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ライフネット生命保険株式会社

7157東証プライム保険業

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ライフネット生命保険株式会社7157

ライフネット生命保険(生命保険事業・単一セグメント)

インターネット完結型オンライン生保のリーディングカンパニー

期間今期前期増減率
保有契約年換算保険料(期末)37,290百万円34,518百万円
保険収益34,388百万円30,081百万円
保険サービス損益11,606百万円9,576百万円
保険サービス利益率33.8%31.8%
税引前利益11,389百万円9,179百万円
親会社帰属当期利益8,041百万円5,993百万円
基本的1株当たり当期利益100.11円74.63円
包括資本(期末)176,149百万円167,090百万円
IFRS資本(親会社帰属持分)95,600百万円92,109百万円
CSM(税調整後)65,232百万円61,140百万円
団信契約価値15,315百万円13,840百万円
内部ESR(経済価値ベース・ソルベンシー・マージン比率)394%356%
個人保険保有契約件数(期末)686,237件637,000件(前期末比107.7%から逆算)
解約失効率5.5%5.7%
営業活動によるキャッシュ・フロー8,820百万円7,279百万円
現金及び現金同等物期末残高13,598百万円17,234百万円

事業詳細

当社グループはインターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社。個人保険(ダイレクト・パートナービジネス)と団体信用生命保険(団信)の2事業を展開。営業職員・店舗コストを排除した低廉な保険料とシンプルな商品設計を強みとする。2024年3月期第1四半期よりIFRS任意適用。企業価値指標として独自の「包括資本」を採用し、2028年度に包括資本2,000億円〜2,400億円到達を中期目標に掲げる。

直近の概況

2026年3月期は増収増益で着地、JALとの資本業務提携が後発事象として発生

2026年3月期は保険収益34,388百万円(前期比+14.3%)、親会社帰属当期利益8,041百万円(前期比+34.2%)と大幅増益。個人保険において実際の保険金支払が予想を下回ったことと団信利益の増加が保険サービス損益を押し上げた。包括資本は176,149百万円(前期比+5.4%)に拡大。2026年4月30日、主要株主auフィナンシャルホールディングスが保有する全株式をJALへ譲渡することに合意し、JALとの資本業務提携を締結。2027年3月期業績予想は保有契約年換算保険料41,300百万円、親会社帰属当期利益8,200百万円(前期比+2.0%)。保険サービス損益は11,200百万円(前期比△3.5%)と、2025年度の保険金支払好調の反動を織り込んだ保守的な予想となっている。

主要プロダクト

product
個人保険(ダイレクトビジネス)

死亡保険・医療保険・就業不能保険等をウェブ上で完結販売。2026年3月期末の個人保険保有契約件数は686,237件(前期末比107.7%)、個人保険保有契約年換算保険料は28,718百万円(前期末比106.8%)。新契約年換算保険料は3,384百万円(前期比116.1%)、新契約件数は86,990件(前期比118.7%)。

platform
個人保険(パートナービジネス)

auじぶん銀行を含む複数のパートナー企業との提携を通じて顧客基盤を多様化。パートナービジネスは個人保険の保有契約件数・保険収益の拡大に寄与しており、顧客獲得チャネルの分散化を実現している。

product
団体信用生命保険(団信)

保険料配分アプローチ(PAA)を適用して測定。2026年3月期末の団信保有契約年換算保険料は8,571百万円(前期末比112.2%)。当期の団信に係る保険収益は8,018百万円(前期5,797百万円)。主要顧客はauじぶん銀行㈱(当期保険収益8,018百万円)。

service
資産運用業務

投資有価証券残高は72,503百万円(前期末62,180百万円)。社債を中心に保有を増加させており、金利収益は1,255百万円(前期974百万円)に拡大。金融損益は266百万円(前期△33百万円)と黒字転換した。

成長ドライバー

  • 個人保険の新契約件数加速(2026年3月期:前期比+18.7%の86,990件)と解約失効率の改善(5.5%、前期5.7%)による保有契約の着実な積み上げ
  • CSMリリースの継続的増加(当期7,871百万円、前期7,440百万円)による保険収益・保険サービス損益の構造的拡大
  • 団信事業の拡大(保有契約年換算保険料8,571百万円、前期末比+12.2%)とauじぶん銀行との提携深化
  • JALとの新たな資本業務提携締結による顧客基盤・販売チャネルの多様化(Embedded領域の強化)
  • 社債保有増加による金利収益の拡大(1,255百万円、前期974百万円)と金融損益の黒字転換(266百万円)
  • 中期計画の3重点領域「Tech & Services」「Rebranding」「Embedded」への集中投資によるAI・マイナンバー活用と顧客体験向上
  • 修正共同保険式再保険の強化による個別業績の収益改善(個別経常利益2,857百万円、前期△3,027百万円から黒字転換)

リスク

  • 保険金・給付金の支払実績変動リスク:2025年度は保険金支払が想定を下回り好調だったが、2026年度は標準的な支払発生を前提とした予想としており、実績が想定を上回った場合に保険サービス損益が悪化する可能性
  • JAL資本業務提携に伴う事業統合リスク:具体的な業務提携の内容・時期が未確定であり、2027年3月期業績予想には織り込まれていない。提携効果の実現が遅延・縮小する可能性
  • auFH・KDDIとの業務提携変更リスク:主要株主異動に伴いauFH・KDDIとの業務提携が変更され、団信(auじぶん銀行経由)を含む既存パートナービジネスへの影響が生じる可能性
  • 金利・為替リスク:金利上昇による保障性商品需要の変動、為替差損による金融損益の悪化(その他の投資損益△938百万円)
  • 競争激化リスク:オンライン生保市場への異業種参入増加により、保険獲得キャッシュ・フロー(10,458百万円、前期比+6.6%)の上昇圧力が継続
  • 経済価値ベースのソルベンシー規制(ESR)導入リスク:2026年3月末より新規制が導入され、ESR(速報値)333%・内部ESR394%は十分な水準だが、外部監査未了のため最終値との乖離が生じる可能性
  • 日本基準での累積損失継続による株主還元制約:個別計算書類ベースでの累積損失が残存しており、配当を含む株主還元の具体的実施時期は未定

最終更新: 2026年6月16日