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株式会社メガチップス

6875東証プライム電気機器

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株式会社メガチップス6875

株式会社メガチップス(単一セグメント)

独自アナログ・デジタル技術を基盤とするファブレスLSIメーカー

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)36,169百万円42,326百万円
営業利益(2026年3月期通期)△174百万円2,190百万円
売上高営業利益率(2026年3月期通期)△0.5%5.2%
経常利益(2026年3月期通期)1百万円2,608百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(2026年3月期通期)9,284百万円5,371百万円
1株当たり当期純利益(2026年3月期通期)578.31円306.27円
総資産(2026年3月期末)255,158百万円149,940百万円
純資産(2026年3月期末)185,667百万円118,241百万円
自己資本比率(2026年3月期末)72.4%78.6%
1株当たり純資産(2026年3月期末)12,349.96円6,901.20円
年間配当金(2026年3月期)250.00円140.00円
フリーキャッシュフロー(2026年3月期通期)15,364百万円△136百万円

事業詳細

独自のアナログ・デジタル技術をベースとしたLSIの設計・開発から生産までトータルソリューションを提供するファブレスメーカー。主力のASIC(顧客専用LSI)事業、ASSP(特定用途向けLSI)事業、アミューズメント事業の三本柱で構成。製造は主に海外大手ファウンドリーに委託し、通信インターフェース技術・セキュリティ技術・画像処理技術を強みとする。OA機器・産業機器分野での在庫調整長期化が続く中、アミューズメント分野では底堅い需要を維持。

直近の概況

本業は営業損失も、SiTime株売却益で純利益は大幅増・総資産急拡大

2026年3月期は、OA機器・産業機器分野での在庫調整長期化により売上高は36,169百万円(前期比14.5%減)、営業損失174百万円に転落。一方、SiTime Corporation株式の一部売却による投資有価証券売却益15,150百万円を計上し、親会社株主帰属純利益は9,284百万円(同72.8%増)。SiTime株の株価上昇により投資有価証券が112,718百万円増加し総資産は255,158百万円へ急拡大。自己株式取得14,700百万円・配当2,386百万円を実施。後発事象として2027年3月期にSiTime株40万株の追加売却(売却益37,000百万円見込み)を決定。2027年3月期業績予想は売上高42,000百万円(同16.1%増)、営業利益2,500百万円、純利益27,000百万円を見込む。

主要プロダクト

product
ASIC(顧客専用LSI)

産業機器・OA機器・通信インフラ・画像処理分野向けに、アナログ・デジタル技術や通信インターフェース技術、セキュリティ技術、画像処理技術を活用した顧客専用LSIを提供。通信分野・画像機器分野を新たな成長ターゲットとして事業基盤を強化中。

product
ASSP(特定用途向けLSI)

AIやIoT、5G及び次世代通信の進展を背景に成長分野へのシフトを加速。長距離・低消費電力の無線通信技術を活用したLSIの開発を推進し、幅広い通信ソリューションを提供。Morse Micro社との資本提携による事業化も推進中。

service
LSI設計・開発トータルソリューション

上流設計力を強みに、顧客の要求仕様に基づくLSI設計・開発から、海外ファウンドリーへの製造委託、品質管理までを一貫して提供。アミューズメント分野ではメモリ技術・セキュリティ技術を軸とした顧客密着型の開発・サポート体制を維持。

成長ドライバー

  • 生成AI・IoT・5G進展に伴う産業機器・通信インフラ分野での半導体需要拡大
  • Morse Micro社との資本提携による長距離・低消費電力無線通信LSIの事業化推進
  • ASIC事業における通信分野・画像機器分野への新たな成長ターゲットシフトとビジネス基盤強化
  • SiTime Corporation株式の計画的売却(2030年度に持株比率5%程度まで縮減)による成長投資・株主還元原資の確保
  • アミューズメント事業における顧客密着型提案活動とメモリ・セキュリティ技術を軸とした差別化によるシェア拡大
  • 中長期目標(売上規模800億円・営業利益100億円・営業利益率10%以上・ROE8%以上)に向けた事業ポートフォリオ最適化
  • スタートアップ企業への事業投資・M&A・大学との共同研究開発による新規事業創出

リスク

  • OA機器・産業機器向けASIC事業における在庫調整の長期化と市場需要回復の遅延
  • SiTime Corporation株式の時価変動が総資産・純資産・繰延税金負債に与える大きな影響(投資有価証券が総資産の84%を占める)
  • 主要顧客への売上集中リスク(アミューズメント分野の顧客依存)
  • 円安・円高を含む為替相場の激しい変動による業績への影響
  • 地政学リスク(サプライチェーン混乱・原材料価格変動・米欧との貿易摩擦)による世界経済の不確実性
  • ファブレスモデルに伴う海外ファウンドリーへの製造依存リスクとサプライチェーン変動
  • Morse Micro社等非上場スタートアップ投資における超過収益力毀損リスクと評価損計上の可能性
  • 投資有価証券売却益に依存した純利益構造(本業の営業損益が赤字転落)

最終更新: 2026年6月24日