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田中精密工業株式会社

7218東証スタンダード輸送用機器

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田中精密工業株式会社7218

部品製造事業

自動車部品製造を担うグループ中核事業。連結売上高の約75%を占める。

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客+セグメント間、百万円)33,021百万円30,526百万円
外部顧客への売上高(百万円)32,938百万円30,336百万円
セグメント利益(百万円)1,744百万円2,064百万円
セグメント資産(百万円)41,371百万円38,484百万円
減価償却費(百万円)2,419百万円2,322百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(百万円)5,643百万円3,289百万円
セグメント利益率5.3%6.8%

事業詳細

4輪・2輪・汎用向けエンジン部品(ロッカーアームASSY、バルブリフター等)、トランスミッション部品、シャーシ部品、鋳造金型を製造・販売する。主要顧客は本田技研工業㈱グループ。国内に加え、米国・タイ・ベトナムに製造拠点を持つグローバル体制。2025年2月に㈱米谷製作所を子会社化し、アルミダイカスト金型製造能力を強化した。当期はxEV向け部品の受注拡大が増収に寄与した一方、北米での減収影響がセグメント利益を圧迫した。

直近の概況

㈱米谷製作所子会社化・xEV受注拡大で増収も、北米減収と新規立上げコストで利益は15.5%減。

2026年3月期の部品製造事業は、㈱米谷製作所の子会社化およびxEV向け部品の受注拡大により外部顧客売上高が32,938百万円(前期比8.6%増)と増収を達成した。一方、北米での売上製品構成変化に伴う減収影響および新規立上げコストの発生により、セグメント利益は1,744百万円(同15.5%減)と大幅に減少した。設備投資は5,643百万円と前期比71.5%増加しており、将来成長に向けた積極的な投資フェーズにある。

主要プロダクト

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エンジン部品(4輪・2輪・汎用)

連結売上高の約54.6%を占めるロッカーアームASSYを中心に、バルブリフター等のエンジン部品を製造・販売。本田技研工業㈱グループ向けが主体。長期的にはEV化による需要低下リスクを抱える。

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トランスミッション部品

自動車のトランスミッション向け精密部品を製造・販売。エンジン部品と並ぶ主要製品カテゴリー。

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EV向けアルミ部品・鋳造金型

電動化領域に対応したxEV向けアルミ部品・インバーターフレーム等の新規受注品。㈱米谷製作所の子会社化によりアルミダイカスト金型製造能力を強化。当期は受注拡大が増収に貢献した。

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シャーシ部品

自動車のシャーシ(車体骨格)向け精密部品を製造・販売。エンジン部品・トランスミッション部品と並ぶ製品カテゴリー。

成長ドライバー

  • ㈱米谷製作所の子会社化によるアルミダイカスト金型製造能力の強化とサプライチェーン拡充
  • 電動化領域(xEV向けアルミ部品・インバーターフレーム等)の新規受注品の量産本格化
  • AI/IoTを活用したスマートファクトリー導入による生産性向上・収益力強化
  • 営業技術部による顧客ニーズへのスピーディーな価値提案と新規顧客開拓
  • 生産拠点再編・多品種少量生産への最適化による収益性確保

リスク

  • 主要顧客・本田技研工業㈱グループが2040年エンジン搭載四輪車販売ゼロを目標とし、エンジン部品の長期的需要低下が見込まれる(ロッカーアームASSYが連結売上高の約54.6%)
  • 北米市場での売上製品構成変化に伴う減収影響(当期も北米減収がセグメント利益を圧迫)
  • 米国の関税政策・為替相場変動等の地政学リスクによる海外売上構成変化
  • 新規立上げコストの増加による短期的な利益圧迫(2027年3月期も継続見込み)
  • 資源価格高騰・原材料コスト上昇による収益圧迫
  • 自動車生産・販売の世界的不安定化による需要変動リスク

最終更新: 2026年6月22日