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7012東証プライム輸送用機器

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川崎重工業株式会社7012

航空宇宙システム事業

防衛・民間航空・宇宙を手掛けるKHIの中核成長セグメント

期間今期前期増減率
売上収益(外部顧客)613,691百万円567,838百万円
事業利益62,484百万円55,826百万円
事業利益率10.2%9.8%
受注高810,900百万円882,800百万円

事業詳細

航空機、航空機用エンジン(民間航空エンジン分担製造品含む)、宇宙関連機器等の製造・販売を行う。主要顧客は防衛省(防衛航空機・ヘリコプタ)および民間航空エンジンメーカー。抜本的な防衛力強化や航空旅客需要の回復を背景に増収増益を達成し、川崎重工グループ全体の利益貢献度が最も高いセグメントに位置づけられる。

直近の概況

防衛省向け・民間航空向け増加で増収増益、受注高は前期大口案件の反動で減少

2026年3月期は、防衛省向けおよび民間航空機向け分担製造品の増加により売上収益は前期比45,853百万円増収の613,691百万円、事業利益は前期比6,658百万円増益の62,484百万円となった。一方、受注高は民間航空機向け・民間航空エンジン分担製造品などが増加したものの、防衛省向け大口案件の受注があった前期に比べ71,900百万円減少の810,900百万円となった。2027年3月期は売上収益720,000百万円、事業利益72,000百万円を見通す。

主要プロダクト

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防衛航空機・ヘリコプタ

防衛省向けの各種航空機およびヘリコプタを製造・納入する。抜本的な防衛力強化方針を背景に需要が継続的に拡大しており、当期も防衛省向け売上が増加した。

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民間航空エンジン分担製造品

民間航空旅客需要の回復を背景に需要が増加。当期は受注高・売上収益ともに増加し、セグメント増収の主要因の一つとなった。

product
宇宙関連機器

宇宙ステーション補給機や各種宇宙関連構造物等を手掛ける。グループビジョン2030における注力分野の一つに位置づけられる。

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無人ヘリコプタ

通常の物資輸送だけでなく災害時を含む様々なケースでの活用を想定した無人ヘリコプタの開発に取り組んでいる。グループビジョン2030の「近未来モビリティ」分野に該当する。

成長ドライバー

  • 防衛省による抜本的な防衛力強化方針に基づく防衛関連受注・売上の継続的拡大
  • 航空旅客需要の回復に伴う民間航空エンジン分担製造品の需要増加
  • 高水準の受注バックログによる売上の可視性(2027年3月期見通し受注高600,000百万円)
  • 増産体制の整備・サプライチェーン再構築による生産能力拡充
  • 防衛力強化の重視分野への取り組みによる新規受注機会の獲得

リスク

  • 民間航空エンジンの運航上の問題(前期に損失計上実績あり)の再発リスク
  • 旺盛な需要に対するサプライチェーン・増産体制の整備遅延リスク
  • 防衛予算の政策変更や調達計画の変動による受注変動リスク(前期大口案件の反動で当期受注高は減少)
  • 為替変動(円高)による収益への影響
  • 潜水艦修繕事案・舶用エンジン事案に関連するコンプライアンスリスクおよびグループ全体の信頼回復課題

最終更新: 2026年6月19日