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横河電機株式会社

6841東証プライム電気機器

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横河電機株式会社6841

制御事業

横河電機の売上高の約93%を占めるコア事業で、プロセス産業向け総合ソリューションを提供

期間今期前期増減率
売上高565,523百万円528,302百万円
営業利益75,155百万円77,582百万円
営業利益率13.3%14.7%
受注高570,881百万円564,268百万円

事業詳細

石油・ガス・化学・電力・医薬品・食品等の多様な業種向けに、現場センサから生産制御システム、各種ソフトウエア、ライフサイクルサービスまでを一貫提供する。国内外で高いシェアを有し、中東・アフリカ、欧州・CIS、東南アジアを中心にグローバル展開。エネルギー&サステナビリティ、マテリアル、ライフの3サブセグメントで構成され、世界中で4万件以上のプロジェクト納入実績を持つ。

直近の概況

売上高は前期比7.0%増の565,523百万円も、粗利率悪化で営業利益は3.1%減

2026年3月期の制御事業は、前期までに受注した大型案件の売上寄与等により売上高が565,523百万円(前期比37,221百万円増)と増収となった。一方、営業利益は75,155百万円(前期比24,427百万円減)と減益。ビジネス構成比の変動影響、一部地域での市場価格の下落、戦略的案件受注に伴う一過性の工事損失引当金計上などが粗利率を悪化させた。受注高は570,881百万円と前期比6,613百万円増加し、堅調なエネルギー需要を背景に積み上がりが続いている。2027年3月期予想は売上高573,000百万円(前期比+1.3%)、営業利益76,500百万円(前期比+1.8%)と緩やかな回復を見込む。

主要プロダクト

product
生産制御システム(DCS)

石油・ガス・化学・電力等のプロセス産業向けに、プラント全体の生産プロセスを統合管理する分散型制御システム。高い信頼性と安全性を特長とし、グローバルで高いシェアを有する。

product
フィールド機器(流量計・伝送器・分析計)

流量計、差圧・圧力伝送器、プロセス分析計等、プラント現場での計測・制御に用いるフィールド機器群。高精度・高信頼性を特長とし、DCSと連携してプロセス最適化を実現する。

service
ライフサイクルサービス

プラントの設計・建設から運転・保守・改造・廃棄に至るライフサイクル全体を通じて、顧客の設備稼働率向上やコスト削減を支援するサービス事業。安定的な収益基盤を形成する。

platform
生産性向上ソフトウエア

プロセス最適化、資産管理、安全管理等、プラントの生産性・安全性・信頼性向上を目的とした各種ソフトウエア。IA2IA・Smart Manufacturingの実現に向けたSoS型ビジネスの中核を担う。

product
共焦点スキャナ

ライフ事業セグメントにおける主要製品。バイオ・医薬品分野の研究・製造プロセス向けに高精度な光学計測を提供する。

成長ドライバー

  • エネルギー・トランジションを背景とした中長期的な顧客投資需要の底堅い推移
  • 前期までに受注した大型案件の売上寄与による売上高の継続的な増加
  • 中東・アフリカ地域における旺盛なエネルギー投資と受注高の積み上がり
  • GS2028に基づくIA2IA・Smart Manufacturingへの需要拡大とSoS型ビジネスの推進
  • ライフサイクルサービス事業の拡大による安定的な収益基盤の強化
  • Web Synergies (S) Pte. Ltd.等のM&Aによる事業領域・地域の拡大

リスク

  • ビジネス構成比の変動や一部地域での市場価格下落による粗利率の悪化
  • 戦略的案件受注に伴う一過性の工事損失引当金計上リスク
  • 中東情勢をはじめとする地政学リスクの顕在化による顧客の投資意思決定の遅れ
  • 為替変動リスク(円高進行時に売上高・営業利益を押し下げ)
  • 中国経済活動の停滞長期化による市場低迷の継続
  • 原油価格の急激な変動による顧客投資意欲への影響
  • 貿易規制・関税引上げ政策等のビジネス環境変化
  • 先行投資費用・人件費等の販管費増加による利益率への圧迫

最終更新: 2026年6月18日