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6986東証プライム電気機器

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双葉電子工業株式会社6986

電子機器

複合モジュール・ラジコン・ロボティクス・有機ELを擁する電子機器事業セグメント

期間今期前期増減率
売上高15,414百万円17,491百万円
営業損失△1,322百万円△920百万円
セグメント資産54,077百万円51,375百万円
減価償却費310百万円348百万円
設備投資額(有形・無形固定資産増加額)545百万円539百万円
減損損失147百万円159百万円

事業詳細

複合モジュール(蛍光表示管搭載モジュール・EMS)、産業用ラジコン機器(建機・農業・FA用途)、ホビー用ラジコン機器、ロボティクス製品(産業用サーボ・ドローン)、有機ELディスプレイ等を製造・販売する。国内外の製造・販売子会社を通じてグローバルに展開し、米州・アジア・欧州に販売網を持つ。2026年3月期は有機ELディスプレイの事業スキーム変更過渡期や蛍光表示管・タッチセンサーの事業終息影響が継続し、売上・損失ともに前期比悪化した。

直近の概況

有機EL事業スキーム変更・事業終息影響で売上・損失ともに悪化

2026年3月期の電子機器セグメントは売上高15,414百万円(前期比△11.9%)、営業損失△1,322百万円(前期△920百万円から損失拡大)。有機ELディスプレイの事業スキーム変更過渡期における品種構成変化、タッチセンサー・蛍光表示管の事業終息影響、ホビー用ラジコン機器の需要一巡が主因。構造改革や退職給付費用減少による固定費圧縮効果はあったものの、操業度悪化を補うには至らなかった。次期(2027年3月期)は売上高16,800百万円、営業損失△600百万円への改善を見込む。

主要プロダクト

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複合モジュール(EMS含む)

蛍光表示管の事業終息に伴い蛍光表示管搭載モジュールの出荷が減少。EMS(電子機器製造受託サービス)では車載用途・通信機用途が堅調に推移したものの、計測器用途が低調で前期並みにとどまった。米国生産回帰を背景に今後の受注回復を見据えた顧客開拓・事業体制整備を推進中。

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産業用ラジコン機器

農業用途および建機用途が伸びたものの、FA用途の受注が減少し売上は前期を下回った。次期に向けては無線製品の海外展開強化、無線技術と表示技術を基軸にセンサーやAI等の関連技術を融合させた製品の開発・市場開拓を推進する方針。

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ホビー用ラジコン機器

アジアおよび国内市場において新製品の需要が一巡したことなどから売上は前期を下回った。次期は送受信機を中心にサーボをはじめとする周辺機器を含む新製品展開を継続的に進め、需要喚起およびシェアの拡大を図る方針。

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ロボティクス製品(産業用サーボ・ドローン)

産業用サーボは北米UAV関連等が順調だったことなどから売上は前期を上回った。ドローン関連製品ではカスタム対応力を生かした中・大型機に加え小型機の販売強化を図るとともに、実証実験やサービス事業への領域拡大を目指す。

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有機ELディスプレイ

自社生産・販売からの事業スキームの変更過渡期のため売上は前期を下回った。事業スキーム変更に伴う品種構成の変化が営業損失拡大の主因の一つとなっている。

成長ドライバー

  • 産業用ラジコン機器における農業・建機用途の需要拡大および無線技術とAI・センサー技術を融合した新製品の開発・市場開拓推進
  • ロボティクス製品(産業用サーボ)の北米UAV関連需要の継続的な取り込みおよびドローン事業における中・大型機カスタム対応と小型機販売強化
  • EMS事業における米国生産回帰を背景とした受注回復見込みと顧客開拓・事業体制整備
  • 固定費削減・海外生産工場の自動化推進・生産管理体制強化によるコスト構造改善
  • ホビー用ラジコン機器の送受信機・周辺機器を含む継続的な新製品展開による需要喚起とシェア拡大

リスク

  • 蛍光表示管・アウトセルタッチセンサーの事業終息に伴う操業度悪化と売上減少の継続
  • 有機ELディスプレイの事業スキーム変更過渡期における品種構成変化と収益性悪化
  • 米国関税政策の影響による需要減退リスクおよびサプライチェーンへの影響
  • 複数拠点(米国ハンツビル・台湾高雄・中国上海・韓国等)での減損損失の継続計上(当期電子機器セグメント147百万円)
  • ホビー用ラジコン機器における新製品需要一巡後の需要回復の不確実性

最終更新: 2026年6月25日