株式会社エフ・シー・シー7296
二輪事業
二輪車用クラッチを中核に、インド・アセアンを主戦場とするグローバルリーダー事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 124,691百万円 | 120,408百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 12,230百万円 | 12,083百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 9.8% | 10.0% | ↓ |
| 減価償却費 | 5,318百万円 | 5,242百万円 | ↑ |
| 設備投資額 | 6,748百万円 | 5,022百万円 | ↑ |
事業詳細
オートバイ・スクーター・ATV(バギー)向けクラッチおよびEV/CASE領域製品の製造販売を行う。主要顧客は本田技研工業グループ。インド・インドネシア・ベトナム・タイ・フィリピン・中国・台湾・ブラジルに製造拠点を持ち、インドではマーケットシェア70%以上を達成。積層モータコアなどEV向け新製品の量産も開始しており、基幹クラッチ事業の収益最大化と新事業開発を並行推進している。
直近の概況
インド・ブラジルの販売増が円高・ベトナム規制の逆風を吸収し増収増益
2026年3月期の二輪事業は、円高やベトナムのガソリン二輪車規制による買い控えの影響があったものの、インドおよびブラジルの二輪車用クラッチ販売が増加し、売上収益は124,691百万円(前期比3.6%増)となった。営業利益は製品保証引当金繰入額の計上や中国生産拠点集約に伴う費用の引当計上、一部の国での材料費増加があったものの、増収効果により12,230百万円(前期比1.2%増)となった。設備投資額は前期5,022百万円から6,748百万円へ大幅増加しており、成長投資を積極化している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- インド・インドネシアを中心としたグローバルサウスの二輪車市場の堅調な需要拡大
- インドにおけるマーケットシェア70%以上の維持と高付加価値技術投入による収益最大化
- 積層モータコアのインド・インドネシアでの量産開始によるEV/CASE領域の新規収益貢献
- ベトナムDAT BIKE社との資本業務提携によるe-Axle受注獲得とアセアン展開
- ブラジル市場での二輪車用クラッチ販売拡大(2026年3月期は前期比16.3%増の売上収益を「その他」地域で達成)
リスク
- 円高進行による売上収益・営業利益への下押し圧力(2026年3月期も為替影響がマイナス寄与)
- 製品保証引当金の追加計上リスク(不具合発生台数・修理費見込みの不確実性。2026年3月期末残高9,099百万円)
- ベトナムのガソリン二輪車規制強化による買い控えと販売減少
- 中国生産拠点集約に伴う一時費用の発生と中国市場の先行き不透明感
- EV化進展に伴う内燃機関向けクラッチ需要の中長期的な縮小リスク
最終更新: 2026年6月22日

