株式会社SUBARU7270
自動車
SUBARUの収益基盤を担うコア事業。SUV中心のグローバル販売が柱。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(自動車セグメント) | 4,638,342百万円 | 4,569,035百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 32,086百万円 | 420,410百万円 | ↓ |
| セグメント利益率 | 0.7% | 9.2% | ↓ |
| 連結売上台数(総合計) | 89.6万台 | 93.6万台 | ↓ |
| 連結売上台数(北米) | 70.8万台 | 73.2万台 | ↓ |
事業詳細
自動車ならびにその部品の製造・販売・修理を行うSUBARUの中核セグメント。米国を最重要市場と位置づけ、SUV領域に経営資源を集中する差別化戦略を採用。重点車種はフォレスター、クロストレック、アウトバックなど。トヨタ自動車とのスポーツカー・BEV共同開発、ダイハツ工業からの軽・小型自動車OEM供給も行う。2026年3月期の連結売上台数は89.6万台で、うち北米が70.8万台を占める。
直近の概況
米国追加関税・環境規制費用が直撃し、セグメント利益が前期比92.4%減の大幅悪化。
2026年3月期の自動車セグメント利益は32,086百万円と前期420,410百万円から388,324百万円減少(前期比92.4%減)。米国における追加関税の影響に加え、環境規制クレジットに関する損失を含む環境規制関連費用およびBEV関連費用の計上が主因。また、BEV自社生産向け工事に伴い国内生産ラインの一部を一時停止した結果、国内生産台数は52.5万台と前期比7.7万台(12.8%)減少。海外売上台数も79.3万台と前期比3.9万台(4.7%)減少した。価格構成改善の努力により売上収益は微増を確保したものの、コスト増を吸収しきれなかった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 2027年3月期に向けたフォレスター・クロストレックなどICE車およびアライアンスBEVの商品ラインアップ拡充による販売台数回復
- 商品グレード構成の最適化と市場間の生産・販売調整による価格構成改善の継続
- 米国市場での堅調な販売維持と国内・カナダを含むグローバル市場での販売台数の着実な積み上げ
- 矢島工場でのBEV・ガソリン車混流生産体制構築完了による生産効率化と供給安定化
- ストロングハイブリッドシステム(次世代e-BOXER)搭載車種の拡充による付加価値向上
リスク
- 米国追加関税の影響継続・拡大(2026年3月期に環境規制費用と合わせてセグメント利益を大幅に圧迫)
- 環境規制クレジット損失を含む自動車環境規制関連費用の高止まりリスク
- BEV自社生産向け工場改修に伴う国内生産台数の一時的減少と出荷遅延リスク
- 中東情勢の緊迫化に伴う海外市場向け輸送船舶の遅延など地政学リスクによる販売機会損失
- 研究開発費の増加(2026年3月期169,424百万円、前期比18.9%増)による利益圧迫
- 電動化投資の実行タイミングと市場需要の不確実性、および競合激化による米国市場での販売奨励金増加リスク
最終更新: 2026年6月22日

