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6810東証プライム電気機器

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エネルギー

一次電池を成長軸に据えた電池・エネルギー事業セグメント

期間今期前期増減率
売上高42,458百万円42,453百万円
営業利益2,065百万円2,388百万円
セグメント資産42,514百万円-(前期比較値は本資料未記載)
減価償却費1,550百万円-(前期セグメント別値は本資料未記載)
有形固定資産及び無形固定資産の増加額8,021百万円-(前期セグメント別値は本資料未記載)

事業詳細

耐熱コイン形リチウム電池・筒形リチウム電池などの一次電池、コイン形リチウム二次電池・全固体電池などの二次電池を製造販売する。医療機器用・インフラ用途向け一次電池を主要成長領域と位置づけ、アナログコア技術(混合分散・精密塗布・高精度成形)を競争優位の源泉とする。当期は角形リチウムイオン電池の生産終了による減収があったものの、一次電池の好調な販売により全体売上はほぼ横ばいを維持した。なお、中国子会社Wuxi Maxell Energy Co., Ltd.は当期に持分譲渡により連結除外となった。

直近の概況

一次電池好調も原材料費高騰・開発費増で営業利益は13.5%減

2026年3月期のエネルギーセグメントは、生産終了した角形リチウムイオン電池の減収があったものの、医療機器用・インフラ用途向け一次電池の販売好調により売上高は前期比5百万円増の42,458百万円とほぼ横ばいを維持した。一方、営業利益は一部原材料費の高騰と全固体電池の開発費増加により13.5%(323百万円)減の2,065百万円となった。また、中国子会社Wuxi Maxell Energy Co., Ltd.の全持分を持分譲渡し連結除外とした。2027年3月期の売上高見通しは53,000百万円(前期比24.8%増)、営業利益見通しは3,100百万円(同50.1%増)と大幅な回復を計画している。

主要プロダクト

product
リチウム一次電池(耐熱コイン形・筒形)

耐熱コイン形リチウム電池は車載タイヤセンシング(TPMS)向けで世界トップシェアを維持。筒形リチウム電池はスマートメーター(ガス・水道)向けに展開。医療機器用(CGM機器等)やインフラ用途向けが当期の増収を牽引した。

product
全固体電池

当期は全固体電池の開発費増加が営業利益を圧迫する要因となった。中期経営計画MEX26の最終年度に向けて新事業の早期業績貢献を目指している。

product
コイン形リチウム二次電池・充電器・組電池

角形リチウムイオン電池は当期に生産終了となり、ポートフォリオ改革が進展。コイン形リチウム二次電池や充電器・組電池・電極応用製品を継続展開している。

成長ドライバー

  • 医療機器用一次電池(CGM機器向け等)の需要拡大と増産体制構築
  • 車載タイヤセンシング(TPMS)向け耐熱コイン形リチウム電池の世界トップシェア維持・拡大
  • スマートメーター(ガス・水道)向け筒形リチウム電池の市場拡大対応
  • 全固体電池の産業機器用途への量産納入開始と用途拡大による新事業貢献
  • 角形リチウムイオン電池の生産終了によるポートフォリオ改革と収益構造改善

リスク

  • 一部原材料費の高騰と販売価格への転嫁タイムラグによる利益圧迫
  • 全固体電池の開発費増加による短期的な利益への影響
  • 自動車市場の成長鈍化による車載用一次電池・耐熱CR需要への影響
  • 米国の関税措置・地政学リスクによるグローバル市場の減速
  • 全固体電池の量産立ち上げ遅延リスク

最終更新: 2026年6月24日