経済状況・需要変動リスク
自動車やデジタル家電関連製品の最終需要は、市場国・地域の経済状況に左右され、取引先の生産動向に直接影響を与える。特定取引先への依存度低減を目指しているものの、取引先の需要減少が受注減に直結し、事業計画・業績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは収益体質の多様化を経営課題として取り組んでいる。
受注価格下落リスク
自動車業界における技術変革・グローバル化の進展により市場競争が激化しており、国際競争による受注価格のさらなる下落が懸念される。当社グループは電装製品・安全走行製品・EV関連製品への参入を進め、多岐にわたる取引先からの受注拡大で対応しているが、自動車業界の好不況の動向が業績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
原材料価格上昇リスク
生産活動に不可欠な原材料等の価格が上昇した場合、利益率や価格競争力が低下し、業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。原材料コストの転嫁が困難な場合、収益性の悪化につながるリスクがある。有報上、具体的な調達先分散や価格ヘッジ策の記載はない。
製品品質・リコールリスク
品質管理体制を整備し高い品質水準の確保に努めているが、製品不良の完全排除は困難であり、不良発生時には損害賠償責任を負うとともに、当社の信頼性・業績に影響を及ぼす可能性がある。自動車部品という安全性が重視される製品を供給しているため、品質問題は取引先との関係にも波及するリスクがある。
為替変動リスク
当社グループは海外(タイ等)に生産拠点を有しており、大幅な円高局面では為替差損が発生し、業績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。海外生産・販売を展開しているため、為替変動は売上・コスト双方に影響し、収益の安定性を損なうリスクがある。
自然災害・感染症リスク
地震・台風・洪水等の自然災害や従業員へのウイルス感染等により、生産拠点・設備が被害を受けた場合、部品生産能力が低下し操業が困難になる可能性がある。各生産拠点で防災活動に取り組んでいるが、被災時には業績・財政状態に重大な影響を及ぼすリスクがある。
情報セキュリティリスク
生産基幹システムや会計情報システムを保有しており、情報セキュリティに関する基本方針を制定してセキュリティレベルの確保に継続的に取り組んでいる。不測の事態により情報システムに支障が生じた場合、操業が中断し業績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
投資有価証券評価損リスク
当連結会計年度末時点で純投資目的の投資有価証券(株式)の評価額計は498百万円であり、株式投資枠として1,000百万円を設定し余裕資金で機動的な株式投資を行っている。保有株式の株価が下落した場合には評価損が発生し、財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
カントリーリスク(タイ)
タイを拠点として海外製造・販売を展開しているため、政治経済等による社会情勢の変動、地域紛争・テロ等の地政学リスクが顕在化した場合、生産活動に大きな影響が生じる可能性がある。タイ単一拠点への依存が地政学的リスクの集中につながっており、業績・財政状態への影響が懸念される。
優秀人材の確保・育成リスク
競争力維持のために優秀な人材の採用・育成が重要であるが、人材確保・育成が困難な場合や採用コストの増加・技術継承の失敗が生じた場合、当社グループの将来的な成長に影響を及ぼす可能性がある。精度の高い金型技術力等の固有技術を持つ企業として、技術継承の断絶は競争優位性の喪失に直結するリスクがある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

