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エイケン工業株式会社

7265・東証スタンダード・輸送用機器

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エイケン工業株式会社7265

フィルター部門

自動車用補修フィルターの製造・販売を担う、売上高の約96%を占めるコア事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年10月期第3四半期累計)5,789,950千円(5,789百万円)5,930,423千円(5,930百万円)↓
営業利益(2026年10月期第3四半期累計)458,555千円(458百万円)615,284千円(615百万円)↓
国内売上高(2026年10月期第3四半期累計)2,791,964千円(2,791百万円)2,691,311千円(2,691百万円)↑
海外売上高(2026年10月期第3四半期累計)2,997,985千円(2,997百万円)3,239,111千円(3,239百万円)↓

事業詳細

自動車用オイルフィルター・エアフィルター等の補修用フィルターを国内製造し、国内販売および「VIC」ブランドによる海外輸出を展開。国内では大型車用フィルター・高性能オイルフィルター・プレス部品の拡販に注力し、既存取引先との取引拡大並びに新規取引先の開拓を推進。輸出では長年のブランド力を活かし、主要輸出先への新製品提案並びに主要輸出先以外への販売拡大等の営業活動を強化している。

直近の概況

国内は増収も輸出減で売上減少、原材料高騰等で営業利益は25.5%減

当第3四半期累計期間の売上高は前年同四半期比140百万円減の5,789百万円(同2.4%減)となった。国内売上は商社向け増加により拡大したが、輸出売上はアジア向けの減少により大きく落ち込んだ。営業利益は売上高減少に加え、原材料・梱包資材の価格高騰及び製造経費の増加により製品売上原価率が上昇し、前年同四半期比156百万円減の458百万円(同25.5%減)となった。石油化学製品の調達が計画通りに進まなかったことも生産数減少の要因となっている。

主要プロダクト

product
自動車用補修オイルフィルター

自動車保有台数に比例して需要が決定する補修用オイルフィルター。国内は商社向け販売が増加した一方、同業者向けは減少。輸出はアジア向けが減少し全体として輸出売上は前年同四半期比で減少した。

product
大型車用フィルター・高性能オイルフィルター

既存品と差別化した高性能オイルフィルターおよび大型車用フィルターの拡販に注力しており、既存取引先との取引拡大並びに新規取引先の開拓に取り組んでいる。

product
プレス部品

フィルター製品と併せてプレス部品の拡販にも注力している。

成長ドライバー

  • アジア向け輸出の回復および主要輸出先以外の新規国開拓による輸出売上拡大
  • 商社向け国内販売の拡大および新規取引先開拓
  • 大型車用フィルター・高性能オイルフィルターの拡販による高付加価値品シフト
  • 「VIC」ブランド力を活かした新製品提案型営業活動の強化
  • 生産量増加に伴う生産効率向上による売上原価率の改善

リスク

  • 自動車保有台数の伸び悩みおよびメンテナンス費用削減意識の高まりによる長期的な国内需要減少
  • 海外安価品の増加による激しい価格競争(国内・輸出双方)
  • 電気自動車普及に伴うガソリン車・ディーゼル車向けフィルター需要の長期的縮小リスク
  • 中東情勢不安(ホルムズ海峡封鎖継続)に伴う石油化学製品の調達遅延・価格高騰リスク
  • 原材料・梱包資材等の購入価格上昇による売上原価率の上昇リスク
  • アジア向け輸出減少に見られる海外需要の不確実性

燃焼機器部門

バーナ部品・熱交換器を製造販売する第二の事業柱

期間今期前期増減率
売上高(2026年10月期第3四半期累計)271百万円241百万円(2025年10月期第3四半期累計)↑
営業利益(2026年10月期第3四半期累計)32百万円24百万円(2025年10月期第3四半期累計)↑
売上高前年同四半期比増減率+12.3%—↑
営業利益前年同四半期比増減率+30.1%—↑

事業詳細

燃焼機器部門は、主としてバーナ部品の製造・販売を行うセグメントであり、コインランドリー用乾燥機向けバーナ、厨房機器用バーナ、ボイラ向けバーナ部品および熱交換器を取り扱う。売上高は全社の約4%を占める小規模セグメントながら、フィルター部門に次ぐ第二の事業柱として位置づけられている。販売は国内のみで、取引先からの受注開発型の製品供給を基本としている。

直近の概況

コインランドリー・厨房機器用バーナが増加し増収増益

当第3四半期累計期間の売上高は前年同四半期に比べ29百万円増加し271百万円(前年同四半期比12.3%増)、営業利益は7百万円増加し32百万円(前年同四半期比30.1%増)となった。コインランドリー用バーナ、厨房機器用バーナ共に需要が増加したことが要因。取引先から依頼を受けたバーナの開発、既存のバーナ部品及び熱交換器の拡販、新規取引先の開拓にも取り組んでいる。

主要プロダクト

product
コインランドリー用バーナ

当第3四半期累計期間において需要が増加し、部門売上高増加に貢献した。

product
厨房機器用バーナ

当第3四半期累計期間において需要が増加し、コインランドリー用バーナとともに部門売上高増加に貢献した。

product
ボイラ用バーナ部品

既存のバーナ部品の拡販に取り組んでいる。

product
熱交換器

既存の熱交換器の拡販に取り組んでいる。

成長ドライバー

  • コインランドリー向けバーナの需要増加による売上拡大
  • 厨房機器用バーナの需要増加による売上・利益拡大
  • 取引先からの依頼に基づく新規バーナ開発による受注獲得
  • 既存のバーナ部品及び熱交換器の拡販への取り組み
  • 新規取引先の開拓による販路拡大

リスク

  • 売上高が全社の約4%と小規模であり、固定費吸収力が低く収益変動が大きい
  • 資源・原材料価格の高止まりによる製造コスト上昇リスク
  • 電気自動車普及等に伴うガス機器需要の長期的な変化リスク
  • 特定顧客・製品への依存度が高く、受注変動が業績に直結するリスク

その他

ガレージサウナ・灰皿等を販売する極小規模の非主力セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年10月期第3四半期累計)1百万円未満(1,282千円)1百万円未満(2,289千円)↓
営業損失(2026年10月期第3四半期累計)△4百万円未満(△4,561千円)△3百万円未満(△3,805千円)↓
売上高前年同期比△44.0%―↓

事業詳細

「その他」セグメントは、報告セグメント(フィルター部門・燃焼機器部門)に含まれない事業セグメントであり、ガレージサウナ及び灰皿等の販売を行っている。売上規模は全社売上高(6,062百万円)の0.02%程度と極めて小さく、継続的に営業損失を計上している。当第3四半期累計期間は売上高が前年同期から減少し、営業損失も拡大した。

直近の概況

売上高が前年同期比44.0%減少し、営業損失が拡大

当第3四半期累計期間(2025年11月1日~2026年7月31日)において、その他セグメントの売上高は前年同四半期に比べ1,007千円減少し1,282千円(前年同四半期比44.0%減)となった。売上高の減少により、営業損失は4,561千円(前年同四半期は営業損失3,805千円)に拡大し、損益は悪化傾向にある。

主要プロダクト

product
ガレージサウナ

ガレージ空間向けのサウナ製品として販売しているが、詳細な販売台数・価格等の開示はない。

product
灰皿等

灰皿等の小型製品を販売しているが、セグメント売上高に占める内訳は開示されていない。

成長ドライバー

  • ガレージサウナ及び灰皿等の販売拡大余地(現状は売上減少)
  • 全社的な新規事業開拓の一環としての位置づけ

リスク

  • 売上規模が極めて小さく(全社売上高の0.02%程度)、事業としての独立採算性が低い
  • 当第3四半期累計期間は売上高が前年同期比44.0%減少し、営業損失が3,805千円から4,561千円に拡大するなど、収益性が悪化している
  • 売上の絶対額が小さいため、わずかな変動でも損益への影響率が大きく、安定性に乏しい
  • 新規収益源としての確立が不透明であり、今後の事業拡大方針が開示上明確でない

最終更新: 2026年9月4日