プレミアグループ株式会社7199
ファイナンス事業
中古車向けオートクレジットを主軸とする同社最大の収益セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(外部顧客) | 24,801百万円 | 20,151百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 4,735百万円 | 4,570百万円 | ↑ |
| 営業収益増減率 | +23.1% | — | ↑ |
| 営業利益増減率 | +3.6% | — | ↑ |
| 金融収益(セグメント) | 19,565百万円 | 17,061百万円 | ↑ |
| 金利収益(セグメント) | 3,216百万円 | 2,007百万円 | ↑ |
| 金利費用(セグメント) | 542百万円 | 165百万円 | ↑ |
| 減価償却費及び償却費(セグメント) | 1,527百万円 | 1,165百万円 | ↑ |
事業詳細
自動車販売店(加盟店)を通じて個人顧客にオートクレジット(個別信用購入あっせん)を提供するクレジット事業と債権回収サービスで構成。「立替払方式」と「提携ローン方式」の2方式を展開し、提携ローン方式が債権残高の中心。カープレミアクラブ会員化による加盟店囲い込みと、バックオフィス人員増強によるサポート体制強化を通じてクレジット取扱高・債権残高の積み上げを図る。タイ王国の持分法適用関連会社への業務支援を通じた海外展開も推進。
直近の概況
クレジット取扱高拡大とシステム障害影響解消により増収・増益を達成
2026年3月期は、カープレミアクラブ会員(自動車販売店の有料会員)の増加を背景にクレジット取扱高が前期を上回る実績となった。前期に発生した基幹システム障害の影響からも順調に回復し、延滞債権残高率の改善に加え、システム障害への対応費用の解消も実現。営業収益は24,801百万円(前期比23.1%増)と大幅増収となった一方、市場金利上昇による調達コスト増加(金利費用542百万円、前期比229%増)が利益を圧迫し、営業利益は4,735百万円(前期比3.6%増)にとどまった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- カープレミアクラブ会員化による自動車販売店の囲い込みと既存加盟店稼働率の向上
- クレジット債権残高(金融債権)の継続的積み上げ:2026年3月期末の連結金融債権残高は91,122百万円(前期74,719百万円)
- 長期クレジット取扱いやシステム活用による営業ルート効率化・契約書ペーパーレス化
- バックオフィス人員増強および中央債権回収株式会社との協業による回収体制強化
- タイ王国を起点とした東南アジアへの海外展開(持分法投資利益114百万円、前期比約5倍)
- 新中期経営計画「Change & Prove 2030」のもとでのAI活用・IT・データ戦略推進による業務効率化
リスク
- 金利上昇リスク:市場金利の上昇による調達コスト増加が営業利益を圧迫(2026年3月期金利費用542百万円、前期165百万円から大幅増加)
- 基幹システム障害の再発リスク:前期のシステム障害からは回復しているものの、再発時には延滞債権残高率の悪化や対応費用の発生が懸念される
- 延滞債権・信用リスク:クレジット債権残高の急拡大に伴う債権品質管理の重要性増大
- 競合・市場リスク:中古車登録台数が前期比0.4%増と横ばい傾向の中でのシェア拡大競争
- 規制リスク:割賦販売法等の法改正を含む外部経営環境の変化への対応
- 地政学・マクロリスク:米国通商政策の動向、中東情勢悪化によるエネルギー価格・物流コスト上昇が個人消費・中古車市場に与える影響
最終更新: 2026年6月23日

