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株式会社三十三フィナンシャルグループ

7322東証プライム銀行業

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株式会社三十三フィナンシャルグループ7322

銀行業

三重県を主要基盤とする地域銀行業務を担うグループ中核セグメント。

期間今期前期増減率
銀行業セグメント経常収益(外部顧客)22,518百万円17,999百万円
銀行業セグメント経常収益(計、内部含む)23,075百万円18,486百万円
銀行業セグメント利益(経常利益)3,954百万円4,415百万円
貸出金残高(三十三銀行単体、期末)3,198,900百万円3,146,600百万円
預金等残高(三十三銀行単体、譲渡性預金含む)4,053,900百万円4,005,100百万円
個人預かり資産残高(三十三銀行単体)3,932,000百万円3,868,900百万円
有価証券残高(連結、期末)994,718百万円984,918百万円
三十三銀行単体業務粗利益14,054百万円12,338百万円
三十三銀行単体資金利益13,632百万円11,087百万円
三十三銀行単体実質業務純益4,122百万円2,874百万円
三十三銀行単体コア業務純益6,491百万円4,158百万円
三十三銀行単体経常利益3,941百万円4,405百万円
三十三銀行単体四半期純利益3,023百万円3,346百万円
三十三銀行単体信用コスト2,066百万円253百万円
金融再生法開示債権比率(三十三銀行単体)1.91%2.22%

事業詳細

株式会社三十三銀行の本支店等において、預金業務・貸出業務・内外国為替業務・国債・投資信託・保険の窓口販売業務等を展開。グループ全体の経常収益(計)の約81%を占める中核事業であり、三重県を主要営業基盤として地域企業・個人顧客に対し多様な金融ソリューションを提供している。2027年3月期第1四半期は貸出金利息を中心とした資金利益の拡大により業務粗利益は増加したものの、個別貸倒引当金繰入額の増加によりセグメント利益は前年同期比減益となった。

直近の概況

資金利益は拡大も信用コスト増加でセグメント利益は減益。

当第1四半期の銀行業セグメント経常収益(計)は前年同期比4,589百万円増の23,075百万円となったが、セグメント利益(経常利益)は同461百万円減の3,954百万円。三十三銀行単体では貸出金利息を中心に資金利益が13,632百万円(前年同期11,087百万円)に増加し業務粗利益は14,054百万円(前年同期12,338百万円)となったが、個別貸倒引当金繰入額1,528百万円(前年同期214百万円)を中心に信用コストが2,066百万円(前年同期253百万円)へ大幅拡大し、経常利益3,941百万円(前年同期4,405百万円)、四半期純利益3,023百万円(前年同期3,346百万円)といずれも減益となった。一方、貸出金残高・預金等残高・個人預かり資産残高はいずれも前期末比で増加し、事業基盤は拡大を継続している。

主要プロダクト

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貸出業務

三重県を中心とした中小企業等貸出及び住宅ローン等消費者ローンを展開。三十三銀行単体の貸出金残高は3,198,900百万円(2026年6月末)に拡大し、貸出金利息の増加が資金利益拡大を牽引。

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預金業務

三十三銀行単体の預金等残高(譲渡性預金含む)は4,053,900百万円(2026年6月末)と前期末比488億円増加。金利上昇環境下で預金利息も増加傾向。

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有価証券投資業務

連結有価証券残高は994,718百万円(前期末984,918百万円)。国債等債券損益は△2,369百万円(前年同期△1,283百万円)と損失が拡大する一方、その他有価証券の評価損益は207億円(連結、前期末184億円)と改善。

service
投資信託・保険窓口販売業務

個人預かり資産残高は3,932,000百万円(2026年6月末、前期末比631億円増)に拡大。投資信託・保険等の販売強化が役務取引等利益の増加に寄与。

service
役務取引(為替・証券・保証業務等)

三十三銀行単体の役務取引等利益は2,310百万円(前年同期2,101百万円)と増加。

成長ドライバー

  • 貸出金利息の増加:三十三銀行単体の貸出金残高が3,198,900百万円(前期末比523億円増)に拡大し、貸出金利息を中心とした資金利益が13,632百万円(前年同期11,087百万円)に増加
  • 個人預かり資産の拡大:投資信託・保険等の窓販強化により個人預かり資産残高が3,932,000百万円(前期末比631億円増)に拡大し、役務取引等利益は2,310百万円(前年同期2,101百万円)に増加
  • 預金等残高の拡大:三十三銀行単体の預金等残高が4,053,900百万円(前期末比488億円増)に拡大し、資金調達基盤が強化
  • その他有価証券の評価損益改善:連結ベースでその他有価証券の評価損益が207億円(前期末184億円)に改善
  • コア業務純益の拡大:三十三銀行単体のコア業務純益が6,491百万円(前年同期4,158百万円)に増加し、本業の収益力が向上

リスク

  • 信用コストの急増:三十三銀行単体の信用コストが2,066百万円(前年同期253百万円)に急拡大しており、個別貸倒引当金繰入額の増加傾向が今後の収益を圧迫するリスク
  • 国債等債券損益の悪化:三十三銀行単体の国債等債券損益は△2,369百万円(前年同期△1,283百万円)と損失が拡大しており、金利上昇局面での債券ポートフォリオへの影響が継続
  • 不良債権の増加:破産更生債権及びこれらに準ずる債権が187億円(前期末160億円、前年同期162億円)と増加傾向にあり、資産健全性の動向に注視が必要
  • 預金利息の上昇による調達コスト増加:金利上昇局面において預金利息の増加が資金調達コストを押し上げるリスク
  • 地域経済の構造的課題:主要営業基盤の三重県において人口減少・高齢化が進展し、中長期的な貸出需要の減少リスクが存在
  • 経営統合に伴うリスク:あいちフィナンシャルグループとの経営統合プロセスにおける不確実性があり、統合効果の実現には時間を要する可能性

最終更新: 2026年6月18日