愛三工業株式会社7283
日本
国内自動車部品製造・販売を中核とする愛三工業の本拠地セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(内部売上含む) | 139,595百万円 | 133,625百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 3,160百万円 | 2,318百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 132,451百万円 | 135,713百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 5,806百万円 | 5,445百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(設備投資) | 17,511百万円 | 7,292百万円 | ↑ |
| 営業利益率(セグメント利益÷計上売上高) | 2.3% | 1.7% | ↑ |
事業詳細
愛三工業株式会社本体および国内連結子会社(テイケイ気化器、ニチアロイ、愛三熊本等)が主体。燃料ポンプモジュール、スロットルボデー、キャニスタ等の自動車部品の製造・販売を中心に、自動車運送取扱業、土木建設業、コンピュータシステム開発・販売等の多角的事業を展開する。主要顧客はトヨタ自動車グループで、グループ全体売上の約49%を占める。セグメント間内部売上高(他地域への部品供給)も含む。
直近の概況
販売数量増加と収益改善により売上高・営業利益ともに前期比大幅増
2026年3月期の日本セグメントは、販売数量の増加により売上高が139,595百万円(前期比4.5%増)となった。営業利益は収益改善活動の効果により3,160百万円(前期比36.3%増)と大幅増益を達成。設備投資額は17,511百万円と前期の7,292百万円から急増しており、建物及び構築物の増加等を中心に国内生産基盤への積極投資が進んでいる。なお、2026年4月1日付でカーボン部品世界No.1メーカーのトライス株式会社(取得原価7,500百万円)を子会社化しており、次期以降の日本セグメントへの貢献が見込まれる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 販売数量の増加(国内自動車生産の回復および北米向けハイブリッド車需要拡大)
- 収益改善活動(MMK活動等)の継続的な浸透によるコスト競争力強化
- 燃料ポンプモジュール事業の自社生産化・種類統合による収益力向上
- 電動化製品(HV向けバスバーエンド、FCV向け高電圧分岐BOX等)の受注拡大
- トライス株式会社子会社化によるカーボン部品技術の取り込みとパワートレイン事業の商品力強化
- 国内生産設備への積極投資(2026年3月期設備投資17,511百万円)による生産能力・競争力向上
リスク
- 中国市場における日系自動車メーカーの販売低迷による国内生産・輸出への波及
- 米国関税政策によるコスト増加(グループ全体への影響、米州セグメント営業利益が前期比38.5%減と顕在化)
- EV化加速に伴う内燃機関向け部品(燃料ポンプモジュール等)の中長期的な需要減少リスク
- 為替変動(円高)による輸出採算・セグメント間内部売上への影響
- トヨタ自動車グループへの売上集中(グループ全体売上の約49%)による顧客集中リスク
- 設備投資急増(前期比約2.4倍)に伴う減価償却費増加による今後の利益圧迫リスク
- トライス株式会社買収に伴うのれん計上・統合コスト発生リスク
最終更新: 2026年6月11日

