NOK株式会社7240
シール事業
自動車・産業機械向けシール製品を中核とするNOKの主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 367,397百万円 | 362,742百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 27,860百万円 | 26,214百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 7.6% | 7.2% | ↑ |
| セグメント資産 | 499,351百万円 | 432,642百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 23,382百万円 | 23,857百万円 | ↓ |
| 減損損失 | 183百万円 | 1,242百万円 | ↓ |
事業詳細
NOK株式会社が中心となり、自動車業界・建設機械業界・一般産業機械業界向けにオイルシール、Oリング、防振ゴム、樹脂加工品、ガスケット、化学合成品、メカニカルシール等を生産・販売する。国内外に広範な生産・販売拠点を持ち、タイNOK Co.,Ltd.、無錫NOKフロイデンベルグ Co.,Ltd.、イーグル工業㈱等のグループ会社が連携して事業を展開する。需要先は国内外の自動車、一般産業機械、電子・精密機器等、多岐の産業にわたる。
直近の概況
中国非日系顧客拡販・タイ市場回復・価格改定推進で増収増益を達成
2026年3月期のシール事業は売上高367,397百万円(前期比1.3%増)、営業利益27,860百万円(前期比6.3%増)と増収増益。日系自動車の国内生産台数は減少したものの、中国での非日系顧客向け拡販やタイの自動車市場回復が寄与。一般産業機械向けは中国の建設機械需要増加が追い風となった。為替の押し上げ効果も加わり増収。収益面では人件費等固定費の悪化があったものの、売価転嫁等の価格改定活動推進と原材料費減少・原価低減による変動費良化が奏功し、営業利益率は7.6%に改善した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 中国における非日系自動車メーカー向け拡販強化(EV・新エネルギー車対応)
- 建設機械向け補修用部品および農業機械向け需要の増加
- 売価転嫁等の価格改定活動推進による収益性向上
- 原材料価格等変動費の良化によるコスト改善
- ASEAN市場での中国系自動車メーカー進出に伴う非日系顧客開拓
- EV・半導体装置向け等の新領域製品開発・拡販
- 2027年3月期予想:他セグメントからの製品移管受け入れによる売上高393,400百万円(前期比7.1%増)・営業利益30,800百万円(前期比10.6%増)を見込む
リスク
- 日系自動車メーカーの国内外生産台数減少(中国・タイ市場での販売不振)
- 中国不動産不況・欧米景気低迷による一般産業機械向け需要低迷の長期化
- 円高進行による海外売上の円換算額減少
- タイにおける自動車ローン審査厳格化に伴う新車需要鈍化
- 賃上げによる人件費等固定費の上昇と価格転嫁の遅れ
- 中国市場での電気自動車シフトに伴う日系顧客向け販売減少
- 中東情勢の緊迫化による事業への影響(業績予想に未織り込み)
最終更新: 2026年6月22日

