市場環境・設備投資動向リスク
官公庁・大学・自動車・電気機器・鉄鋼等の幅広い分野に製品・サービスを販売しているが、主要市場である国内の経済環境や設備投資動向が大幅に悪化した場合、製品受注の減少や在庫の陳腐化により業績に影響を及ぼす可能性がある。また、海外展開の進展に伴い、海外各国の経済環境・為替相場の変動・法的規制の変更も業績に影響し得る。対応策として事業の海外展開を進め、需要基盤の多様化を図っている。
技術開発・代替技術出現リスク
ひずみゲージをコアスキルとするセンサ・測定器関連機器の研究開発を行っているが、計測機器業界の技術進歩は目覚ましく、応力計測分野の総合メーカーとして広範囲に技術優位を確保することが困難となる場合がある。急激な技術進歩や予期しない代替技術の出現により需要が低下し、業績に影響を及ぼす可能性がある。技術部門へ経営資源を優先的に投入し、常に技術動向に注意を払いながら技術開発・製品開発に取り組んでいる。
アジア諸国との競争激化リスク
中国をはじめとするアジア諸国の品質・技能の向上が目覚ましく、今後品質面での競争力を失った場合、賃金格差と相俟って一部製品の価格競争が激化し業績に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは応力計測に関する長い経験・ノウハウおよび高スキルの技能者による高品質・高性能製品を強みとしているが、その優位性が侵食されるリスクがある。現時点では具体的な対抗策の詳細は有報に明示されていない。
熟練技能者の人材リスク
多品種少量生産のため一部労働集約的な生産形態があり、製品品質・生産能力が技能者のスキルに依存する部分が少なくない。熟練技能者の高齢化や退職により技術・技能の継承が滞った場合、生産活動および業績に影響を及ぼす可能性がある。これに対し、伝承スキルの顕在化と後継者の計画的育成に取り組んでいる。
原材料・部品の調達リスク
製品に使用する原材料および部品等をグループ外の供給業者から調達しており、電子部品等の長納期化が一部で継続している。調達環境がさらに悪化した場合、生産活動および業績に影響を及ぼす可能性がある。また、製造工程の一部を外注化しており、外注先およびその仕入先の倒産等が発生した場合も生産活動に影響が生じ得るため、生産管理・品質管理面での適切な指導を実施している。
製品品質・リコールリスク
ISO9000シリーズの品質管理基準に従い製品を製造しているが、予期せぬ事情によりリコール等が発生した場合、信頼性を毀損し業績に影響を及ぼす可能性がある。製造物責任賠償については保険に加入しているものの、最終的な賠償額が全額カバーされる保証はなく、財務的損失が生じるリスクがある。全製品・商品について欠陥が発生しないよう品質管理を継続的に実施している。
売掛債権の貸倒リスク
取引先の財務諸表等を基に与信枠を設定し与信管理を行っているが、取引先の急激な財務状態の悪化等により不良債権が発生し、業績に影響を与える可能性がある。与信管理体制を整備しているものの、急激な財務悪化には対応が後手に回るリスクがある。
保有資産の時価変動リスク
有価証券等の金融資産を保有しているため、時価の変動により業績に影響を及ぼす可能性がある。また、工場設備等の固定資産についても、収益性の低下や時価の変動により減損損失等が発生し業績に影響を与える可能性がある。これらの資産価値変動リスクに対する具体的なヘッジ手段は有報に明示されていない。
自然災害・突発事故リスク
事業所および生産拠点が大規模地震・台風・洪水等の自然災害や火災等の突発的な事故により重大な被害を受ける可能性がある。生産・出荷の遅延等により営業活動が影響を受けた場合、または破損設備の復旧・修復に多大な費用が発生した場合、業績に影響を及ぼす。有報上、具体的なBCP(事業継続計画)の詳細は明示されていない。
情報セキュリティリスク
取引先情報・開発情報等の内部機密・重要情報を保持しており、情報セキュリティの対応策を策定し取り組んでいる。しかしながら、不測の事故等により情報流出が発生した場合、損害賠償請求や社会的信用の低下によって業績に影響を及ぼす可能性がある。サイバー攻撃の高度化・多様化を踏まえると、継続的な対策強化が求められる状況にある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月28日

