ホテル事業(ホテル・ブライダル事業)
婚礼・宴会・宿泊・EC等を展開する非中核セグメントで、増収増益が継続
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期・2027年3月期) | 299百万円 | 253百万円 | ↑ |
| 営業利益(第1四半期・2027年3月期) | 11百万円 | 3百万円 | ↑ |
| 外部顧客売上高(第1四半期・2027年3月期) | 299百万円 | 253百万円 | ↑ |
事業詳細
株式会社サン・ライフサービスが運営するホテル・ブライダル事業。ホテルサンライフガーデン(平塚市)およびザ・ウィングス海老名を主要施設とし、ご婚礼・ご宴会・ご宿泊サービスのほか、ECサイト・フォトスタジオの運営を行う。互助会会員を含む地域顧客を主な対象とし、グループの冠婚葬祭サービスとの連携を図る。2027年3月期第1四半期は婚礼・宴会・レストラン需要の獲得とEC事業推進、業務オペレーションの内製化・効率化により増収増益となった。
直近の概況
2027年3月期1Q、売上高18.1%増・営業利益214.8%増と大幅増収増益
当第1四半期連結累計期間(2026年4-6月)において、ホテル事業は婚礼・宴会・レストランにおける需要の積極的な獲得と、顧客ニーズに合わせたEC事業の推進を図った。また、業務オペレーションの内製化と効率化に努めた結果、売上高は前年同四半期比18.1%増の299百万円、営業利益は前年同四半期比214.8%増の11百万円となり、増収増益が継続した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 業務内製化による原価率低減効果の継続・深化
- 婚礼・宴会・レストラン需要の積極的獲得による増収
- 顧客ニーズに合わせたEC事業の推進による新規収益源の拡大
- SNSツールを活用した情報発信強化による婚礼・宴会需要の獲得
- 顧客ニーズに合わせたオリジナルプラン・アイテムの創出による客単価向上
- ザ・ウィングス海老名の活性化・黒字化に向けた施策推進
- 新規事業への参画によるサービス領域の拡充
リスク
- 物価高騰によるエネルギー・原材料コストの上昇圧力の継続
- 婚礼件数の長期的な減少トレンド(少子化・晩婚化)
- 競合ホテル・ブライダル施設との価格競争激化
- ザ・ウィングス海老名の収益改善が遅延するリスク
- 米国通商政策等を背景とした国内景気悪化による消費マインドの低下
式典事業(葬祭・法要事業)
グループ売上高の約70%を占める中核セグメント。葬祭・法要・終活サービスを神奈川・東京エリアで展開。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期・外部顧客) | 2,402百万円 | 2,415百万円 | ↓ |
| 売上高前年同四半期比 | △0.5% | — | ↓ |
| 営業利益(セグメント) | 401百万円 | 497百万円 | ↓ |
| 営業利益前年同四半期比 | △19.2% | — | ↓ |
事業詳細
葬祭・法要・エンバーミング(遺体衛生保全)・ペット葬祭・霊園管理・仏壇仏具販売を主軸に、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を通じた顧客との長期的関係構築を推進。神奈川県・東京都を主要商圏とし、互助会会員を含む地域顧客に終活全般のサービスを提供する。当第1四半期は既存斎場のリニューアル・修繕計画を推進し、利用者の安全性・利便性向上に努めた。
直近の概況
死亡者数減少等でご葬儀件数が減少し、増収減益基調が継続。
当第1四半期は主要商圏エリアにおける死亡者数の減少等によりご葬儀件数が減少し、売上高は前年同四半期比0.5%減の2,402百万円、営業利益は同19.2%減の401百万円となった。業界再編による競合環境の激化や儀式儀礼文化における小規模化の流れの中、終活総合支援事業「ライフリリーフ」を通じた集客型イベントの開催や相談体制の強化に努めるとともに、既存斎場のリニューアル・修繕計画を推進し、利用者の安全性・利便性向上を図った。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 死亡者数は2040年頃まで増加傾向が続くと予測されており、葬儀需要の中期的な拡大が見込まれる
- 終活総合支援事業「ライフリリーフ」の拡充による集客型イベント開催・相談体制強化を通じた顧客との長期的関係構築
- 既存斎場のリニューアル・修繕計画の推進による利用者の安全性・利便性向上
- 霊園事業と既存事業とのシナジー強化
- 互助会会員基盤を活用した既存顧客への継続的なサービス提供とアフターフォローの充実
リスク
- 主要商圏エリアにおける死亡者数の減少に伴うご葬儀件数の減少(当第1四半期に顕在化)
- 業界再編による競合環境の激化
- 儀式儀礼文化における小規模化の流れによる単価下落圧力
- 物価高騰によるエネルギー・原材料コストの上昇
- 米国の通商政策等国際情勢に起因する国内景気の先行き不透明感
- 2040年以降の死亡者数減少局面における中長期的な需要縮小リスク
介護事業
在宅介護・有料老人ホーム運営を担うグループ第3セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(1Q・2027年3月期) | 610百万円 | 563百万円 | ↑ |
| 営業利益(1Q・2027年3月期) | 21百万円 | 25百万円 | ↓ |
| 売上高前年同四半期比 | +8.3% | — | ↑ |
| 営業利益前年同四半期比 | △13.6% | — | ↓ |
事業詳細
居宅介護支援業務、短期入所型・通所型介護サービス、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームの運営を行う。主な顧客は高齢者およびその家族であり、グループの互助会会員基盤とのシナジーを活かしたシニアライフ支援の拡大を戦略課題として掲げている。2027年3月期第1四半期の売上高は連結全体の約17.8%を占める第3のセグメント。2025年12月には事業譲渡によりデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」を開設し、事業拡大を継続している。
直近の概況
入居率・利用件数増で増収も新規事業所費用増で減益
2027年3月期第1四半期は、サービス利用者の増加とサービス品質向上により施設の入居率・サービスご利用件数が順調に増加し、売上高は前年同四半期比8.3%増の610百万円となった。一方、2025年12月に開設したデイサービス事業所「エミーズ湘南ひらつか」の費用増加等により、営業利益は前年同四半期比13.6%減の21百万円となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 施設入居率の継続的な改善とサービス利用件数の増加
- 少子高齢化の進行による介護需要の構造的拡大(死亡者数は2040年頃まで増加見込み)
- グループの互助会会員基盤を活用した顧客獲得シナジー
- シニアビジネス業容拡充に向けたM&Aの推進(経営方針として明記)
- 海外人材・新卒採用強化による人員供給体制基盤の構築
- 特定事業所加算取得等による単価アップと収益性向上
リスク
- 新規事業所開設に伴う費用増加による利益率圧迫(1Q営業利益前年同期比13.6%減)
- 介護報酬改定リスク(政策変更による収益構造への影響)
- 慢性的な介護人材不足によるサービス提供体制の制約
- 物価高騰による各種コスト(食材費・光熱費等)の増加
- 処遇改善・採用費を含む人件費の上昇による利益圧迫
その他事業(ハウスクリーニング・少額短期保険他)
主要3セグメントを補完する非報告セグメント群。互助会・少額短期保険・清掃業等を担う。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客向け売上高(その他) | 118百万円 | 118百万円 | — |
| セグメント売上高合計(内部取引含む) | 126百万円 | 128百万円 | ↓ |
| セグメント営業損失(その他) | -0.5百万円 | -4.9百万円 | ↑ |
| 前払式特定取引前受金残高 | 25,244百万円 | 25,309百万円 | ↓ |
事業詳細
「その他」セグメントは、少額短期保険業およびハウスクリーニング事業(清掃業)等で構成される非報告セグメント。主要3セグメント(ホテル・式典・介護)を補完する位置づけであり、2027年3月期第1四半期における外部顧客向け売上高は連結売上高(3,430百万円)の約3.5%相当。ハウスクリーニング事業では清掃・家財整理需要の取り込みを推進しており、式典事業や介護事業とのグループシナジーを活かした顧客基盤の活用が特徴。
直近の概況
ハウスクリーニング需要増加で営業損失が大幅縮小。
2027年3月期第1四半期において、ハウスクリーニング事業のご用命が順調に増加した結果、その他事業の売上高は前年同四半期比0.1%増の118百万円となった。営業損失は前年同四半期の4百万円から0百万円(452千円)へ大幅に縮小し、収益性が改善した。一方、互助会関連の前払式特定取引前受金残高は前期末比65百万円減少し25,244百万円となっており、会員基盤の漸減傾向が継続している。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ハウスクリーニング事業における清掃・家財整理需要の継続的増加
- 式典事業・介護事業との連携による遺品整理・退去清掃等のグループシナジー案件の取り込み
- 互助会会員基盤を活用したグループ各事業へのクロスセル促進
- 少額短期保険商品の葬祭・介護顧客層への展開
- 無料登録「ライフクラブ」制度導入による事前予約世帯の拡充
- 介護施設紹介所「みつけるコンシェル」の拡充と強化
- 展示会・フェスタなどイベントおよび催事出店を通じた顧客基盤の拡大
リスク
- 不動産取得費用・施設修繕費等の固定費増加による営業損失の継続リスク
- 少額短期保険事業における責任準備金積み増しによる利益圧迫
- 前払式特定取引前受金残高の漸減傾向(当第1四半期末25,244百万円)による互助会事業の縮小リスク
- グループ内補完的位置づけのため独立した成長ドライバーが乏しく、主要セグメントの業績悪化の影響を受けやすい
- ハウスクリーニング事業の高単価施行依存による売上高の変動リスク
最終更新: 2026年8月7日

