事業内容
グローバルスタイル株式会社は、メンズ・レディス・キッズのオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売を主たる事業とする単一セグメント企業。1928年創業の老舗毛織物商を前身とし、2009年に「Global Style」ブランドを立ち上げ、2022年に現商号へ変更。
2025年7月末時点で全国主要都市に40店舗を展開し、「GINZA Global Style」「GINZA Global Style COMFORT」「GINZA Global Style PREMIUM」「Premium Marunouchi」など複数の業態を持つ。主要顧客はビジネスパーソンを中心に、女性・インバウンド客へも対象を拡大。
価格帯は1着38,000円(税別)からとお買い得感を訴求しつつ、約5,000種類の生地品揃えで高いファッション性を両立している。
ビジネスモデル
当社は生地の企画・直接調達から縫製委託・店頭販売までを垂直統合したSPAモデルを確立。約5,000種類の生地を自ら選別・直接調達することでコストを抑制しつつ高品質を実現する。
販売着数の多さを背景に国内外縫製工場と良好な協力関係を構築し、店頭ニーズを反映したスピーディーなモデル開発が可能。会員数638,537人(2025年7月末)のGSアプリ倶楽部・GS倶楽部を通じたリピート購買促進と、GSオンラインオーダーサービス・GSクローゼット等の付帯サービスで顧客エンゲージメントを高める構造を持つ。
企業の強み
当社は生地を自ら選別し直接調達することで、業界有数の約5,000種類の品揃えを実現。SPAモデルにより中間コストを排除し、1着38,000円(税別)からという競争力ある価格帯と高品質を両立している。販売着数の多さが工場との交渉力を高め、スピーディーなモデル開発にも寄与している。
GSアプリ倶楽部・GS倶楽部の合計会員数は2021年7月末352,625人から2025年7月末638,537人へと4年間で約81%増加。採寸データを保有する会員向けにオンラインオーダーやGSクローゼット(クリーニング・保管・修理)を提供し、継続的な顧客接点と再来店を促す仕組みを構築している。
標準業態「GINZA Global Style」(11店舗)、カフェ併設の「COMFORT」(17店舗)、プレミアム業態「PREMIUM」(7店舗)、ハイクラス向け「Premium Marunouchi」(3店舗)など複数業態を展開。2023年10月・2024年9月に新業態を相次いで投入し、中価格帯から高価格帯まで幅広い顧客ニーズに対応している。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2021期8,326百万円から2025期11,460百万円へ5期連続増収。2026期第3四半期累計(9ヶ月)は9,489百万円(前年同期比+8.3%)と増収基調を維持。
一方、利益面では2025期に営業利益802百万円(前期比+27%)と大幅改善した後、2026期3Q累計は717百万円(同▲0.2%)と微減に転じた。新規出店(吉祥寺・ららぽーと和泉の2店舗)に伴う固定費増加と「ガチスーツ」マーケティング投資の先行費用化が主因。
外部要因として円安基調による原材料・仕入原価の高騰も利益率を圧迫。総資産は8,648百万円(前期末比+1,189百万円)に拡大し、前受金・買掛金の増加が示す受注積み上げは第4四半期以降の売上貢献が期待される。
成長戦略
新規出店・新商品・SNSマーケティング・インバウンド対応で多角的に顧客基盤を拡大
2026年7月期第3四半期累計で吉祥寺店・ららぽーと和泉店の2店舗を出店し、期末店舗数は41店舗に到達。両店舗ともオープン直後から順調な集客を実現。政令指定都市・大都市近郊への継続的な出店により売上規模の拡大を図る。
「その場にふさわしい一着」をガチスーツと定義し、SNSショートドラマを配信。10月配信開始から4月末までの累計視聴回数が7,000万回を突破し、若年層を中心に新規顧客購入が伸長。ブランド認知の拡大と新規顧客層の開拓に大きく寄与している。
免税システム導入・公式サイト多言語対応・英語対応スタッフ配置を通じ、訪日外国人の受け入れ体制を整備。旺盛なインバウンド需要を新たな収益源として取り込む施策を本格展開中。
究極の軽さを追求した「ZERO Like Model」ジャケット、レディースブラウス、メンズダウンコートを展開。スーツ特有の窮屈さを排除した新モデルにより、既存顧客への追加提案と新規顧客開拓を並行して推進。
最終更新: 2026年7月17日

