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7247・東証スタンダード・輸送用機器

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株式会社ミクニ7247

自動車関連品

四輪・二輪・汎用エンジン向け燃料供給装置類を製造販売するミクニの中核事業

期間今期前期増減率
売上高(四半期)22,177百万円19,565百万円↑
営業利益(四半期)657百万円825百万円↓
売上高増減率前年同期比13.3%増—↑
営業利益増減率前年同期比20.3%減—↓

事業詳細

四輪車・二輪車・汎用エンジン用の燃料供給装置類およびエンジン関連機能品類の製造・販売を行うセグメント。主要製品はスロットルボデー、センサ類、樹脂インテークマニホールド、オイルポンプ、バキュームポンプ、ウォーターポンプ、電制排気バルブ、冷却水制御バルブ、可変バルブタイミングシステム、二輪車用気化器等。国内外に広範な製造拠点を持ち、アセアン・インド・中国・台湾・欧米等グローバルに展開。当第1四半期の連結売上高の約8割を占めるグループの中核事業。

直近の概況

アセアン・インドが堅調も北米コスト増・為替影響で減益

2027年3月期第1四半期は、アセアン・インド拠点の業績が堅調に推移したことに加え、中国拠点における一部顧客の商流変更に伴う売上増加等により、売上高は22,177百万円(前年同期比13.3%増)と増収となった。一方、営業利益は657百万円(同20.3%減)と減益となり、北米拠点における生産性改善の遅れに伴う製造費用の増加、対米ドルでのメキシコペソ高、国内の人件費の増加が主因となった。四半期毎の推移では、前期第4四半期の売上高23,513百万円・営業利益653百万円から、当期第1四半期は減収・微増益となっている。

主要プロダクト

product
吸気・燃料制御関連品

スロットルボデー、センサ類、樹脂インテークマニホールド等、エンジンの吸気・燃料供給を制御する基幹部品群。

product
ポンプ類

オイルポンプ、バキュームポンプ、ウォーターポンプ等、エンジン補機として搭載される各種ポンプ製品。

product
補器類

電制排気バルブ、冷却水制御バルブ、可変バルブタイミングシステム等、エンジン性能・排出ガス制御に関わる補機類。

product
気化器類

二輪車用気化器(キャブレター)を中心とした製品群で、新興国市場向けを含め展開。

product
車輛用暖房機器類

車輛用暖房機器類の製造販売を行う。

成長ドライバー

  • アセアン・インド拠点の堅調な業績
  • 中国拠点における一部顧客の商流変更に伴う売上増加
  • 客先の新モデル投入に伴う販売増加
  • 継続的なコスト低減活動による収益性改善
  • 取引価格の適正化(価格転嫁の進展)
  • アセアン・インド等新興国市場での需要拡大

リスク

  • 電気自動車(EV)シフトによる内燃機関関連製品需要の中長期的減少リスク
  • 北米拠点における生産性改善の遅れに伴う製造費用増加
  • 対米ドルでのメキシコペソ高等の為替変動リスク
  • 国内における人件費増加によるコスト圧迫
  • 中国市場における競争激化および地政学リスク
  • 原材料価格の高止まりによるコスト圧迫
  • 半導体供給制約の再発リスク
  • 新興国企業の台頭によるグローバル競争激化

生活機器関連品

福祉介護機器等を扱う「その他事業」セグメントで、当第1四半期は営業増益を確保。

期間今期前期増減率
売上高(第1四半期)585百万円553百万円↑
営業利益(第1四半期)46百万円20百万円↑

事業詳細

生活機器関連品セグメント(決算短信上は「その他事業」区分に相当)は、福祉介護機器類(電動車いす、天井走行式リフト、身障者用運転補助装置等)の製造販売、加湿器類、不動産管理等を含む。主要関連会社は㈱ミクニライフ&オートおよびサンライズメディカルジャパン㈱。連結売上高に占める比率は小さいが、非福祉領域を含めた車両架装台数の増加により、当第1四半期は増収増益となった。

直近の概況

非福祉領域含む車両架装台数増加で増収増益、営業利益は前年同期比127.9%増。

2027年3月期第1四半期において、主力の福祉介護機器等の製造販売事業では、非福祉領域を含めた車両架装台数が増加したことにより、売上高は585百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は46百万円(同127.9%増)となった。前期通期では営業損失491百万円を計上していたが、当第1四半期は増収増益で黒字を確保しており、収益性改善の兆しが見られる。

主要プロダクト

product
福祉介護機器類

電動車いす、天井走行式リフト、身障者用運転補助装置等を製造販売。非福祉領域を含めた車両架装台数の増加が当第1四半期の増収要因となった。

product
加湿器類

生活機器関連品として加湿器類を製造販売しているが、当第1四半期決算短信では個別の詳細開示はない。

service
不動産管理等

不動産賃貸・管理事業を含むが、当第1四半期決算短信では個別の詳細開示はない。

成長ドライバー

  • 電動車いすの販売増加による福祉介護機器需要の拡大
  • 各種特殊車両(非福祉領域含む)の架装台数の伸長
  • 天井走行式リフトの需要拡大
  • 高齢化社会の進展に伴う介護・福祉機器市場の構造的成長
  • ミクニグループの非モビリティ事業強化方針による事業ポートフォリオ充実

リスク

  • 前期通期は営業損失491百万円を計上しており、通期での収益安定性が依然課題
  • セグメント規模が小さく、グループ全体への貢献度が限定的
  • 福祉介護機器市場における競合激化リスク
  • 不動産賃貸事業における減損リスク(前期に減損損失5百万円を計上)
  • 人材確保・コスト上昇による収益圧迫リスク

航空機部品輸入販売

民間・官公庁向け航空宇宙用部品の輸入販売を担う商社機能セグメント

期間今期前期増減率
売上高(商社事業)3,294百万円3,228百万円↑
営業利益(商社事業)579百万円584百万円↓

事業詳細

㈱ミクニエアロスペース、ミクニ アメリカン コーポレーション、旭エアーサプライ㈱を主要会社として、航空宇宙用機器・部品・材料・附属品および電装部品の輸入販売を行う。製造を持たない商社型ビジネスモデルであり、民間航空機向けおよび官公庁向けの双方に供給する。商社事業セグメント内の中核事業として、芝管理機械等と並んで同セグメントの売上・利益を牽引している。

直近の概況

航空機部品は堅調需要も為替影響で微減益、芝管理機械等は好調

2027年3月期第1四半期の商社事業売上高は3,294百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は579百万円(同0.9%減)となった。航空機部品類は民間航空機向け及び官公庁向けの需要が堅調に推移したものの、為替変動等の影響により微減益となった。一方、芝管理機械等はゴルフカーの販売及び散水設備工事の受注が好調に推移し、セグメント全体の増収を支えた。

主要プロダクト

product
航空宇宙用機器・部品・材料・附属品

民間航空機向け及び官公庁向けに航空宇宙用の機器・部品・材料・附属品を輸入販売する。当第1四半期は両需要とも堅調に推移した。

product
電装部品

航空機関連の電装部品を輸入販売しており、商社事業の一部を構成する。

成長ドライバー

  • 民間航空機向け需要の好調継続
  • 官公庁(防衛・政府機関)向け需要の拡大
  • 航空機の更新・整備需要の増加
  • 輸入販売に特化した商社型ビジネスモデルによる低固定費構造

リスク

  • 為替変動(円安進行による仕入コスト上昇リスク)
  • 航空機メーカー・サプライヤーの供給制約リスク
  • 地政学的リスクの高まりによる調達・輸送への影響
  • 官公庁向け予算・調達方針の変更リスク
  • 航空需要の景気連動性による売上変動リスク

芝管理機械等販売

ゴルフ場向け芝管理機械等を輸入販売する商社事業の一部門

期間今期前期増減率
売上高(前期通期実績)3,877百万円——
営業利益(前期通期実績)-33百万円——
セグメント資産(前期通期実績)34百万円——
減価償却費(前期通期実績)31百万円——
設備投資額(前期通期実績)34百万円——

事業詳細

㈱ミクニグリーンサービスが担う芝管理機械等販売は、ゴルフ場向け芝刈機・芝管理機械・ゴルフカート・散水関連資材の輸入販売を行う事業である。商社事業セグメント(航空機部品類と合算)の一翼を担い、主にゴルフ場の更新需要を取り込む形で事業を展開している。製造は行わず輸入販売に特化した商社機能を持つ。

直近の概況

ゴルフカー販売・散水設備工事受注が好調、商社事業全体は増収

2027年3月期第1四半期において、芝管理機械等はゴルフカーの販売及び散水設備工事の受注が好調に推移した。商社事業セグメント全体(航空機部品類含む)の売上高は3,294百万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は579百万円(同0.9%減)となったが、これは航空機部品類の為替変動等による微減益を、芝管理機械等の好調な受注が一定程度相殺した結果とみられる。なお、芝管理機械等販売単独の四半期別数値は本決算短信では開示されていない。

主要プロダクト

product
ゴルフ場向け芝刈機・芝管理機械

ゴルフ場の更新需要を主なターゲットとした輸入芝刈機・芝管理機械の販売を行う。

product
ゴルフカート

当第1四半期は販売が好調に推移し、商社事業の売上増加に寄与した。

service
散水関連資材・工事

散水設備工事の受注が好調に推移し、当四半期の業績を支えた。

成長ドライバー

  • ゴルフ場における芝管理機械・設備の更新需要の堅調な継続
  • 商社事業セグメント全体での航空機部品類との相乗効果による事業基盤の安定
  • ゴルフ場向け総合機器(芝刈機・ゴルフカート・散水資材)の一括供給による顧客利便性
  • ゴルフカート販売及び散水設備工事受注の好調な推移

リスク

  • ゴルフ場数の減少や業界縮小による需要減退リスク
  • 輸入販売事業のため為替変動(円安進行)による仕入コスト上昇リスク
  • ゴルフ場の設備投資抑制による更新需要の落ち込みリスク
  • 芝管理機械等販売単体での営業損失計上が継続する場合の収益性悪化リスク

その他

福祉介護機器等の製造販売を中心とする非報告セグメント

期間今期前期増減率
売上高585百万円553百万円↑
営業利益46百万円20百万円↑

事業詳細

報告セグメントに含まれない事業群で構成され、主力は福祉介護機器等の製造販売事業。電動車いす、身障者用運転補助装置、天井走行式リフト、車椅子リフト等を手掛ける。非福祉領域を含めた車両架装事業も展開しており、当第1四半期は非福祉領域を含めた車両架装台数の増加が業績を牽引した。連結売上高に占める比率は小規模だが、高齢化社会の進展を背景に安定的な需要が見込まれる分野を担う。

直近の概況

車両架装台数の増加により増収増益

2027年3月期第1四半期は、主力の福祉介護機器等の製造販売事業において、非福祉領域を含めた車両架装台数が増加したことにより、売上高は585百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は46百万円(同127.9%増)と大幅な増益となった。全社連結売上高27,008百万円に対する構成比は小さいものの、増益率は他セグメントを上回る成長を示した。

主要プロダクト

product
福祉介護機器類

高齢化社会の進展に伴い、電動車いすや天井走行式リフト、車椅子リフト等の福祉介護機器の需要が安定的に見込まれる。

service
車両架装事業(非福祉領域含む)

当第1四半期は非福祉領域を含めた車両架装台数が増加し、売上高・営業利益ともに増加に寄与した。

成長ドライバー

  • 高齢化社会の進展に伴う電動車いす・介護機器の需要拡大
  • 非福祉領域を含めた各種特殊車両の架装台数増加
  • 天井走行式リフトの需要拡大
  • 車両架装事業における増益率の高さ(前年同期比127.9%増)

リスク

  • 福祉介護機器市場における競合激化および価格競争
  • セグメント規模が小さく、グループ内での経営資源配分が限定的
  • 非福祉領域を含む車両架装事業の需要変動リスク

最終更新: 2026年8月7日