株式会社村田製作所6981
コンポーネント
村田製作所の中核セグメント。コンデンサ・インダクタ等を製造・販売し、連結売上の約63%を占める。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(外部顧客) | 1,159,734百万円 | 1,033,118百万円 | ↑ |
| 営業利益 | 315,132百万円 | 275,150百万円 | ↑ |
| 営業利益率 | 26.8% | 26.4% | ↑ |
| ROIC(税引前) | 22.4% | 21.2% | ↑ |
| コンデンサ売上収益 | 936,418百万円 | 831,845百万円 | ↑ |
| インダクタ・EMIフィルタ売上収益 | 223,316百万円 | 201,273百万円 | ↑ |
事業詳細
コンデンサ(積層セラミックコンデンサ等)、インダクタ・EMIフィルタを主力製品とする村田製作所の基盤事業。スマートフォン・自動車・サーバー・PC等の幅広い用途に供給し、2026年3月期の外部顧客向け売上収益は1,159,734百万円(連結売上の63.3%)。営業利益率26.8%と高収益体質を維持し、ROIC(税引前)は22.4%に達する。国内外の生産拠点を通じてグローバルに製造・販売を展開している。
直近の概況
AIサーバー向けMLCC需要が牽引し、売上収益・営業利益ともに前期比で大幅増加。
2026年3月期のコンポーネントセグメントは、積層セラミックコンデンサがサーバー向けを中心に幅広い用途で増加したことが主因となり、売上収益は前年同期比12.3%増の1,159,734百万円、営業利益は315,132百万円(前年同期比14.5%増)となった。営業利益率は26.8%(前期26.4%)、ROIC(税引前)は22.4%(前期21.2%)へ改善。インダクタ・EMIフィルタもスマートフォン・モビリティ・サーバー向けで増加し、区分売上収益は11.0%増となった。受注高はコンデンサが前年同期比27.7%増の1,063,569百万円、受注残高はコンデンサが89.5%増の269,158百万円と大幅に積み上がっており、次期への需要継続が示唆される。
主要プロダクト
成長ドライバー
- AIサーバー・データセンター向け積層セラミックコンデンサの搭載数増加による需要拡大
- 自動車のxEV化・AD/ADAS進展に伴うモビリティ向けコンデンサ・インダクタ・EMIフィルタの需要増
- スマートフォン向けインダクタ・コンデンサの回復
- 生産能力増強(設備投資247,778百万円)による操業度改善とコストダウン
- 世界最小クラス製品の開発による差異化と高付加価値化
- 代理店・産業機器・エネルギー市場向けコンデンサ需要の拡大
リスク
- 製品価格の継続的な値下がり圧力による利益率への影響
- スマートフォン・PC等の民生市場における需要変動リスク(在庫調整の再発懸念)
- 為替変動リスク(円高進行による売上収益・利益への影響:2026年3月期平均150.78円、前期比1円79銭の円高)
- 中国・アジアへの生産集中に伴う地政学リスクおよびサプライチェーン途絶リスク
- 主要顧客への依存と需要変動の影響
- 各国通商政策の動向(関税等)による需要・コストへの影響
最終更新: 2026年6月24日

