日本精機株式会社7287
車載部品事業
四輪・二輪車用計器とHUDを世界展開する日本精機の中核セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 267,236百万円 | 258,118百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 8,514百万円 | 6,867百万円 | ↑ |
| 売上収益前期比増減率 | +3.5% | - | ↑ |
| 営業利益前期比増減率 | +24.0% | - | ↑ |
事業詳細
四輪車用計器、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、二輪車用計器、汎用計器、各種センサー、高密度実装基板EMS等を製造販売する日本精機の主力事業。国内外の自動車・二輪車メーカーを顧客とし、アセアン・インド・欧州・米州・中国に生産・販売拠点を展開。本田技研工業グループが最大顧客。HUDでは世界トップシェアを有し、グループ全体売上収益の約81.5%を占める中核セグメント。
直近の概況
二輪車用計器の好調とコスト改善により増収・大幅増益を達成。
2026年3月期の車載部品事業は、売上収益267,236百万円(前期比3.5%増)、営業利益8,514百万円(前期比24.0%増)。アセアン・インド・ブラジルを中心とした二輪車用計器の販売が好調に推移し増収を牽引。四輪車向けは中国市場での日本車・欧州車の販売不振により減少したが、建機用計器の販売増加も利益に貢献。サプライチェーン改革・原価低減活動の進展により営業利益率が改善した。後発事象として、2026年4月20日に四輪・二輪車向けスイッチ類を手掛ける東洋電装株式会社の完全子会社化(取得対価49,850百万円、2026年10月1日予定)を決議し、HMI領域での製品ポートフォリオ拡充と技術シナジー創出を目指す。
主要プロダクト
成長ドライバー
- アセアン・インド・南米(ブラジル)を中心とした二輪車用計器の需要拡大(グローバルサウスエリアでの販売加速)
- ヘッドアップディスプレイの高付加価値新機種投入による売上拡大および先進機能開発を通じた単価向上
- 東洋電装の完全子会社化によるHMI領域での製品ポートフォリオ拡充・技術シナジー・顧客基盤の相互活用
- 地産地消の加速・生産レイアウト最適化等のサプライチェーン改革および製品仕様見直しによる原価低減
- 建設機械用計器の販売増加による収益貢献
リスク
- 中国市場における日本車・欧州車の販売不振継続による四輪車用計器の販売減少リスク
- 米国の通商政策(関税引き上げ)による自動車産業への影響および景気減速リスク
- 円高進行による海外売上の円換算額減少(為替換算リスク)
- 欧州事業の収益性課題(固定費負担・不採算機種の原価改善遅延リスク)
- 本田技研工業グループへの売上集中リスク
- 東洋電装の子会社化に伴う統合コスト・のれん計上リスクおよび想定シナジーが実現しないリスク
最終更新: 2026年6月23日

