インターネット広告市場の変動
当社グループの主力事業であるデジタルマーケティング関連サービスは、広告市場が企業の景気動向に敏感であるため、景気悪化や企業の広告戦略変化の影響を受けやすい。顧客企業における広告予算や媒体別予算配分方針に変更が生じた場合、事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループはデジタルマーケティング関連サービスの多角的展開により対応を図っている。
技術革新・陳腐化リスク
デジタルマーケティング領域では技術革新のスピードや顧客ニーズの変化が非常に速く、新技術・新サービスへの対応遅れや既存サービス・技術の陳腐化が事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは優秀なエンジニアの採用・育成、技術勉強会の実施、最新技術動向を把握できる体制構築により迅速な対応に努めている。
個人情報・広告規制の強化
インターネット利用の普及に伴い、個人の購買・閲覧履歴や属性データを活用した広告出稿手法に関する法的規制の在り方について様々な問題提起がなされている。今後、インターネット利用者および事業者を規制対象とする法令・行政指導・その他規制が制定された場合、当社グループの事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。現時点では事業継続に著しく影響を及ぼす法的規制はないと認識している。
競合激化による優位性喪失
プロフェッショナルサービス事業・SaaS事業・DX事業のいずれのセグメントにおいても国内外に競合他社が存在しており、新規参入等により競争が激化する可能性がある。将来的に当社グループのサービスにおける競争上の優位性が保てなくなった場合、事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。
特定媒体プラットフォームへの集中
当社グループの広告出稿額に占めるGoogle、Facebook、Yahoo! JAPAN等の主要媒体の構成比が高い水準にあり、これら運営者側の広告掲載可否基準の変更や方針転換により広告配信量が減少した場合、事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。LINEやShopifyをはじめとする他のプラットフォーマーとの関係強化にも取り組み、リスクの逓減に努めている。
情報セキュリティ侵害リスク
「ソーシャルPLUS」等のクラウドサービス提供において、外部からの不正アクセスや想定外の事態による情報外部流出、またはアカウントの不正利用が発生した場合、損害賠償請求や社会的信用の失墜につながり、事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは社内研修の実施、アクセス権限の設定、アクセスログの保存、データセンターでの適切な情報管理等により情報セキュリティの確保に努めている。
システム障害・サービス停止リスク
当社グループのサービスはインターネット通信網に基盤を依存しており、アクセス急増・コンピュータウィルス・自然災害等の予期せぬ事象によりシステムが停止した場合、収益機会の喪失や社会的信用の失墜が想定される。当社グループはシステムインフラの増強、設備・ネットワークの監視・冗長化、定期的なデータバックアップ等によりシステム障害の発生防止に努めている。
創業者への人的依存リスク
代表取締役会長の塚田耕司氏は2006年の創業以来代表取締役を務め、経営戦略の構築・実行において重要な役割を果たしており、同氏が業務を行うことが困難となった場合に事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは豊富な経験・知識を有する人材の経営メンバーへの招聘や各事業部門リーダーへの権限委譲を進め、過度な依存体制の解消に取り組んでいる。
新規事業の不採算リスク
当社グループは積極的に新サービス・新規事業に取り組む方針であるが、新規事業においては採算性に不透明な点が多く、当初予想した収益が得られず不採算となった場合、事業および業績に影響を及ぼす可能性がある。
M&Aのれん等の減損リスク
当社グループは連結貸借対照表において企業結合により生じたのれん及び顧客関連資産を計上しており、今後の事業計画との乖離等によって期待されるキャッシュ・フローが生み出されない場合、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。のれん等の減損は一時的に大きな損失計上につながるため、M&A後の事業統合・計画達成状況の継続的なモニタリングが重要となる。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

