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株式会社小田原機器

7314東証スタンダード輸送用機器

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株式会社小田原機器7314

運賃収受機器事業

路線バス向け運賃収受機器の設計・製造・販売・保守を担うコア事業

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客、2026年12月期第1四半期累計)1,073百万円1,782百万円(2025年12月期第1四半期累計)
セグメント利益(2026年12月期第1四半期累計)59百万円38百万円(2025年12月期第1四半期累計)
セグメント利益率(2026年12月期第1四半期累計)約5.5%約2.1%(2025年12月期第1四半期累計)
連結売上高に占める構成比(2026年12月期第1四半期累計)約87.9%約91.9%(2025年12月期第1四半期累計)
売上高(通期、2025年12月期実績)7,026百万円
営業利益(通期、2025年12月期実績)51百万円

事業詳細

当社(小田原機器)および連結子会社の株式会社オーバルテックが担う主力セグメント。路線バス・ワンマン鉄道向けに、即時計数式運賃箱・キャッシュレス決済端末・整理券発行機・精算装置等を設計・開発・製造・販売し、メンテナンスサービスも提供する。国内5ヶ所の営業所と販売代理店を通じ全国展開。2026年12月期第1四半期の外部顧客向け売上高は1,073百万円で連結売上高の約87.9%を占める中核事業。

直近の概況

売上高は前年同期比39.8%減も、セグメント利益率は大幅改善

2026年12月期第1四半期の運賃収受機器事業の外部顧客向け売上高は1,073百万円と前年同期(1,782百万円)比で約39.8%減少した。一方、セグメント利益は59百万円(前年同期38百万円)と増益となり、利益率は約5.5%(前年同期約2.1%)へ大幅改善。売上減少は路線バス業界の厳しい事業環境(乗務員不足・燃料費高騰)が継続する中での受注・納入タイミングの影響とみられる。キャッシュレス対応マルチ決済端末の需要取り込みや、国土交通省採択の「交通空白解消パイロット・プロジェクト第4弾」への参画を通じた新規需要開拓を進めている。

主要プロダクト

product
即時計数式運賃箱(RX-FCM型)

バス用運賃収受の起点製品として位置づけられる即時計数式運賃箱。事業戦略上の中核製品であり、機器更新需要の主要対象となっている。

product
マルチ決済端末「BOSS」

交通系ICカード・クレジットカード等のキャッシュレス決済に対応した端末。バス事業者のキャッシュレス化ニーズを取り込む戦略製品として需要拡大を図っている。

product
キャッシュレス運賃収受対応タブレット端末「SELF」

キャッシュレス決済に特化したタブレット型端末。小規模路線や実証実験向けにも対応可能な製品として展開。

platform
精算装置・データ管理サーバー

運賃箱・決済端末と連携する精算装置およびデータ管理サーバー。バス事業者の運賃管理・集計業務を支援するシステム基盤を提供する。

service
メンテナンスサービス(部品・修理・保守契約)

販売した運賃収受機器に対する保守契約・修理・部品供給を提供するアフターサービス事業。安定的な収益基盤として機能する。

成長ドライバー

  • キャッシュレス決済ニーズの拡大によるマルチ決済端末「BOSS」等の販売増
  • 首都圏で予定される運賃収受機器の大型更新需要(ONG2030の重点施策)
  • 国土交通省「交通空白解消パイロット・プロジェクト第4弾」参画による新規需要(デジタルバス停システム・ダイヤ作成支援システム)
  • 自動運転バス・完全キャッシュレスバスの実証実験拡大に伴う新規需要
  • インバウンド需要を背景としたバス事業者の設備投資意欲の回復

リスク

  • 路線バス業界における燃料費高止まり・乗務員不足深刻化による顧客の財務悪化と設備投資抑制
  • 売上高の大幅減少(前年同期比約39.8%減)が示す受注・納入の不安定性
  • 新紙幣発行関連の機器更新特需終了による売上構造の変化
  • 特定顧客への売上集中リスク(名古屋市交通局13.3%、名古屋ガイドウェイバス10.1%)
  • 製番方式からMRP方式への生産変革に伴う移行期の収益・在庫管理リスク
  • 米国通商政策・中東情勢等の地政学的リスクによる部材調達コスト上昇

最終更新: 2026年3月24日