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6807東証プライム電気機器

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日本航空電子工業株式会社6807

コネクタ事業

JAEの主力事業。自動車・携帯機器・産機向けコネクタを世界規模で製造・販売。

期間今期前期増減率
売上高199,205百万円192,825百万円
セグメント利益11,867百万円17,654百万円
セグメント資産122,300百万円109,012百万円
減価償却費17,285百万円17,841百万円
有形・無形固定資産増加額22,009百万円15,458百万円
セグメント利益率5.9%9.2%

事業詳細

スマートフォンを中心とする携帯機器向け、ADAS・ECU等を含む自動車向け、FA・工作機械・通信ネットワーク機器等の産機・インフラ向けを中心に、ゲーム機器向けなど幅広い分野で各種コネクタを製造・販売する。国内外の製造・販売子会社を擁しグローバルに事業展開。2026年3月期の連結売上高に占める比率は約87%(199,205百万円/227,872百万円)と引き続き中核セグメントの地位を維持している。

直近の概況

売上増収も原材料急騰・新製品立上げコストで利益が大幅に圧迫された。

2026年3月期のコネクタ事業は売上高199,205百万円(前期比+3.3%)と増収を確保したものの、セグメント利益は11,867百万円(前期比△32.8%)と大幅減益。主因は金・銅等の主要原材料価格が期後半にかけて急騰したことに加え、自動車・携帯機器市場向け新製品の立上げに伴うコストが想定を上回ったこと。設備投資は22,009百万円と前期比大幅増加し、次期成長に向けた新製品生産用設備への投資を積極化している。また、メキシコ子会社JAE Tijuana, S.A. de C.V.を第1四半期より連結範囲に追加した。

主要プロダクト

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自動車向けコネクタ(ADAS・ECU等)

自動車の電装化・ADAS進化を背景に需要が拡大。2026年3月期の自動車向け売上高はコネクタ事業単体で111,048百万円(前期107,119百万円)と増収。一方、電動車の成長鈍化や欧州・中国市場での一部メーカー販売不振が影響し、新製品立上げコストも発生した。

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携帯機器向けコネクタ

2026年3月期の携帯機器向け売上高は65,193百万円(前期66,864百万円)と微減。地域・製品毎に需要状況が異なる中、全体では微増にとどまった市場環境を反映。新製品立上げに伴うコストが発生し利益を圧迫した。

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産機・インフラ向けコネクタ

2026年3月期の産機・インフラ向け売上高はコネクタ事業単体で17,576百万円(前期14,503百万円)と増収。一部FA向けで上向く動きが見られたものの、本格的な回復には至らなかった。AIやデータセンタ普及を背景とした半導体製造装置・工作機械需要の回復が次期以降の期待材料。

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ゲーム機器向けコネクタ

コネクタ事業のその他カテゴリに含まれる。2026年3月期のその他売上高はコネクタ事業単体で5,386百万円(前期4,338百万円)と増加。

成長ドライバー

  • 自動車向けADAS関連製品の伸長および電装化進展に伴う車載コネクタ需要の拡大
  • グローバルマーケティング強化と新製品開発スピードアップによる受注・売上拡大
  • 内製化推進による工場稼働率改善および設備効率化によるコストダウン
  • 産機・インフラ市場におけるAI・データセンタ普及を背景とした半導体製造装置・工作機械向け需要回復期待
  • 新製品生産用設備への積極投資(22,009百万円)による将来的な生産能力・競争力強化
  • メキシコ拠点(JAE Tijuana)の連結化による北米市場での生産・販売体制強化

リスク

  • 金・銅をはじめとする主要原材料価格の高止まり・急騰によるコスト増
  • 自動車向け新製品立上げに伴う試作費・仕損費の発生による利益圧迫
  • 携帯機器市場における需要の地域・製品間格差および全体的な伸び悩み
  • 電動車(EV)の成長鈍化および欧州・中国市場での自動車メーカー販売不振
  • 産機・インフラ市場の本格回復遅延
  • 米国関税政策の発動による世界的な景気減速リスクおよびサプライチェーンへの影響
  • 中東情勢悪化に伴う原油・エネルギー価格上昇による調達コスト増・リードタイム長期化

最終更新: 2026年6月19日