近畿車輛株式会社7122
鉄道車両関連事業
近畿車輛の中核事業。国内外向け鉄道車両の製造・販売を担う。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 36,252百万円 | 29,440百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期) | 276百万円 | 745百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 57,366百万円 | 52,851百万円 | ↑ |
| 受注高(通期) | 31,537百万円 | 20,280百万円(推定) | ↑ |
| 受注残高(期末) | 113,226百万円 | 117,944百万円(推定) | ↓ |
| 生産高(通期) | 37,466百万円 | 前年同期比111.1% | ↑ |
事業詳細
JR向電車、公民鉄向各種電車、海外向電車、車両保守部品の製造・販売を行う近畿車輛の主力セグメント。国内では西日本旅客鉄道・近畿日本鉄道等の大手鉄道事業者、海外ではロサンゼルス郡都市交通局・カイロ地下鉄等を主要顧客とする。子会社の㈱ケーエステクノスへの補助業務委託、米国・カナダ拠点(KINKISHARYO International, L.L.C.等)を通じた海外案件獲得体制を構築している。
直近の概況
売上高は前期比23.1%増の36,252百万円に拡大も、営業利益は62.9%減の276百万円に落ち込む。
2026年3月期は西日本旅客鉄道・近畿日本鉄道向け電車の納入増加により売上高が36,252百万円(前期比23.1%増)と大幅増収を達成した。一方、営業利益は276百万円(前期745百万円)と62.9%減となり、増収にもかかわらず収益性が大きく悪化した。受注高は31,537百万円(前年同期比155.5%増)と大幅増加したが、期末受注残高は113,226百万円(前年同期比96.0%)とわずかに減少した。地域別では日本向け売上高が27,230百万円と全体の73.4%を占め、米国向けは7,459百万円となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 西日本旅客鉄道・近畿日本鉄道向け電車の納入増加による国内需要の継続的回復
- カイロ地下鉄向け電車・ロサンゼルス郡都市交通局向け電車等の受注済み大型海外案件の着実な遂行
- 受注高31,537百万円(前年同期比155.5%増)と大幅増加し、受注残高113,226百万円を確保
- 省エネルギー化・CO2削減対応(GX対応)を背景とした国内鉄道事業者の車両新造需要の継続
- 海外市場における人口動態等に基づく継続的な車両新造需要(北米・中東・アジア)
- DXや製造設備改良によるものづくりの変革を通じた生産性向上への取り組み
リスク
- 増収にもかかわらず営業利益が前期比62.9%減と大幅悪化しており、原材料・人件費等の製造原価上昇による収益性低下リスク
- 受注残高が113,226百万円(前年同期比96.0%)とわずかに減少しており、中長期的な受注積み上げの継続が必要
- 中東情勢の緊迫化による物価・調達コスト上昇および工程への影響リスク(業績予想への織り込みが困難な状況)
- 国内向け車両受注の年度間変動リスク(2025年3月期は国内向け減少により売上高が前期比大幅落ち込みを経験)
- 海外案件における為替変動リスク(為替換算調整勘定が3,643百万円から3,168百万円に変動)
- アメリカの通商政策をめぐる動向が北米向け事業(米国向け売上高7,459百万円)に与える影響リスク
最終更新: 2026年6月24日

