日東電工株式会社6988
インダストリアルテープ
スマートフォン・半導体・自動車向け基盤機能材料を提供する安定収益セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(セグメント合計) | 366,607百万円 | 351,829百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 51,662百万円 | 45,864百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 14.1% | 13.0% | ↑ |
| セグメント資産 | 343,802百万円 | 301,496百万円 | ↑ |
| 設備投資額(有形固定資産・無形資産増加) | 19,339百万円 | 18,795百万円 | ↑ |
| 減価償却費及び償却費 | 18,801百万円 | 18,451百万円 | ↑ |
事業詳細
接合材料・保護材料・プロセス材料・自動車材料等の基盤機能材料を製造・販売する。主要顧客はハイエンドスマートフォンメーカー、半導体メモリ・セラミックコンデンサーメーカー、自動車メーカー等。バッテリー固定用電気剥離テープや工程用材料など差別化製品を軸にニッチトップ戦略を展開。2026年3月期は売上収益・営業利益ともに前期比増収増益を達成し、グループ内で最も高い利益成長率を記録した。
直近の概況
ハイエンドスマホ・半導体向け好調で増収増益、営業利益率が14%台に改善
2026年3月期の売上収益は366,607百万円(前期比4.2%増)、営業利益は51,662百万円(同12.6%増)。ハイエンドスマートフォン向けバッテリー固定用電気剥離テープの採用モデル拡大と、半導体メモリ・セラミックコンデンサー向け工程用材料の需要増加が牽引。一方、中国における日系自動車メーカーの生産台数減少により自動車材料は減収。次期に向けては豊橋事業所への390億円の大型投資を決定し、剥離テープ事業の更なる拡大を図る。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ハイエンドスマートフォン向けバッテリー固定用電気剥離テープの採用モデル拡大(欧州Right to Repair義務化による需要拡大)
- 半導体メモリ・セラミックコンデンサー向け工程用材料の需要増加(生成AI普及による半導体需要拡大)
- 豊橋事業所への過去最大規模390億円投資による剥離テープ生産能力増強
- 工程用材料の新たな用途展開による拡販とインダストリアルテープ全体の利益率向上
- ニッチトップ戦略に基づく差別化製品の採用拡大と安定的な高利益率事業基盤の構築
リスク
- 中国における日系自動車メーカーの生産台数減少による自動車材料の減収リスク
- グローバル自動車生産台数の伸び悩みによる自動車材料事業の低迷継続
- 円高進行リスク(当期は前期比1.7%円高の1ドル150.2円となり、グループ全体の営業利益で81百万円の減益要因)
- 米国追加関税等の通商政策変化による需要・サプライチェーンへの影響
- 中東情勢緊迫化に伴うエネルギー価格高騰・物流コスト増加・サプライチェーン混乱リスク
最終更新: 2026年6月17日

