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株式会社ジェイック

7073東証グロースサービス業

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事業内容

株式会社ジェイックは1991年設立、東証グロース上場の人材サービス企業。フリーター・第二新卒・大学中退者など「就職ポテンシャル層」に無料就職支援講座を提供したうえで中堅中小企業へ紹介する「教育融合型人材紹介サービス」を核とする。

事業は①カレッジ事業(就職カレッジ®)、②新卒事業(新卒カレッジ®・合同企業説明会・Future Finder®)、③教育研修事業その他(デール・カーネギー研修・7つの習慣®研修等)の3事業で構成。連結子会社5社(キャンパスサポート・Kakedas・エフィシエント等)を含むグループで、採用から定着・活躍まで一貫支援する。

主要顧客は従業員数300名未満の中堅中小企業。

ビジネスモデル

求職者に無料の就職支援講座・研修を提供し、集団面接会を通じて中堅中小企業とマッチングさせ、採用成功時に企業から人材紹介手数料を得る。入社後も定着支援研修(リーダーカレッジ・エースカレッジ)を有償提供することで、採用後の継続的な収益機会を創出。

デール・カーネギー研修等の教育研修事業は独立した収益柱として機能し、売上高の約22%を占める。

企業の強み

フリーター・第二新卒・大学中退者に特化した教育融合型人材紹介は業界内で独自性が高く、競合が少ない。無料就職支援講座と集団面接会を組み合わせた仕組みは標準的な人材紹介と差別化されており、売手市場下でも求職者・企業双方に価値を提供する。

2022年6月に一部地域を除く日本国内での独占的フランチャイズ契約を締結。2025年1月期の教育研修事業売上高は923百万円(前期比31.0%増)、デール・カーネギー研修受注金額は過去最高を記録した前期からさらに40%超伸長し、エンタープライズ企業開拓も進展している。

連結子会社キャンパスサポートが大学生協事業連合(会員生協188会員・組合員約150万人)から就職・キャリア形成支援の委託を受け合同企業説明会を運営。全国137校以上の大学就職課・キャリアセンターとも提携し、新卒事業売上高は1,742百万円(前期比16.8%増)と拡大している。

エンヴァリスの着眼点

2027年1月期第1四半期の営業損失は77百万円(前年同期84百万円の損失)、四半期純損失は59百万円(前年同期86百万円の損失)と損失幅は縮小した。通期予想は営業利益254百万円と大幅黒字を見込むが、第1四半期の進捗率は依然マイナスであり、人件費・販売促進費の増加が続く中、後半期での収益回復の実現可能性が評価の焦点となる。

中核のNew Career Business(就職カレッジ®)は第1四半期売上高363百万円と前年同期比12.7%減と苦戦が続いており、売手市場化による求職者集客コスト上昇が収益を圧迫している。一方、First Career Businessは同30.6%増と高成長を維持しており、事業ポートフォリオの重心移動が進む。

外部環境として有効求人倍率1.18倍・大卒求人倍率1.62倍の高水準が採用需要を下支えしている。

First Career Businessはキャンパスサポートおよび大学生協事業連合との連携に依存する部分が大きく、関係変化がリスク要因となる。ギャラップ社とのStrengthsFinder®ライセンス契約は連結業績予想に織り込み済みとされるが、3年間で10万人規模のプログラム提供という目標の達成可否と収益貢献の時期・規模は現時点では不透明であり、中期的な見極めが必要。

成長戦略

教育研修高成長・グループシナジー・新規ライセンス活用で通期5,024百万円を目指す

デール・カーネギー研修の拡販に注力し、2027年1月期第1四半期に研修受注金額が過去最高を記録。エンタープライズ企業の開拓も進み顧客構造が変化しつつある。法人研修の高単価・高収益性が全体収益改善に寄与する。

新卒カレッジ®・Future Finder®・キャンパスサポートの連携を強化し、大学3年生への早期アプローチを推進。キャンパスサポートと大学生協事業連合との協力拡大により、第1四半期売上高は前年同期比30.6%増と高成長を維持している。

2026年6月10日締結のライセンス契約に基づき、日本国内の大学向けに強みを活かしたキャリア形成プログラムを提供。若年層への診断ツール無償提供・診断から就職への伴走型支援を構築し、ミスマッチ解消と新規顧客獲得を目指す。

売手市場化が進む中、就職カレッジ®の求職者集客強化とマーケティング施策・歩留まり改善に継続的に取り組む。第1四半期は前年同期比12.7%減と苦戦しており、集客コスト上昇への対応が通期黒字化の鍵となる。

最終更新: 2026年7月17日