。

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不動産投資戦略/CF投資戦略(ファンド運用)

Spring REITの管理報酬が主要収益源の一つ。2026年第1四半期にはSpring REITのユニット単価下落により時価変動が営業原価に計上された。航空機投資分野では戦略パートナーAirborne Capital Limitedと共同でオープンエンド型航空機ファンドの設立・運営を決定。

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自己投資事業(セイムボート投資)

Mercuria (Thailand) Co., Ltd.およびMercuria (Vietnam) Co., Ltd.が共同でベトナム不動産デベロッパーBcons Construction Investment Joint Stock Companyとホーチミン市における分譲マンション開発プロジェクトへの参画に係る合弁契約を締結。2026年第1四半期の自己投資事業収益は45百万円。

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バリュー投資戦略

5つの投資戦略の一つとして位置づけられるが、2026年第1四半期決算短信での個別開示はなし。

成長ドライバー

  • バイアウト1号・2号ファンドの投資回収フェーズ到達による成功報酬の増加(第1四半期成功報酬は前年同期比約2.2倍の55百万円)
  • 自己投資事業(セイムボート投資)のファンド投資持分利益拡大
  • Airborne Capital Limitedとの共同によるオープンエンド型航空機ファンドの新設・運営開始
  • ベトナム・ホーチミン市における分譲マンション開発プロジェクト(Bcons社との合弁)への参画による自己投資事業の拡充
  • 高島屋との「百年のれんプロジェクト」発足による企画事業分野への展開
  • バイアウト3号ファンド等の後継ファンド組成による管理報酬の底上げ計画

リスク

  • 成功報酬はファンドの投資回収タイミングに依存し、単年度損益の変動が大きい(通期予想は前期比△40.4%の大幅減益)
  • Spring REITのユニット単価下落等、保有資産の時価変動が営業原価に直接影響(第1四半期に時価変動を営業原価計上)
  • プライム市場の上場維持基準(流通株式時価総額100億円以上)の充足状況に関するリスク
  • 地政学リスク(ウクライナ・中東情勢)や為替変動が海外投資資産の評価に影響(その他有価証券評価差額金が第1四半期末に△411百万円と悪化)
  • 販売費及び一般管理費の高止まり(第1四半期882百万円)により、収益が少ない第1四半期は構造的に営業損失となりやすい収益構造
  • 現金及び預金が第1四半期末に3,145百万円と前期末比2,088百万円減少しており、キャッシュフロー管理が重要

最終更新: 2026年3月26日