特定顧客への販売依存
連結売上収益の58.0%(当連結会計年度)をトヨタ自動車グループ向けが占めており、同グループの生産台数変動・購買政策・装着率の変化が業績に直結する。また、原材料・部品供給元の突発事故や地政学的リスクによる完成車メーカーの生産停止も連鎖的に影響する可能性がある。
経済状況・自動車需要変動
日本・米州・欧州・中国・アジア・インドを主要市場とし、景気低迷や感染症流行による社会的・経済的混乱が自動車需要を縮小させるリスクがある。グローバルに事業展開しているため、特定地域の経済悪化が財政状態および経営成績に広範な影響を及ぼす可能性がある。
為替レート変動リスク
外貨建取引における決済・換算時の為替レート変動が、価格競争力・取引価格・海外関係会社の財務諸表の円換算額に影響を与える。グローバルな生産・販売体制を持つため、主要通貨の変動が連結業績に直接的な影響を及ぼす可能性がある。
海外事業に潜在するリスク
米州・欧州・アフリカ・中国・アジア・インドで生産・販売活動を展開しており、予期しない法律・規制変更、不利な租税制度変更、地政学的リスク、自然災害・感染症による社会的混乱など多様なリスクが内在する。これらの事象が発生した場合、当社グループの財政状態および経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
製品品質不具合・リコール
世界的な品質管理基準に従い製造しているが、全製品の品質不具合ゼロやリコール不発生の保証はなく、大規模リコールや製造物責任賠償が発生した場合には多額のコストと企業評価への重大な影響が生じる。製造物責任保険に加入しているが、最終的な賠償額を完全にカバーできる保証もない。
新製品開発力の不確実性
「高分子の可能性を追求」する企業方針のもと積極的な研究開発を推進しているが、投資資金・資源の充当保証がなく、急速な技術進歩や市場ニーズの変化により製品の商品価値が急激に低下するリスクがある。新製品・新技術の市場投入遅延による収益機会の逸失も財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
原材料・部品調達リスク
複数のグループ外供給元から原材料・部品を調達しているが、市場変化による価格高騰・品不足、供給元の突発的事故、地政学的リスクによる生産停止・納入遅れ、物流遮断が発生するリスクがある。これらが生じた場合、製品原価の上昇や生産停止につながり、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
価格競争の激化
自動車部品事業における価格競争は大変厳しく、完成車メーカーからの価格引き下げ要請に加え、新規競合先の台頭や既存競合先間の提携により競争環境が一層厳しくなる可能性がある。高品質・高付加価値製品の供給を基本方針とするが、将来にわたり有効に競争できる保証はなく、収益性に影響を及ぼす可能性がある。
情報セキュリティ・サイバー攻撃
サイバー攻撃を重要な経営リスクと位置づけ、中期的推進計画の策定・侵入防止・検知対策・社員教育・国内外関係会社への監査・サプライチェーン全体の安全確保に取り組んでいる。しかし、外部からのサイバー攻撃やコンピューターウィルスによる社内情報システムの停止・機密情報の漏洩が発生した場合、被害規模によっては財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
災害・停電による生産中断
生産設備の定期検査・点検を実施しているが、国内工場・仕入先の多くが中部地方に集中しており、同地域での大規模災害発生時には生産活動への広範な影響が懸念される。調達先・納入先での災害も含め、製造ライン中断の影響を完全に防止・軽減できる保証はなく、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

