アズビル株式会社6845
ビルディングオートメーション(BA)事業
建物市場向けに空調制御・セキュリティ等のフルラインナップを提供するazbilグループの中核事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 156,351百万円 | 148,770百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期) | 28,901百万円 | 24,363百万円 | ↑ |
| セグメント利益率(通期) | 18.5% | 16.4% | ↑ |
| 受注高(通期) | 163,750百万円 | 153,640百万円 | ↑ |
| 受注残高(通期末) | 98,792百万円 | 90,350百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 100,312百万円 | 88,662百万円 | ↑ |
事業詳細
商業建物・生産施設等を対象に、ビルディングオートメーションシステム、セキュリティシステム、空調設備用コントローラ、各種センサ・バルブまでを自社開発・製造し、計装設計から販売・エンジニアリング・サービス・省エネソリューション・設備運営管理まで一貫体制で提供する。国内都市再開発需要・既設建物改修需要・海外市場拡大を背景に、グループ内で最大の売上規模を誇る。AIやクラウド等の技術活用、データセンター市場向けソリューション強化も推進している。
直近の概況
売上高・利益率ともに大幅改善、受注残も過去最高水準に積み上がる
2026年3月期のBA事業は、新設建物向け分野が前期の大型案件計上の反動で減少したものの、負荷平準化の進展により既設・サービス分野が着実に増加し、海外事業も伸長。売上高は前期比5.1%増の156,351百万円、セグメント利益は人件費・DX関連費用・外注費の増加があったものの増収効果と価格転嫁を含む収益力強化により前期比18.6%増の28,901百万円(利益率18.5%)を達成。受注高も新設・既設・海外それぞれで大型案件を計上し前期比6.6%増の163,750百万円、受注残高は98,792百万円と豊富な受注残を確保した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内都市再開発計画に基づくオフィスビル向け新設需要の高水準継続
- 省エネ・CO₂排出量削減対策を含む既設建物改修案件の堅調な需要
- 負荷平準化・DX推進による施工効率化と収益性向上
- データセンター市場の拡大および他社との提携を含むソリューション力強化
- 海外市場(現地ビルオーナー・グローバルアカウント顧客)での事業成長
- 価格転嫁を含む収益力強化施策の継続的な効果
- AI・クラウドを活用したクラウドアプリケーション開発等の独自ソリューション強化
リスク
- 人件費・DX関連費用・外注費の増加による利益圧迫
- 施工・サービス人員のリソース制約(受注消化能力の限界)
- 大型案件の計上タイミングによる四半期間の売上変動(季節性)
- 地政学的リスク(中東情勢等)によるマクロ経済・資源価格・物流への影響
- 海外市場における競合激化および現地ビルオーナー開拓の難易度
最終更新: 2026年6月19日

