グローバルスタイル株式会社 logo

グローバルスタイル株式会社

7126東証スタンダード小売業

グローバルスタイル株式会社 logo
グローバルスタイル株式会社7126

事業内容

グローバルスタイル株式会社は、メンズ・レディス・キッズのオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売を主たる事業とする単一セグメント企業。1928年創業の老舗毛織物商を前身とし、2009年に「Global Style」ブランドを立ち上げ、2022年に現商号へ変更。

2025年7月末時点で全国主要都市に40店舗を展開し、「GINZA Global Style」「GINZA Global Style COMFORT」「GINZA Global Style PREMIUM」「Premium Marunouchi」など複数の業態を持つ。主要顧客はビジネスパーソンを中心に、女性・インバウンド客へも対象を拡大。

価格帯は1着38,000円(税別)からとお買い得感を訴求しつつ、約5,000種類の生地品揃えで高いファッション性を両立している。

ビジネスモデル

当社は生地の企画・直接調達から縫製委託・店頭販売までを垂直統合したSPAモデルを確立。約5,000種類の生地を自ら選別・直接調達することでコストを抑制しつつ高品質を実現する。

販売着数の多さを背景に国内外縫製工場と良好な協力関係を構築し、店頭ニーズを反映したスピーディーなモデル開発が可能。会員数638,537人(2025年7月末)のGSアプリ倶楽部・GS倶楽部を通じたリピート購買促進と、GSオンラインオーダーサービス・GSクローゼット等の付帯サービスで顧客エンゲージメントを高める構造を持つ。

企業の強み

当社は生地を自ら選別し直接調達することで、業界有数の約5,000種類の品揃えを実現。SPAモデルにより中間コストを排除し、1着38,000円(税別)からという競争力ある価格帯と高品質を両立している。販売着数の多さが工場との交渉力を高め、スピーディーなモデル開発にも寄与している。

GSアプリ倶楽部・GS倶楽部の合計会員数は2021年7月末352,625人から2025年7月末638,537人へと4年間で約81%増加。採寸データを保有する会員向けにオンラインオーダーやGSクローゼット(クリーニング・保管・修理)を提供し、継続的な顧客接点と再来店を促す仕組みを構築している。

標準業態「GINZA Global Style」(11店舗)、カフェ併設の「COMFORT」(17店舗)、プレミアム業態「PREMIUM」(7店舗)、ハイクラス向け「Premium Marunouchi」(3店舗)など複数業態を展開。2023年10月・2024年9月に新業態を相次いで投入し、中価格帯から高価格帯まで幅広い顧客ニーズに対応している。

エンヴァリスの着眼点

2026年7月期第3四半期累計(9ヶ月)の売上高は9,489百万円(前年同期比+8.3%)と堅調な増収を確保した一方、販売費及び一般管理費が4,525百万円(同+8.8%)と売上増を上回るペースで拡大。新規2店舗出店に伴う人件費・地代家賃増加と「ガチスーツ」施策の広告宣伝費増が主因で、営業利益は717百万円(同▲0.2%)と微減。

外部要因として円安基調に伴う原材料・仕入原価の高騰も収益性を下押ししており、増収効果をコスト増が相殺する構図が続いている。

通期予想は売上高12,588百万円(前期比+9.8%)、営業利益850百万円(同+6.0%)、当期純利益533百万円(同+5.9%)で変更なし。第3四半期累計の営業利益進捗率は84.4%と高水準だが、前年同期比では微減であり、第4四半期(5〜7月)での利益積み上げが通期達成の鍵となる。

スーツ需要の季節性(春夏商戦)を踏まえると第4四半期の売上貢献は限定的であり、コスト管理の巧拙が通期利益の達成可否を左右する。

2026年7月期の年間配当予想を47円(前期33円から+14円、+42%増)へ修正。1株当たり四半期純利益は139.96円(前年同期139.42円)と横ばいながら、配当性向の引き上げにより株主還元を強化する姿勢を明示。

自己資本比率は38.1%(前期末39.0%)と若干低下しているが、当座貸越未実行残高4,620百万円の流動性バッファーを背景に財務的な余裕は維持されている。

成長戦略

新規出店・新商品・SNSマーケティング・インバウンド対応で多角的に顧客基盤を拡大

2026年7月期第3四半期累計で吉祥寺店・ららぽーと和泉店の2店舗を出店し、期末店舗数は41店舗に到達。両店舗ともオープン直後から順調な集客を実現。政令指定都市・大都市近郊への継続的な出店により売上規模の拡大を図る。

「その場にふさわしい一着」をガチスーツと定義し、SNSショートドラマを配信。10月配信開始から4月末までの累計視聴回数が7,000万回を突破し、若年層を中心に新規顧客購入が伸長。ブランド認知の拡大と新規顧客層の開拓に大きく寄与している。

免税システム導入・公式サイト多言語対応・英語対応スタッフ配置を通じ、訪日外国人の受け入れ体制を整備。旺盛なインバウンド需要を新たな収益源として取り込む施策を本格展開中。

究極の軽さを追求した「ZERO Like Model」ジャケット、レディースブラウス、メンズダウンコートを展開。スーツ特有の窮屈さを排除した新モデルにより、既存顧客への追加提案と新規顧客開拓を並行して推進。

最終更新: 2026年7月17日