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レーザーテック株式会社

6920東証プライム電気機器

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レーザーテック株式会社6920

検査・測定装置事業(単一セグメント)

光応用技術を用いた半導体向け検査・測定装置のニッチトップ企業

期間今期前期増減率
売上高(2026年6月期第3四半期累計)169,539百万円168,835百万円(前年同期)
営業利益(2026年6月期第3四半期累計)78,191百万円79,291百万円(前年同期)
営業利益率(2026年6月期第3四半期累計)46.1%47.0%(前年同期)
経常利益(2026年6月期第3四半期累計)80,449百万円75,394百万円(前年同期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年6月期第3四半期累計)56,823百万円52,694百万円(前年同期)
売上高(2026年6月期通期予想)220,000百万円251,477百万円(2025年6月期通期実績)
営業利益(2026年6月期通期予想)100,000百万円122,843百万円(2025年6月期通期実績)
サービス売上高(2026年6月期第3四半期累計)42,063百万円31,052百万円(前年同期)
総資産(2026年3月31日時点)310,812百万円329,601百万円(2025年6月30日時点)
自己資本比率(2026年3月31日時点)72.5%63.7%(2025年6月30日時点)
1株当たり四半期純利益(2026年6月期第3四半期累計)632.49円584.27円(前年同期)
営業活動によるキャッシュ・フロー(2026年6月期第3四半期累計)36,823百万円44,503百万円(前年同期)

事業詳細

光応用技術を核に、半導体関連装置(EUV関連含む)およびその他の検査・測定装置の設計・製造・販売とアフターサービスを展開する単一セグメント企業。主要顧客はIntel、TSMC、Samsungなど世界トップ半導体メーカー。北米・欧州は子会社Lasertec U.S.A.が、アジア各国は現地子会社が販売・サービスを担う。ファブライト戦略により製造の多くを協力会社に委託し、研究開発に経営資源を集中。営業利益率20%以上の維持を経営目標に掲げる。

直近の概況

売上高は横ばいも装置販売減・サービス急拡大の構造変化が進行

2026年6月期第3四半期累計期間の売上高は169,539百万円(前年同期比0.4%増)と横ばい。内訳では半導体関連装置が124,664百万円(同6.7%減)と減少した一方、サービスが42,063百万円(同35.5%増)と急拡大し、売上構成比が24.8%に上昇。販管費増加(17,508百万円→21,223百万円)により営業利益は78,191百万円(同1.4%減)と微減。一方、前年同期に計上されていた為替差損4,095百万円が解消し為替差益1,758百万円に転じたことで経常利益は80,449百万円(同6.7%増)と改善。生産実績は152,309百万円(前年同期比23.8%減)と大幅減少しており、受注水準の低下が生産に反映されている。通期業績予想(売上高220,000百万円、営業利益100,000百万円)に変更はなく、第4四半期に売上高50,461百万円・営業利益21,809百万円の計上が必要な状況。自己株式取得(12,001百万円)および配当支払(31,131百万円)により財務活動CFは43,169百万円の支出となった。

主要プロダクト

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半導体関連装置

2026年6月期第3四半期累計期間の販売実績は124,664百万円(前年同期比6.7%減)。生産実績は107,473百万円(前年同期比34.8%減)と大幅に落ち込んでおり、受注水準の低下が生産に反映されている。地域別では韓国向けが40,597百万円と最大で、次いで米国32,639百万円、台湾18,077百万円の順。

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その他製品

2026年6月期第3四半期累計期間の販売実績は2,811百万円(前年同期比33.3%減)。生産実績も2,772百万円(前年同期比29.1%減)と縮小傾向にある。

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サービス

2026年6月期第3四半期累計期間の販売実績は42,063百万円(前年同期比35.5%増)と高成長を継続。一定期間にわたり移転されるサービス収益は23,138百万円と前年同期(15,260百万円)から大幅増加。地域別では台湾向けが12,986百万円と最大。装置稼働台数の増加に伴いストック型収益として拡大中。

成長ドライバー

  • AIサーバー・HBM(広帯域メモリ)向け先端半導体需要の拡大によるデバイスメーカーの設備投資積極化
  • EUV露光技術の普及に伴うEUVマスク欠陥検査装置等の需要増加
  • サービスビジネスの拡大(2026年6月期第3四半期累計サービス売上高前年同期比35.5%増、42,063百万円)
  • Intel・TSMC・Samsungなど主要顧客の先端プロセス投資継続
  • ファブライト戦略による研究開発集中と付加価値の高いオンリーワン製品の継続投入
  • 為替差益の発生(当第3四半期累計1,758百万円)による経常利益の押し上げ効果

リスク

  • 生産実績の大幅減少(前年同期比23.8%減の152,309百万円)が示す受注水準低下による将来売上の不確実性
  • 特定顧客への売上集中リスク(韓国・米国・台湾の上位3地域で売上高の約73%を占める)
  • 地政学リスクおよび主要国の政策動向(輸出規制等)による半導体業界の景気変動
  • 為替変動リスク(前年同期は為替差損4,095百万円を計上)
  • 半導体業界特有の設備投資サイクルによる業績の大幅変動リスク
  • 販売費及び一般管理費の増加(前年同期比21.2%増の21,223百万円)による営業利益率の低下圧力
  • 法人税等の支払額増加(前年同期28,220百万円→当期43,178百万円)による営業CFの圧迫

最終更新: 2025年9月25日